昭和42年後半編

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鉄道ニュース 昭和42年第一次ダイヤ改正実施 7/1
長野原線(現・吾妻線)開業に伴う、

土讃本線 阿波池田〜高知間CTC化 7/1

東京都交通局、都電撤去の年次計画を発表、5年後の39路線全廃をめざし、この年は18路線を撤去 7/1

中央線東京〜高尾間に特別快速電車運転開始 7/3

平日1日18本を運転、立川〜新宿間は26分で運転

信号場廃止山辺 複線化越後川口〜山辺(信号場) 7/4

柚木線 水害で全線不通 7/9

水間鉄道 貝塚市役所前駅開業 7/10

新幹線一億人輸送達成 7/13

信越本線 【複線化】 軽井沢〜中軽井沢 7/18

臨時特急「そよかぜ」157系で運転開始 7/20〜9/23
東京〜中軽井沢間に土曜・休日を中心に運転、なお9月以降は181系が投入された。

気仙沼線【駅新設】最知 7/20

日豊本線【複線化】椎田〜豊前松江 7/20

常磐線 【複線化】 草野〜四ツ倉間 7/22

東北本線 【複線化】 滝見信号場〜小鳥谷駅間が複線化。滝見信号場廃止 7/25

東北本線 【複線化】 三沢駅〜姉沼信号場間 7/30

日豊本線【複線化】築城〜椎田 7/31

天塩鉄道廃止 7/31
天塩炭礦鉄道【廃止】全線(-25.4km)。天塩鉄道バス株式会社に社名変更 

青函連絡船で自動車航送を増便 8/1
青函連絡船は6月から1・2・209・208の各便で自動車航送を行っているが、9月20日までの夏期間のみ253・258便(夜行便)を増便

社名変更 8/1
日本硫黄観光鉄道(川桁〜沼尻間 15.6km)→磐梯急行電鉄
同線は現在762mmの鉄道であるが1067mmに拡幅、国鉄から直通乗入れを計画中

公団に海峡線調査部新設 8/1
日本鉄道建設公団では、青函トンネル調査工事と本四連絡鉄道橋調査の本格化に伴い、海峡線調査部を新設、その下に青函調査課と本四調査課を置くこととした。

山形民衆駅開業 8/1

呉線【仮停車場廃止】狩留賀浜、安芸浜崎 8/1

日豊本線【仮乗降場廃止】心岳寺 8/1

地下鉄東西線完成試運転開始 8/1

営団地下鉄東西線大手町〜東陽町間(5.6km)は9月14日の営業運転に備え、試運転を開始

海上コンテナ輸送開始 8/5

国鉄においてもトラ7000形を改造した貨車で、国際海上コンテナを糸崎〜品川間で輸送に着手。
初荷は三菱重工が受注した米国マトソン社の海上コンテナ(空荷)140個

日豊本線【複線化】仏崎(信号場)〜西大分 【信号場廃止】仏崎 8/9

白糠線工事計画認可 8/9

運輸省(現・国土交通省)は建設公団申請の白糠線(白糠〜足寄間 75kmのうち、白糠〜上茶路間26kmは39年から営業開始)足寄〜釧路二股間41kmの工事実施計画を認可。同線は上茶路〜釧路二股間も現在着工中で、これで全線着工となる。規格は丙線単線・非電化方式。昭和50年度完成予定

複線化 8/10

日豊本線 立石〜西屋敷間

阪神西大阪線建設工事開始 8/10

阪神電鉄では、同社西大阪線を都心に乗入れ、近鉄の難波乗入計画のもと39年度までの第一期工事を完了したが、今回二期工事として、西九条〜九条間に着手。昭和44年12月完成の予定

湖西線建設工事開始 8/10

東海道線山科から琵琶湖西岸を通り、北陸線沓掛信号場に至る湖西線は、湖北海津付近の峰山トンネル掘削工事から着工。着工時期は原案より2年遅い

名立トンネル導坑開通 8/10

北陸線複線化で残る糸魚川〜直江津間の6トンネル(長浜・木浦両トンネルは既貫通)中、名立トンネルが貫通、頸城トンネルの4〜5工区も貫通、未開通は頸城の1〜3工区と浦本・湯殿両トンネルで、いずれも本年中に貫通の見こみ。

複線化 8/12

東北本線 東白石〜北白川間
日豊本線 立石〜西屋敷間

常磐線全線電化 8/12

電気蒸気機関車併結による練習運転開始 

山陽電気軌道 下関駅〜彦島口間を、平日朝夕のみの営業とする 8/12

新駅開業 8/13

下郡信号場 日豊電化に伴う下郡電車基地への出入りのため設置されるもの。

日豊電化 試運転電車運転8/15 
練習運転開始は18日から

複線化 8/17

名古屋鉄道広見線 犬山〜富岡前間 8/17

社名変更 8/18
流山電気鉄道会社→流山電鉄会社


常磐線 草野〜岩沼間交流電化 常磐線全線電化完成 8/20

常磐線 草野〜岩沼間の交流電化により、全線電化完成 8/20

複線化 8/22

北陸本線 滑川〜東滑川間 

東京地下ホーム建設工事着工 8/26
総武線と東海道線が駅前広場に乗り入れる東京地下駅ホーム工事は、地下25mとなるため、土質調査から開始

京阪神急行(現・阪急)梅田駅改良第1期工事完成 8/27

日本海縦貫線全線自動信号化 8/28

米原〜青森間935km中、最後に残った越後広田〜西高塚山間の完成により、北陸・信越・羽越・奥羽の四線からなる日本海縦貫線は、自動信号により全線結ばれることに。

羽越本線 羽越水害。羽越線も被害にあい運休 8/28

静岡鉄道駿遠線 新袋井〜 新三俣間 17.4kmを廃止。旧・中遠鉄道区間全廃 8/28

東北本線 【複線化】 桑折駅〜藤田駅間 8/29

北陸本線 【複線化】 小川信号場〜泊間 8/29

信越本線 信号場廃止西塚山 複線化長鳥〜西塚山(信号場) 8/29

日豊本線【複線化】新田原〜築城 8/30

同区間は電化のため架線が築城自衛隊基地のジェット機離着陸に支障するため、迂回線を建設。
日豊線電化区間中最後に残った区間、これにより全線通しの練習運転が可能となった。

神領電車区基地起工式挙行 8/31

瑞波まで完成した中央西線の電化は、中津川までの複線電化延長工事進捗に伴い、大規模な電車基地を建設することになった。43年中津川電化時点で210両、45年度の長野電化までに410〜600両収用の大電化基地となる計画

営業廃止 柚木線 8/31

日本最高の赤字線(昭和42年現在)の廃止が8月12日の国鉄理事会で決定、営業係数は4364で2位は根北線の1697であった。

営業休止 8/31

東前橋 同駅休止は両毛線電化促進のためで、ホーム撤去の上複線化工事を実施

信号場廃止妙見 複線化小千谷〜妙見(信号場) 9/1

柚木線 左石〜柚木間全線廃止 9/1

上越線 複線化 小出〜越後堀之内 9/8

東武鉄道東上本線 【複線化】  坂戸町〜高坂間 9/9

運輸省、大手私鉄14社の輸送力増強5ヶ年計画を発表。車両新造及び既設線の高架化などが中心 9/11

東北本線 【複線化】 伊達駅〜桑折駅間 9/13

上越線 【複線化】  大沢〜六日町 9/13

紀勢本線 【複線化】 藤並〜紀伊宮原間 9/14

営団東西線 大手町〜東陽町間(5.1km)開業 9/14

東北本線 【複線化】 岩手川口〜沼宮内間 滝沢駅移転 9/15

日豊本線【交流電化】新田原〜幸崎 9/15

福島交通飯坂東線 聖光学園前〜湯野町間を飯坂線との競合線でもあるため廃止 9/16

紀勢本線 【複線化】 藤並〜紀伊宮原間 9/17

鹿児島本線【複線化】南荒尾〜長洲間 9/19

北陸本線 【複線化】 入善〜小川信号場間。小川信号場廃止 9/20

羽越本線 【複線化】道川〜下浜 9/21

信号場廃止 下条 複線化下条(信号場)〜宮内 9/21

中央東線 【複線化】 木船信号場〜茅野間。木船信号場廃止 9/22

予讃本線 【複線化】香西〜鬼無間 9/22

伊豆箱根鉄道 伊豆長岡〜修善寺間自動閉塞化 9/22

ドリームランドモノレール、開業1年足らずで橋脚に亀裂が見つかりこの日限りで運行休止 9/23
車両の重量超過など設計時の計画ミスが原因とされている。

東北本線 【複線化】 船岡駅〜槻木駅間 9/26

鹿児島本線【複線化】肥後伊倉〜木葉間 9/26

日豊本線【信号場新設】徳浦 9/27

新清水トンネル(13,500m)開通により上越線全線複線化 9/28

東北本線 【複線化】 瀬上駅〜伊達駅間 9/28

信越本線 【複線化】 北高崎〜群馬八幡 9/28

関西本線 【複線化】 天王寺〜平野間 9/28

東北本線 【複線化】 滝沢〜渋民間 9/29

北陸本線 【複線化】 越中宮崎〜市振間 9/29

紀勢本線 【複線化】 紀伊宮原〜箕島間 9/29

近畿日本鉄道 八戸ノ里車庫が東花園車庫へ移転 9/29

鹿児島本線【複線化】宇土〜松橋間 9/30

大阪市営地下鉄 4号線谷町四丁目〜森ノ宮間(1.3km)開業 9/30

石北本線【仮乗降場廃止】下相ノ内 10/1

室蘭本線【信号場→仮乗降場】小幌 10/1

東北本線 【複線化】 与野駅〜大宮駅間電車線2線を増設し6線化 10/1

日豊線 大分〜幸崎間 交流電化完成 10/1

青梅線【信号場新設】 東川井  10/1

信号場新設 上越線 北湯檜曽 10/1

特急「あすか」(東和歌山〜名古屋)は、利用者不振から廃止 10/1→40/3/1

時刻改正 10/1

 概要

  1. 東海道新幹線朝タ混雑時の運転間隔を「ひかり」「こだま」とも30分を20分とし、週末または季節列車を主体に「ひかり」5往復,「こだま」下り8本上り7本増発。(3−3)ダイヤ
  2. 東京以西新大阪一博多間急行「海星」を特急電車「月光」に格上げ,昼・夜行兼用特急形寝台電車の使用開始。
     新大阪佐世保・大分間特急気動車「みどり」の大分編成を分離、大分行特急電車「みどり」に変更。
     世界発の581系寝台特急電車を使用開始 
     佐世保編成は大阪〜宮崎間特急気動車「いそかぜ」に併結。
     門司港〜西鹿児島間特急気動車「有明」1往復新設。
     新宮〜天王寺及ぴ自浜〜天王寺間特急気動車「くろしお」各1往復増発。
     名古屋〜東和歌山間特急気動車「あすか」廃止。
  3. 東京以北東北・上信越線特急,急行電車の一部を東京に乗入れ。上越線上野〜新潟間特急電車は下り15分短縮4時間30分運転とする

山陽線で連結されていた、パーラーカークロ181は一部をクロハに変更
 この措置により、宇野特急「うずしお」、「ゆうなぎ」はクロ181、「しおじ」・「しおかぜ」にはクロハが連結されることに。

室蘭本線【信号場→仮乗降場】小幌 10/1

石北本線【仮乗降場廃止】下相ノ内 10/1

天北線【仮乗降場廃止】北頓別(浜頓別〜山軽間。新設日不明) 10/1

筑肥線【優等列車廃止】急行「からつ」廃止 10/1

高尾線として北野〜山田間が復活 10/1
京王高尾線 山田〜高尾山口間開業。御陵線のうち北野〜山田間を高尾線として復活。片倉駅を京王片倉駅に改称

広島電鉄 宇品電停(2代目)移転。0.2km延長 10/1

伊予鉄道横河原線 平井〜横河原間が電化 10/1

北海道拓殖鉄道 瓜幕〜東瓜幕間廃止 10/1

国鉄労組、米軍の軍需物資輸送拒否の方針を決定 10/5
 20日に、三沢、立川など全国15拠点で順法闘争

阪急今津線、伊丹線 神戸線、架線電圧を600Vから1500Vに昇圧 10/8

鉄道記念日に際して、準鉄道記念物に指定 10/14

キハ01−3気動車、北海道手宮鉄道記念館内(当時は旭川車両管理所内)
旧函館駅所在地 函館市海岸町
国産アプト式鉄道 信越本線横川駅構内
九州鉄道株式会社株主総会報告 門司鉄道管理局内(当時)
九州鉄道運輸法規類纂 門司鉄道管理局内(当時)

新宿〜京都間に旅客付随自動車料金切符を発売開始(オート・工クスブレス) 10/14

羽越本線 【複線化】村上〜間島 10/14

羽越本線 【信号所廃止】矢引 【複線化】三瀬〜矢引信号場 10/17

横浜線 【複線化】 菊名駅〜新横浜駅間。複線化開始 10/22

西武 武蔵野線 【複線化】小手指〜武蔵藤沢間 10/28

宗谷本線【駅廃止】西永山  11/1

三軒家信号所〜西青山間、大三〜亀谷信号所間、高野信号所〜川合高岡〜宮古分岐(中川短絡線分岐点)間複線化 11/1

明知線 岩村〜山岡間に花白駅新設 11/5

乗客増加で、新幹線増発を計画するも、電留線の不足で増発が微妙、6編成を新たに増やせるかどうか再検討が必要と新聞報道 11/7

仙台市電 電車ワンマンカー運行開始 11/7

新幹線三島駅を昭和44年5月1日を目標に設置を決定 11/9

福島交通社長、従業員を全員解雇 11/10
ワンマン経営が問題になっていた、福島市の福島交通社長、全従業員解雇と電車・バス全面運休を社告

阪神電鉄 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧 11/12

石北本線【仮乗降場名改称】野上→新栄野 11/15

新幹線雪害防止用の地上散水設備(スプリンクラー)が完成 11/25

能勢電鉄 川西能勢口〜鶯の森間複線化 11/30

常磐線 103系電車運用開始 12/

羽越本線 【複線化】 加治〜金塚 12/1

唐津線【貨物支線廃止】 多久〜柚ノ木原(-1.4km) 【駅廃止】(貨)柚ノ木原 12/1

羽後交通株式会社【一部廃止】西馬音内〜梺 12/1

東武鉄道東上本線 一部8両運転開始 12/1

近畿日本鉄道 ATS使用開始 12/4

石川・富山など9府県代表による「北回り新幹線建設促進同盟会」を結成、陳情活動を開始 12/8

都電銀座線を始め9系統を廃止。 12/9

国労、国鉄当局が提案した「5万人合理化」と米軍需物資輸送に反対して順法闘争を実施 12/12〜12/14

東北本線 金田一〜目時間を複線新線に切り替え 目時駅移転 12/14

動労、反合理化闘争第一波、研修新体制、助士反対に対する闘争 12/15

近畿日本鉄道 東花園駅東方〜瓢箪山駅西方間高架化完成 12/15

東北本線 【複線化】 浅虫駅〜野内駅間 12/16

名古屋鉄道岐阜市内線、揖斐線直通の急行を運転開始 12/17

呉市電廃止 12/17

東京都電、銀座線などを廃止 12/19

大糸線 松本(信濃森上)〜南小谷間電化完成 12/20

近鉄「12200系、スナックカー」運転開始 12/20

遠州鉄道 遠州八幡(現:八幡)〜西鹿島間CTC化 12/22

札沼線 【新設】東篠路 12/25

常磐線 103系電車運用開始12/

  ブルーリボン賞 ローレル賞
 近畿日本鉄道 18200系電車 長野電鉄   0系電車 「OSカー」
  新製機関車 ED77形
近代化のあゆみ
電化・無煙化など
一部再掲
草野〜岩沼間 交流電化 8/20
新田原〜大分間 交流電化 9/15
大分〜幸崎間 交流電化 10/1
信濃森上〜南小谷 直流電化 12/20
鉄道関連事件、事故 台風による豪雨で、新幹線大阪運転所構内が浸水、急遽新幹線電車を上り本線に疎開させて車両の浸水を防ぐ 7/9

大阪府南海町(現・阪南市)の南海電鉄箱作駅構内で下り急行電車と上り荷物電車が正面衝突。乗客・乗員93人が負傷 7/24

新宿駅で米軍タンク車と貨車衝突炎上 8/8
午前1時45分頃、国鉄新宿駅構内の中央線で上り貨物列車(2470レ EF1040、石灰石積載ホッパー車20両)と、下りの燃料輸送のタンク列車(2471レ EF15+タンク車18両)が衝突、下りのタンク貨車3両と上り機関車が脱線、タンク車の米軍用ジェット燃料が炎上して付近の線路300mを火の海とした。
 原因はATS警報により確認扱いをshながら、上り貨物列車運転士のブレーキ操作が遅れたことが原因、この事故で1200本の列車が運休し200万人が影響を受けた。
 ホッパー車のブレーキ率が低く停止距離が長かったのも遠因とされた。

貨物列車脱線転覆 8/27

日本海縦貫線、羽越水害でマヒ 8/28

東北本線で貨車脱線 9/24
長雨と複線化工事による地盤の緩みから、東北本線 三沢〜向山間で上り貨物列車が脱線、9両が転覆

東海道線急行列車火災事故 11/15
1時40分頃、東海道線(複線・自動閉塞式)愛知御津〜三河三谷間で、広島行き下り急行客車列車(機関車EF58、現車12両)の食堂車(マシ38形式)から出火し、列車は急停車したが全焼し、食堂従業員2人が死亡、原因は石炭レンジの過熱

世相 労働省、中・高年齢者の職業紹介機関として東京・大阪・名古屋に人材銀行を開設 7/1
大阪府の大部分の地区で冷房タクシーの運賃2割増制が実施される。 7/3→7/31
首都高速環状線が全線開通 7/4
石炭鉱業再建整備臨時措置法公布施行。石炭会社債務の国庫肩代わりなどを規定 7/5
最高裁、大逆事件(明治43年)の生存者坂本清馬らによる特別抗告を棄却、再審に終止符 7/6
閣議、医師法改正案を了承、インターン制の廃止、自主研修制度の創設が目的 7/7
厚生省(現・厚生労働省)。鹿児島・宮崎。三重県に次。熊本・高知・長崎各県を日本脳炎汚染地区に指定 7/8
砂川基地拡張阻止集会、拡張予定地で開催。三派・革マル派全学連と警官隊が衝突、百数十人が負傷 7/9
衆議院本会議、防衛二法改正案、防衛庁職員給与法改正案を可決 7/10
佐藤首相、春闘共闘委の11・12日の国会周辺デモを認める東京地の決定に再び異議申立て 7/11
四日市で、第一回公害問題学習会開催 7/12
三井三池労組一酸化炭素中毒患者家族の会」78人、特別措置法の修正を要求して坑底に座込み 7/14
「リカちゃん」人形が、タカラから発売 7/14
大宮商工会議所、パートタイマー斡旋機関、「労働開発銀行」を開設 7/15
閣議、生産者米価を150kg1万9521円と決定。前年比1644円の引上げ 7/16
日本共産党、北京駐在の砂間一良代表ら2名の処遇に関し中国共産党指導部に抗議、二人に帰国を命令 7/18
名古屋高裁、国と富士山本宮浅間神社の「富士山頂」所有権争いで、神社のものと判決 7/19
公正取引委員会、松下電器産業に対して、家電製品の販売で再販売価格維持行為(ヤミ再販)を止めるように勧告 7/21
住民基本台帳法交付。11月10日施行 7/25
一酸化炭素中毒症特別措置法公布施行。一酸化炭素中毒症の炭鉱労働者に対する保護・救済措置を整備 7/28

公害対策基本法公布、施行8/3(衆議院HP参照)
永久保存を目的とした広島市の原爆ドーム修復工事が完成し、この日完工式を挙行 8/5
「違法建築被害者の会」東京の日本青年館で大会開催、関係省庁の係官を含む約200人が出席 8/6
長崎原爆被害者手帳の会、分裂中の原水禁運動統一を訴え、長崎市平和公園で座り込み 8/7〜8/9
前年11月の全日空機松山沖墜落事故の団体補償交渉、一人あたり800万円で妥結し遺族側と調印 8/8
徳山市漁協、汚染の進む徳山湾で漁業権の一部を1億700万円の補償額で出光興産に譲渡 8/12
労働省、万国博関連の建設労働者確保のため労働者への就労手帳交付を決定と、新聞に 8/14
千葉市で成田空港建設反対派による強制測量阻止の集会(三里塚新国際空港強制測量実力阻止8・15平和集会」が行われ、約500人が県庁で警官隊と衝突 8/15
マレーシア政府、新造船2隻を供与する日本側の戦争最終賠償案(血債協定)の条文を不服として調印を拒否 8/16
東京山谷で、自由労働者による集団乱闘事件発生 8/17〜8/20→山谷
日本共産党、機関紙「赤旗」で中国共産党毛沢東首席を「国際共産主義運動の撹乱者」と非難 8/21
健康保険臨時特例法公布施行(一部9月施行、2年間の時限立法)、初診、入院時の被保険者負担増額など 8/24
和歌山市で42年度国政に関する公聴会が開かれ、佐藤首相は安保条約継続の必要を強調 8/25
原爆医療審議会、体内被曝による小頭症児を原爆症患者として認定するように坊秀男厚生相に答申 8/30
 
四日市喘息患者9人が、石油コンビナート6社に対し慰謝料請求訴訟を大津地裁に提訴 9/1
日韓航空協定締結(5/16)により新設された、大阪〜ソウル間の日航定期便就航 9/3
政府国産第一号原子力船の母港建設予定地を、青森県むつ市と決定 9/5
東京高裁、33年の東京中央郵便局職場離脱事件の差し戻し審で全逓元中央執行委員ら8人に無罪判決 9/6
全国労災・職業病対策実行委員会、初の職業病全国交流集会を開催 9/8
新空港建設による移転を機に競走馬育成を打ち切る成田市の下総御料牧場で、最後の競売が開催される。 9/18
日本・ソウル・ノルウェーがオスロで第22漁期(42〜43年)の南極観測捕鯨規制取決めに調印 9/19
国際刑事警察機構(ICPO)、初のアジア地域会議を京都で開催 9/25
神戸地裁、結婚のため解雇された女子社員の訴えに対して、会社側不当を認め解雇無効の判決 9/26
成田空港建設予定地の測量開始の遅れから、この日までに50人が測量なしの土地売却を申し入れ 9/27
午前5時頃、大牟田市の三井三池三川鉱坑内で火災発生、7人死亡200余人が一酸化炭素中毒 9/28

電電公社(現・NTT)、本社で短縮ダイヤルなどの付いたプッシュホンの試用を始める。 10/1
郵政省(現・日本郵政公社)、東京の晴海通常郵便集中局・東京北部小包集中局の業務開始 10/2
兵庫県教育委員会、学力試験偏重を改め思考力テストや調査書重視の高校入試を43年度から実施と発表 10/3
沖縄県嘉手納村の井戸11箇所に米軍の廃油が流入し発火の危険があるため、務jら当局が閉鎖準備を開始 10/4
東海原子力発電所、通産大臣の許可により正式に営業運転を開始 10/5
三里塚・芝山連合新空港反対同盟の「老人決死隊」約50人、運輸省と空港公団を訪れ建設撤回を要求 10/6
全学連(反共産党系各派)、首相出発阻止のデモで京大生山崎博昭死亡(第1次羽田事件) 10/8
新東京国際空港公団、警官約1,500人警備する中、三里塚で杭打ち 10/10 (ここに成田空港の歴史始まる。)
宮沢経済企画庁長官、43年度予算編成方針で公共料金値上げ停止・減税中止・米価凍結などを提唱 10/11
ソ連衛星が金星で軟着陸成功 10/18
吉田茂元首相死去(89歳) 10/20
郵政省、UHF新設16局の免許、全テレビ総合局への30%以上の教育・教養番組義務付けを決定 10/30
吉田茂 国葬 (戦後初の国葬) 10/31

厚生省、初の原子爆弾実態調査の結果を発表。視聴覚・運動機能に障害をもつ者が6%など。 11/1
佐藤首相、44年度予算編成での人件費抑制策とし、各省庁に1局削減による行政簡素化の検討を指示 11/10
由比忠之進が首相が北爆(ベトナム戦争ではアメリカよりの政策をとっていた)に抗議して官邸前で焼身自殺 11/11
佐藤首相、訪米のため羽田を出発 11/12
首相訪米阻止を掲げる反共産党系全学連と警官隊が空港付近で衝突、172人負傷(第二次羽田事件) 11/12
航空安全推進連絡会議、航空保安対策として滑走路延長など空港施設整備の早急な実施を運輸省に要請 11/13
竹内俊吉青森県知事、政府と原子力船開発事業団に対し、むつ市への原子力船母港建設受入を回答 11/14
建設省、「違反建築物対策推進要領」を各都道府県に通達。消防庁と協力し取り締まり強化に乗り出す。 11/15
厚生省、健康保険制度改革案を自民党に提出。医療費の3割自己負担など。 11/17
郵政省、郵便輸送効率向上のため、郵便番号制の実施計画を発表 11/22
佐藤改造内閣発足 11/25
神奈川県・北海道合同の「比島戦跡慰霊団」、」ルソン島の日本人墓地に慰霊碑を建て、イチョウを植樹 11/26
日本母性保護医協会、出産時の出血による妊産婦死亡を減らすため輸血体制・設備の確立を厚生省に要望 11/28
東京消防庁、避難用階段・排煙設備設置や安全区画の設定など高層ビルと地下街の安全指導基準を発表 11/29
政府、賠償協定に基づくフィリピン向け銃弾プラント輸出を承認 11/30
郵政省、宮古・八重山群島にテレビ局を完成させて琉球政府に譲与 11/30

帝国ホテル旧館の取り壊しが始まる。 12/1
12月1日から始まった全逓(現JPU)の超過勤務拒否闘争(〜5日まで)により全国の遅配数が200万通を超す。 12/3
行政改革本部、定例会議で国家公務員の削減計画を決定。45年度までに対象人員の5%を削減 12/5
大阪地検。タクシー汚職事件で収賄の寿原正一元自民党議員を逮捕 12/6
三井鉱山、38年の三池災害被災者のうち入院患者に、賃金の20%を支給することなどを組合に回答 12/7
炭労、拡大中央闘争委員会で、石炭産業の国有化実現に取り組むための国有化闘争委員会を発足 12/8
沖縄の民主党、党大会で「沖縄自由民主党」への改称を決定し、本土との一体化推進施策推進を宣言 12/9
石炭産業合理化事業団、主要炭鉱の機械化計画が実現しても経営好転は望めないとの見通しを発表 12/11
佐藤首相が非核三原則を言明 12/11
日中漁業協議会、日中民間漁業協定存続のため、日中友好促進漁民大会を開催 12/13
政府、臨時行政改革閣僚協議会で一省庁、1局削減、国家公務員の5%縮減、特殊法人の整理統合を決定 12/14
沖縄在住の被爆者、5人原爆症認定を求める沖縄違憲訴訟の口頭弁論で、原告として東京地裁に出廷 12/15
文部省、米から返還された原爆記録映画の公開では、人権擁護のため人体場面をカットする方針を決定 12/16
美濃部都知事、小笠原旧島民との「対話集会」で、小笠原開発は都が中心となって行うと言明 12/17
富山県のイタイイタイ病対策協議会、三井金属鉱業神岡鉱業所に対する慰謝料請求訴訟の提起を決定 12/18
警察庁、反則金徴収により違反処理の効率化を図る「交通反則制度案」を国家公安委員会に提出(通称・青切符)(警視庁のwebsite参照) 12/21
税制調査員会、所得減税とともに、物品税や住民税を引上げる等「実質減税ゼロ」とする委員長案了承 12/22
通産・郵政両省、国内の電子計算機メーカー6社との共同事業で、日本情報処理開発センターを設立 12/23
建設省、建築審議会の答申に基づき、住宅建設への認可製導入など建築基準法改正構想を作成、と新聞に 12/24
建設省、児童公園増設策として、私有地提供者への固定資産税免除、公共用地転用などの方針を決定 12/25
警視庁、42年の少年犯罪の概況を発表。補導者数の大幅な減少に「戦後は終わった。」との見解を示す。 12/26
自民党、同等大阪市議団が打ち出した「市立大学偏向教育問題対策」推進のため、大阪問題懇談会を設置 12/27
広島市、厚生省調査補正等のため実施した被爆者実態調査の結果を発表。約30%が体の不調を訴える。 12/28
世界平和アピール七人委員会、『被爆の経験と平和憲法を考え、核兵器廃絶の理念に立ち返ろう」と声明 12/29
警察庁科学警察研究所、毛髪1本から血液型を鑑定する実験に成功、90%以上の的中率、と新聞に 12/31

B級ニュース  

 

ラジオ番組 深夜放送 オールナイトニッポン/パックインミュージック/セイ・ヤング
テレビ番組 スパイ大作戦/スターものまね歌合戦/リボンの騎士/コメットさん/桃太郎侍/旅路/意地悪ばあさん/トッポジージョ/魔法使いサリー/ウルトラセブン/ジャイアント・ロボ/仮面の忍者赤影 etc
CM&雑誌 イエイエ(レナウン)/おかあさん(ハナマルキ)/日本の夏・・・/(美空ひばり・金鳥)
漫画 火の鳥(手塚治虫)/天才バカボン(赤塚不二夫)/ショウジ君(東海林さだお)/ルパン三世(モンキーパンチ)
通夜(つげ義春)/柔道一直線(梶原一騎作・永島慎二画)/無用之介(さいとうたかお)
流行歌 ブルーシャトー(子供の頃替え歌がはやったのを知っているあなたは・・・・。)/帰って来たヨッパライ(アングラフォークの始め)/小指の思い出/真っ赤な太陽/この広い野原いっぱい/花はおそかった/世界の国からこんにちは
 この年、タイガース、テンプターズ、ゴールデン・カップス、など多くのGS(ガソリンスタンドじゃないよ、グループサウンズ)がデビュー、
映画 華岡青洲の妻/大奥秘物語/日本の一番長い日/若者たち/etc
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