北海道でダイヤ改正 7/1
函館〜旭川間特急気動車「北斗」1往複の札幌以遠廃止、「工ルム」は「北斗」に改称。
札幌〜旭川間急行電車「さちかぜ」(途中ノンストッブ)1往復新設(711系使用)
留萌本線【列車運行区間・種別変更】「ましけ」札幌駅→小樽駅間快速列車化。下り列車始発駅を手稲駅から札幌駅に変更する
石北本線【仮乗降場廃止】鳥ノ沢 7/1
房総西線(現内房線)全線電化完成 7/1
千倉〜安房鴨川間電化
汽笛による発車合図廃止 7/1
国鉄首都圏本部では、東京周辺で7月1日から発車合図の汽笛を廃止した。
これは少しでも騒音を減少させる意味で、東京周辺を走る電車・気動車に適用。
廃止線区は以下のとおり。
東海道本線 東京〜横浜間
鶴見線・京浜東北線・根岸線・青梅線・山手線・南武線・横浜線・五日市線の全線。
常磐線 上野〜取手間
中央本線 東京〜高尾間
東北本線 東京〜大宮間
総武本線 御茶ノ水〜千葉間
石北本線【仮乗降場廃止】鳥ノ沢 7/1
留萠線【列車運行区間・種別変更】「ましけ」札幌駅→小樽駅間快速列車化。下り列車始発駅を手稲駅から札幌駅に変更
7/1
湘南モノレール江の島線 西鎌倉〜湘南江の島間開業
7/1
京阪電気鉄道特急用3000系使用(日本最初のカラーテレビつき)(現在一編成のみ運用中)
7/1
奥羽線ダイヤ改正 7/2
需要の多い奥羽線の「つばさ」に混雑緩和を図るため181系気動車10両新新製、10両から12両に編成増強
幌延町営軌道廃線式 7/3
秋田臨海鉄道 南線 秋田港〜向浜間、北線 秋田港〜中島埠頭間開業。
7/7
北陸鉄道加南線(大聖寺〜山中、河南〜新動橋)15.2kmが廃止
7/10
北陸鉄道山代線全線廃止 7/10
京福電気軌道嵐山線
四条大宮〜西院間の壬生駅廃止 7/11
山陽本線に583系使用の特急「しおじ」運転開始 7/15
新大阪〜下関間に毎日運転の臨時列車「臨時しおじ」が登場、毎日運転される臨時列車ということで初めて70番台の番号となった。(他にも雷鳥、やまびこなども運転)
阿佐線 甲浦〜野根間、室戸〜奈半利間工事実施計画認可
7/19
羽後交通横荘線 横手〜老方間全線廃止 7/20
羽後交通株式会社 横手〜沼館間(15.3km)が廃止される。横荘線全線廃止
北海道で、80系の夜間停泊を利用した臨時特急運転
7/21〜8/31
函館〜札幌間に臨時特急「北海51号」を運転
羽後交通株式会社 同年7月20日に廃止された横荘線で使用の車輌が雄勝線に転入し、電化廃止、内燃動力化 7/26
新快速電車に使用中の車両の冷房改造化工事全車終了
7/
室木線【貨物営業廃止】全線(-26.6km) 8/1
関東鉄道
路面電車以外では日本の鉄道初のワンマン運転を開始
8/1
函館本線【旅客営業廃止】美唄〜南美唄 8/3
原爆ドーム使った「ディスカバージャパン」のポスターを被爆者らが批判
8/5
東武野田線 大和田〜七里間複線化 8/6
唐津線〈山本〜岸獄間)営業廃止
8/20
唐津線【支線廃止】山本〜岸嶽(-4.1km) 【駅廃止】牟田部、岸嶽
高松琴平電気鉄道志度線
松島四丁目駅を松島二丁目駅に改称 8/20
奥羽本線電化完成 8/22
秋田〜青森間の電化完成、主要優等列車はED75による電気機関車運転を開始
国鉄、昭和45年度監査報告書発表 8/23
国鉄の財政赤字は、1517億円、当初予算を261億円上回り、累積赤字は5654億円、赤字の大半はローカル線から出ているとして、国や地方公共団体などの補償を求めている。
只見線(只見〜大白川間 20.8km)開業 (公団建設)
8/29
只見線会津若松〜小出間全通(会津線の一部と只見線を統合)
会津線 会津若松〜只見を只見線に分離
【駅新設】田子倉
山陽・東海道新幹線のレール締結 8/31
復線化 8/31
奥羽本線、津軽湯の沢〜長峰間9.7km又別線線増により勾配改良も同時に実施
北陸鉄道金石線 全線廃止 9/1
富山地方鉄道 米島口〜伏木港間2.9kmを廃止
9/1
東海道の新幹線輸送人員通算4億人突破 9/7
国鉄、篠山線の廃止申請 9/7
篠山口〜福住間17.6kmの廃止問題で、地元と合意に達したので昭和47年3月1日実施に移したいと運輸省に申請
元々軍事目的で開通させたこともあり、町の中心部を通らないなど、利便性も悪かったため、当初は、京都府の亀岡まで直通する予定であった。
秋田県五城目町の杉沢林道(森林鉄道)廃止式を行い、30年の歴史に幕
9/7
復線化 9/8
中央本線 新府〜穴山間(2.6km)、これに伴い穴山駅のスイッチバックが解消
山陽新幹線に高速軌道試験車入線 9/9
弘南鉄道弘南線 南弘前(現在の弘前東高前)〜平賀単線間自動閉塞化
9/11
札幌地裁、国労札幌地本の訴えを認め、国鉄当局に国労組合員への脱退工作を禁止する仮処分を決定。
9/14
SL急行ニセコ消える 9/15
同列車は、DD51牽引になることから、最終日のニセコ1・3号は、3重連で小樽〜長万部間を運転
札幌市・大分交通の部分廃止に許可答申 9/17
運輸審議会は、2社が申請した鉄軌道の部分廃止について許可するよう答申
札幌市軌道線・・・札幌〜長生園前間(2.8km)薄野〜豊平8丁目間(2.1km)道庁前〜苗穂駅前間(2.1km)計7.0km
大分交通耶麻溪線 野地〜守実温泉間(25.7km)沿線の過疎化と道路整備が原因
復線化 9/17
奥羽本線 中山〜上ノ山間
復線化 9/20
奥羽本線 鶴形〜富根間
復線化 9/21
函館本線 桂川〜石谷間(3.9km)
新駅開業 9/25
東海道本線 平塚〜大磯間 相模貨物駅
津軽海峡線青函トンネルに工事認可 9/27
運輸審議会、篠山線廃止に許可答申 9/28
運輸審議会は篠山線篠山口〜福住間(17.6キロ)の営業廃止について許可を答申、国鉄は47年3月1日実施の予定
複線化中央本線穴山〜日野春間(5.4キロ) 9/28
新型寝台お目見え 9/30
新しい寝台14系寝台車が新製された。この車両の特長は70cmに拡大された寝台幅、とりあえず東京〜宇野間の急行「瀬戸」に連結された。
駅廃止 日南線田吉駅 9/30
ダイヤ改正 10/1
概要
今回の改正は47・3大改正を控えることや、地方線区の営業近代化が進展したことなどから小現模となり、列車キロは9月末日に較べ逆に減少。
- 奥羽線秋田〜青森間電化により到達時分の短縮,けん引定数を向上
- 無煙化 小浜線、宮津線、境線、木次線、花輪線
- 東北・新潟フレートライナー運転
新たに隅田川〜青森・八戸・秋田、隅田川〜新潟間に私有コンテナを中心とする列車を設定した。
- 国鉄の機構改正
秋田局は管内の営業体制近代化に伴い、五能線管理所廃止、弘前機関区→弘前運転区、大館客貨車区→大館貨車区、米沢客貨車支区→山形客車区米沢(派)、東能代機関区→東能代機関支区などの機構改正
- 新駅開業
国鉄岡多線北岡崎貨物駅(岡崎起点5.3km)
- 仙台臨海鉄道開業
全国11番目の臨海鉄道方式による同社は、陸前山王〜仙台北港間(5.4キロ)を開業。また、秋田臨海鉄道は同社延長線秋田港〜秋田北港間(2.5km)を開業、全線7.9kmで営業開始。
玉野市議会で、玉野市電の廃止案が決議され、同年度末での廃止が決定
9/30
五能線管理所を廃止 10/1
岡多線 北岡崎駅開業 10/1
阿佐線 甲浦〜野根間工事着手 10/1
日南線【駅廃止】田吉(2代)10/1
秋田臨海鉄道 北線 中島埠頭〜秋田北港間開業
10/1
仙台臨海鉄道 臨海本線 陸前山王〜仙台北港間が開業
10/1
同和鉱業小坂線(株)
雪沢鉱泉駅を雪沢温泉駅に改称 10/1
関東鉄道鉾田線 玉里信号所(現・玉里駅)開業
10/1
日立電鉄 ワンマン運転を開始 10/1
札幌市軌道線(部分)廃止 10/1
高速軌道南北線の開通を12月15目に控え、併行軌道線札幌駅前〜長生園前(2.8km)、すすき野〜豊平8丁目(2.1km)、道庁前〜苗穂駅前(2.1km)計7.0kmを廃止。
大分交通耶馬渓線 野路〜守実温泉間(25.7km)廃止 10/1
東急田園都市線の延長工事を申請 10/2
東京急行田園都市線は沿線の都市開発が進み、つくし野〜中央林間間(5.1km)を延長する計画だが、うち、つくし野〜〜南つくし野間(単線1.2km)の仮工事施行認可を申請、47年4月開業を予定している。
横浜線 103系電車の投入開始 10/2
貨物の公共政策割引の廃止 10/5
貨物の暫定割引および特別措置は、5日から割引率を単減し、47年9月30日限りで全廃することになった。
公労委、国鉄のマル生運動による不当労働行為を認定
10/5→10/8、国鉄当局に救済命令
札幌市高速軌道東西線の認可を申請 10/5
札幌市は建設中の市北線と大通3丁目で直角に交わる東西線琴似本通〜環状通間(10.4km)の工事施行認可を申請した。同線のうち???本通〜東札幌間(8。7km)は地下式となり9駅、残り1。7kmは高架式で2駅、12月中に着工して50年度には開通する予定。総工費480億円
複線化中央本線中津川〜落合川間(3.8km)別線複線。
10/5
国鉄3線区の廃止を申請
- 世知原線(肥前吉井〜世知原間6.7km)臼ノ浦線(佐々〜臼ノ浦間3.8km)運輪営業廃止
両線とも過疎化が著しく、沿線に見るべき産業もない典型的な赤字ローカル線であるのが廃止の理由
- 内子線(五郎〜内子間10。3km)
の貨物営業廃止同線の貨物扱いは内子駅だけだが、トラック輸送への転移により貨物営業を廃止する。
実施は3線とも12月26日
山陰線 多客期に臨時列車 10/9
特急「ゆあみ」が特急気動車で土日を中心に運転開始はまかぜを運転するためのテストケースとおもわれる。
国鉄、翌年3月開業の山陽新幹線の架線・信号等を総合的にテストする試走を新大阪〜相生間で実施
10/10
国鉄総裁はマル生運動で不当労働行為を組合側に陳謝
10/11
(当時の総裁は磯崎叡氏)これ以降組合の力が強くなる。
北陸鉄道金名線 貨物営業廃止
10/11
東北・上越新幹線に工車施行認可 10/14
鉄道記念日に際して、準鉄道記念物に指定 10/14
D51187号機関車、大宮工場内
C58333号機関車 多度津工場内
運輸審議会、神戸市地下鉄に免許答申
10/15
運輸審議会は神戸市申請の名谷〜布引間(13.4km)地方鉄道に対し免許が適当と答申した。軌間は1,435mm架空線式・複線で総工費は530億円、47年春着工、49年4月名谷〜新長田間、51年4月新長田〜布引間をそれぞれ開業する予定。
修学旅行電車「きぼう」廃止(10月25日「ひので」廃止)
10/16
以降修学旅行は新幹線を利用することになった。なお、155系は順次改造されて153系と共通運用となるが、最後まで冷房化はされなかった。
山陽新幹線、営業車による試運転始まる 10/16
国鉄、鍛冶屋原線の廃止を申請 10/19
国鉄は鍛冶屋原線板野〜鍛冶量原間(6.9km)の廃止について地元町村との合意に達し、47年1月6日実施予定で廃止を申請した。
修学旅行用電車、ひので運転終了 10/20
東京都修学旅行委員会の呼びかけで、三菱銀行(当時)と交通公社が利用債を引受ける形で153系をベースに修学旅行用電車155系が誕生したが、国鉄が修学旅行の特急料金を、高校生2割、中学生は5割割り引くことにしたことから、修学旅行は新幹線に移行することとなり、今秋を持って消えることに。→「きぼう」は11月16日運転終了
国鉄マル生運動での不当労働行為について職員局長更迭など18人を処分し、国労に陳謝文を提出
10/23
角館線【開業・全通】 11/1
角館〜松葉間(19.2km)(旅客営業のみ)
【駅新設】羽後太田、西明寺、八津、羽後長戸呂、松葉
中舞鶴線
東舞鶴〜中舞鶴間の支線が廃止 11/1
名古屋鉄道瀬戸線
旭新居駅を尾張旭駅に、尾張横山駅を新瀬戸駅に改称 11/1
紀伊勝浦〜天王寺間
臨時特急気動車「プルースカィ」1往復運転開始 11/2
青函トンネル本工事起工式 11/14
夕張鉄道 鹿ノ谷駅〜夕張本町駅間廃止、栗山駅〜鹿ノ谷駅間の旅客営業休止
11/15
修学旅行電車「きぼう」運転終了 11/16
運輸審議会、国鉄3線区廃止に許可答申 11/26
- 三国線・・・(金津〜三国港間
9.7km)一般運輸営業廃止、なお、芦原から三国港間は昭和19年以降休止している。
- 細島線・・・(日向市〜細島間
3.5km)旅客営業廃止
- 古江線・・・(鹿屋〜古江間
15.8km)貨物営業廃止
東北・上越新幹線起工式 11/28
阪急梅田京都線ホームも新駅へ移設 11/28
複線化 11/30
信越本線 柿崎〜上下浜間3.6km
山陰本線 二条〜福知山間CTC化 12/1
東北本線 (貨)宇都宮貨物ターミナル駅開業 12/1
内子線の貨物営業廃止 12/1
東海道本線が赤字に転落と国鉄発表 12/2
複線化 12/10
奥羽本線 蔵王〜山形間 5.3km
京王井の頭線で急行運転開始 12/15
上信電鉄 西吉井駅開業 12/15
中の吉井団地住民の足を確保するため、吉井〜上信新屋問に新駅を開業。
札幌市交通局地下鉄(案内軌条式)南北線北24条〜真駒内間開業
12/16
十和田観光電鉄 票券閉塞式から単線自動閉塞式へ変更
12/16
阪急神戸線でTTC使用開始 12/18
阪急電鉄では、宝塚線に続き、神戸線でもTTC(列車運行総合制御装置)の使用を始めた。同装置はCTCとPTC(自動列車制御装置)を併用したシステムである。引き続き京都線も工事に入る予定
名古屋市営地下鉄2号線全通 12/20
名城線市役所〜大曽根間開業(2号線全線開業)
国鉄新幹線の新料金を認可申請 12/21
47年3月15日からの新大阪〜岡山間の営業開始に伴う新幹線特急料金を改訂。東京〜岡山間を基本として「こだま」料金を設定、東京〜名古屋間に限り「ひかり」・「こだま」の2本立て料金が残る。
日本国有鉄道法施行令の一部改正 12/23
国鉄の投資条項を改正する政令を公布、これにより国鉄が線路下に建設する石油パイプラインで、石油を運送する事業に投資できることとなった。
下津井電鉄鉄道線の一部廃止を申請 12/24
同社は、茶屋町〜下津井間21kmのうち茶屋町〜児島間14.5kmの廃止を申請、比較的経営内容が良く、バス代行の難しい児島〜下津井間を残して廃止に踏み切ったもの。
近鉄鳥羽線 宇治山田〜五十鈴川間複線化
12/25
世知原線・臼ノ浦線の営業廃止
12/26 関連→赤字83線
国鉄の赤字ローカル線廃止としては第4・5番目の世知原・日ノ浦線に、25日それぞれお別れ列車が運転され、その歴史に終止符を打った。
臼ノ浦線【路線廃止】全線(-3.8km)
世知原線【路線廃止】全線(-6.7km)
近畿日本鉄道養老線 単線自動化およびATS使用開始
12/28