昭和42年第一次ダイヤ改正実施
7/1
長野原線(現・吾妻線)開業に伴う、
土讃本線 阿波池田〜高知間CTC化 7/1
東京都交通局、都電撤去の年次計画を発表、5年後の39路線全廃をめざし、この年は18路線を撤去
7/1
中央線東京〜高尾間に特別快速電車運転開始 7/3
平日1日18本を運転、立川〜新宿間は26分で運転
信号場廃止山辺 複線化越後川口〜山辺(信号場)
7/4
柚木線 水害で全線不通 7/9
水間鉄道 貝塚市役所前駅開業 7/10
新幹線一億人輸送達成 7/13
信越本線 【複線化】 軽井沢〜中軽井沢 7/18
臨時特急「そよかぜ」157系で運転開始 7/20〜9/23
東京〜中軽井沢間に土曜・休日を中心に運転、なお9月以降は181系が投入された。
気仙沼線【駅新設】最知 7/20
日豊本線【複線化】椎田〜豊前松江 7/20
常磐線 【複線化】 草野〜四ツ倉間 7/22
東北本線 【複線化】 滝見信号場〜小鳥谷駅間が複線化。滝見信号場廃止
7/25
東北本線 【複線化】 三沢駅〜姉沼信号場間 7/30
日豊本線【複線化】築城〜椎田 7/31
天塩鉄道廃止 7/31
天塩炭礦鉄道【廃止】全線(-25.4km)。天塩鉄道バス株式会社に社名変更
青函連絡船で自動車航送を増便 8/1
青函連絡船は6月から1・2・209・208の各便で自動車航送を行っているが、9月20日までの夏期間のみ253・258便(夜行便)を増便
社名変更 8/1
日本硫黄観光鉄道(川桁〜沼尻間 15.6km)→磐梯急行電鉄
同線は現在762mmの鉄道であるが1067mmに拡幅、国鉄から直通乗入れを計画中
公団に海峡線調査部新設 8/1
日本鉄道建設公団では、青函トンネル調査工事と本四連絡鉄道橋調査の本格化に伴い、海峡線調査部を新設、その下に青函調査課と本四調査課を置くこととした。
山形民衆駅開業 8/1
呉線【仮停車場廃止】狩留賀浜、安芸浜崎 8/1
日豊本線【仮乗降場廃止】心岳寺 8/1
地下鉄東西線完成試運転開始 8/1
営団地下鉄東西線大手町〜東陽町間(5.6km)は9月14日の営業運転に備え、試運転を開始
海上コンテナ輸送開始 8/5
国鉄においてもトラ7000形を改造した貨車で、国際海上コンテナを糸崎〜品川間で輸送に着手。
初荷は三菱重工が受注した米国マトソン社の海上コンテナ(空荷)140個
日豊本線【複線化】仏崎(信号場)〜西大分 【信号場廃止】仏崎
8/9
白糠線工事計画認可 8/9
運輸省(現・国土交通省)は建設公団申請の白糠線(白糠〜足寄間 75kmのうち、白糠〜上茶路間26kmは39年から営業開始)足寄〜釧路二股間41kmの工事実施計画を認可。同線は上茶路〜釧路二股間も現在着工中で、これで全線着工となる。規格は丙線単線・非電化方式。昭和50年度完成予定
複線化 8/10
日豊本線 立石〜西屋敷間
阪神西大阪線建設工事開始 8/10
阪神電鉄では、同社西大阪線を都心に乗入れ、近鉄の難波乗入計画のもと39年度までの第一期工事を完了したが、今回二期工事として、西九条〜九条間に着手。昭和44年12月完成の予定
湖西線建設工事開始 8/10
東海道線山科から琵琶湖西岸を通り、北陸線沓掛信号場に至る湖西線は、湖北海津付近の峰山トンネル掘削工事から着工。着工時期は原案より2年遅い
名立トンネル導坑開通 8/10
北陸線複線化で残る糸魚川〜直江津間の6トンネル(長浜・木浦両トンネルは既貫通)中、名立トンネルが貫通、頸城トンネルの4〜5工区も貫通、未開通は頸城の1〜3工区と浦本・湯殿両トンネルで、いずれも本年中に貫通の見こみ。
複線化 8/12
東北本線 東白石〜北白川間
日豊本線 立石〜西屋敷間
常磐線全線電化 8/12
電気蒸気機関車併結による練習運転開始
山陽電気軌道 下関駅〜彦島口間を、平日朝夕のみの営業とする
8/12
新駅開業 8/13
下郡信号場 日豊電化に伴う下郡電車基地への出入りのため設置されるもの。
日豊電化 試運転電車運転8/15
練習運転開始は18日から
複線化 8/17
名古屋鉄道広見線 犬山〜富岡前間 8/17
社名変更 8/18
流山電気鉄道会社→流山電鉄会社
常磐線 草野〜岩沼間交流電化
常磐線全線電化完成 8/20
常磐線 草野〜岩沼間の交流電化により、全線電化完成
8/20
複線化 8/22
北陸本線 滑川〜東滑川間
東京地下ホーム建設工事着工 8/26
総武線と東海道線が駅前広場に乗り入れる東京地下駅ホーム工事は、地下25mとなるため、土質調査から開始
京阪神急行(現・阪急)梅田駅改良第1期工事完成
8/27
日本海縦貫線全線自動信号化 8/28
米原〜青森間935km中、最後に残った越後広田〜西高塚山間の完成により、北陸・信越・羽越・奥羽の四線からなる日本海縦貫線は、自動信号により全線結ばれることに。
羽越本線 羽越水害。羽越線も被害にあい運休 8/28
静岡鉄道駿遠線 新袋井〜 新三俣間 17.4kmを廃止。旧・中遠鉄道区間全廃
8/28
東北本線 【複線化】 桑折駅〜藤田駅間 8/29
北陸本線 【複線化】 小川信号場〜泊間 8/29
信越本線
信号場廃止西塚山 複線化長鳥〜西塚山(信号場) 8/29
日豊本線【複線化】新田原〜築城 8/30
同区間は電化のため架線が築城自衛隊基地のジェット機離着陸に支障するため、迂回線を建設。
日豊線電化区間中最後に残った区間、これにより全線通しの練習運転が可能となった。
神領電車区基地起工式挙行 8/31
瑞波まで完成した中央西線の電化は、中津川までの複線電化延長工事進捗に伴い、大規模な電車基地を建設することになった。43年中津川電化時点で210両、45年度の長野電化までに410〜600両収用の大電化基地となる計画
営業廃止 柚木線 8/31
日本最高の赤字線(昭和42年現在)の廃止が8月12日の国鉄理事会で決定、営業係数は4364で2位は根北線の1697であった。
営業休止 8/31
東前橋 同駅休止は両毛線電化促進のためで、ホーム撤去の上複線化工事を実施
信号場廃止妙見 複線化小千谷〜妙見(信号場) 9/1
柚木線 左石〜柚木間全線廃止 9/1
上越線 複線化 小出〜越後堀之内 9/8
東武鉄道東上本線 【複線化】
坂戸町〜高坂間 9/9
運輸省、大手私鉄14社の輸送力増強5ヶ年計画を発表。車両新造及び既設線の高架化などが中心
9/11
東北本線 【複線化】 伊達駅〜桑折駅間 9/13
上越線 【複線化】 大沢〜六日町 9/13
紀勢本線 【複線化】 藤並〜紀伊宮原間 9/14
営団東西線 大手町〜東陽町間(5.1km)開業
9/14
東北本線 【複線化】
岩手川口〜沼宮内間 滝沢駅移転 9/15
日豊本線【交流電化】新田原〜幸崎 9/15
福島交通飯坂東線 聖光学園前〜湯野町間を飯坂線との競合線でもあるため廃止
9/16
紀勢本線 【複線化】 藤並〜紀伊宮原間 9/17
鹿児島本線【複線化】南荒尾〜長洲間 9/19
北陸本線 【複線化】
入善〜小川信号場間。小川信号場廃止 9/20
羽越本線 【複線化】道川〜下浜 9/21
信号場廃止 下条 複線化下条(信号場)〜宮内 9/21
中央東線 【複線化】
木船信号場〜茅野間。木船信号場廃止 9/22
予讃本線 【複線化】香西〜鬼無間 9/22
伊豆箱根鉄道
伊豆長岡〜修善寺間自動閉塞化 9/22
ドリームランドモノレール、開業1年足らずで橋脚に亀裂が見つかりこの日限りで運行休止
9/23
車両の重量超過など設計時の計画ミスが原因とされている。
東北本線 【複線化】 船岡駅〜槻木駅間 9/26
鹿児島本線【複線化】肥後伊倉〜木葉間 9/26
日豊本線【信号場新設】徳浦 9/27
新清水トンネル(13,500m)開通により上越線全線複線化
9/28
東北本線 【複線化】 瀬上駅〜伊達駅間 9/28
信越本線 【複線化】 北高崎〜群馬八幡 9/28
関西本線 【複線化】 天王寺〜平野間 9/28
東北本線 【複線化】 滝沢〜渋民間 9/29
北陸本線 【複線化】 越中宮崎〜市振間 9/29
紀勢本線 【複線化】 紀伊宮原〜箕島間 9/29
近畿日本鉄道
八戸ノ里車庫が東花園車庫へ移転 9/29
鹿児島本線【複線化】宇土〜松橋間 9/30
大阪市営地下鉄 4号線谷町四丁目〜森ノ宮間(1.3km)開業
9/30
石北本線【仮乗降場廃止】下相ノ内 10/1
室蘭本線【信号場→仮乗降場】小幌 10/1
東北本線 【複線化】 与野駅〜大宮駅間電車線2線を増設し6線化
10/1
日豊線 大分〜幸崎間 交流電化完成 10/1
青梅線【信号場新設】 東川井 10/1
信号場新設 上越線 北湯檜曽 10/1
特急「あすか」(東和歌山〜名古屋)は、利用者不振から廃止
10/1→40/3/1
時刻改正 10/1
概要
- 東海道新幹線朝タ混雑時の運転間隔を「ひかり」「こだま」とも30分を20分とし、週末または季節列車を主体に「ひかり」5往復,「こだま」下り8本上り7本増発。(3−3)ダイヤ
- 東京以西新大阪一博多間急行「海星」を特急電車「月光」に格上げ,昼・夜行兼用特急形寝台電車の使用開始。
新大阪佐世保・大分間特急気動車「みどり」の大分編成を分離、大分行特急電車「みどり」に変更。
世界発の581系寝台特急電車を使用開始
佐世保編成は大阪〜宮崎間特急気動車「いそかぜ」に併結。
門司港〜西鹿児島間特急気動車「有明」1往復新設。
新宮〜天王寺及ぴ自浜〜天王寺間特急気動車「くろしお」各1往復増発。
名古屋〜東和歌山間特急気動車「あすか」廃止。
- 東京以北東北・上信越線特急,急行電車の一部を東京に乗入れ。上越線上野〜新潟間特急電車は下り15分短縮4時間30分運転とする
山陽線で連結されていた、パーラーカークロ181は一部をクロハに変更
この措置により、宇野特急「うずしお」、「ゆうなぎ」はクロ181、「しおじ」・「しおかぜ」にはクロハが連結されることに。
室蘭本線【信号場→仮乗降場】小幌 10/1
石北本線【仮乗降場廃止】下相ノ内 10/1
天北線【仮乗降場廃止】北頓別(浜頓別〜山軽間。新設日不明)
10/1
筑肥線【優等列車廃止】急行「からつ」廃止 10/1
高尾線として北野〜山田間が復活 10/1
京王高尾線
山田〜高尾山口間開業。御陵線のうち北野〜山田間を高尾線として復活。片倉駅を京王片倉駅に改称
広島電鉄 宇品電停(2代目)移転。0.2km延長
10/1
伊予鉄道横河原線 平井〜横河原間が電化
10/1
北海道拓殖鉄道
瓜幕〜東瓜幕間廃止 10/1
国鉄労組、米軍の軍需物資輸送拒否の方針を決定
10/5
20日に、三沢、立川など全国15拠点で順法闘争
阪急今津線、伊丹線 神戸線、架線電圧を600Vから1500Vに昇圧
10/8
鉄道記念日に際して、準鉄道記念物に指定 10/14
キハ01−3気動車、北海道手宮鉄道記念館内(当時は旭川車両管理所内)
旧函館駅所在地 函館市海岸町
国産アプト式鉄道 信越本線横川駅構内
九州鉄道株式会社株主総会報告 門司鉄道管理局内(当時)
九州鉄道運輸法規類纂 門司鉄道管理局内(当時)
新宿〜京都間に旅客付随自動車料金切符を発売開始(オート・工クスブレス)
10/14
羽越本線 【複線化】村上〜間島 10/14
羽越本線 【信号所廃止】矢引 【複線化】三瀬〜矢引信号場
10/17
横浜線 【複線化】 菊名駅〜新横浜駅間。複線化開始 10/22
西武 武蔵野線
【複線化】小手指〜武蔵藤沢間
10/28
宗谷本線【駅廃止】西永山 11/1
三軒家信号所〜西青山間、大三〜亀谷信号所間、高野信号所〜川合高岡〜宮古分岐(中川短絡線分岐点)間複線化
11/1
明知線 岩村〜山岡間に花白駅新設 11/5
乗客増加で、新幹線増発を計画するも、電留線の不足で増発が微妙、6編成を新たに増やせるかどうか再検討が必要と新聞報道
11/7
仙台市電 電車ワンマンカー運行開始 11/7
新幹線三島駅を昭和44年5月1日を目標に設置を決定
11/9
福島交通社長、従業員を全員解雇 11/10
ワンマン経営が問題になっていた、福島市の福島交通社長、全従業員解雇と電車・バス全面運休を社告
阪神電鉄 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧
11/12
石北本線【仮乗降場名改称】野上→新栄野 11/15
新幹線雪害防止用の地上散水設備(スプリンクラー)が完成
11/25
能勢電鉄 川西能勢口〜鶯の森間複線化 11/30
常磐線 103系電車運用開始 12/
羽越本線 【複線化】 加治〜金塚 12/1
唐津線【貨物支線廃止】 多久〜柚ノ木原(-1.4km) 【駅廃止】(貨)柚ノ木原
12/1
羽後交通株式会社【一部廃止】西馬音内〜梺
12/1
東武鉄道東上本線 一部8両運転開始 12/1
近畿日本鉄道 ATS使用開始 12/4
石川・富山など9府県代表による「北回り新幹線建設促進同盟会」を結成、陳情活動を開始
12/8
都電銀座線を始め9系統を廃止。 12/9
国労、国鉄当局が提案した「5万人合理化」と米軍需物資輸送に反対して順法闘争を実施
12/12〜12/14
東北本線 金田一〜目時間を複線新線に切り替え
目時駅移転 12/14
動労、反合理化闘争第一波、研修新体制、助士反対に対する闘争
12/15
近畿日本鉄道
東花園駅東方〜瓢箪山駅西方間高架化完成 12/15
東北本線 【複線化】 浅虫駅〜野内駅間 12/16
名古屋鉄道岐阜市内線、揖斐線直通の急行を運転開始
12/17
呉市電廃止 12/17
東京都電、銀座線などを廃止 12/19
大糸線 松本(信濃森上)〜南小谷間電化完成 12/20
近鉄「12200系、スナックカー」運転開始
12/20
遠州鉄道
遠州八幡(現:八幡)〜西鹿島間CTC化 12/22
札沼線 【新設】東篠路 12/25
常磐線 103系電車運用開始12/