国鉄、旅客・貨物運賃の6月からの平均約50%値上げを木村睦男運輸相に申請
1/7
新幹線博多総合車両部で新幹線電車の全般検査始まる。1/12
国鉄、役員会で財政再建策として1月分から総裁など幹部150人の給与を5〜10%返上と決定
1/13
愛媛県青果連、国労・動労に対しスト権ストによる損害賠償請求
1/14
国鉄再建問題懇談会、1976・77両年度に50%程度の値上げなどを内容とする意見書を正式決定。1/16
篠原鉄道建設公団総裁、上越新幹線、青函トンネルとも当初見通しより完成が3年伸びる見込みと語る。1/16
東海道本線新酒匂川橋りょう(2km)が完成、使用開始。1/19
東北・北陸地方で豪雪のため、国鉄は上越・信越・日本海縦貫線各線の寝台列車等を全面運休
1/21
運輸省、相模鉄道、神戸高速鉄道など6社の運賃値上げ認可。
1/21
運輸省、日本鉄道技術協会(島秀雄会長)、通勤用の磁気浮止鉄道(EML)の浮上走行に成功と発表。1/21
国鉄電化計画を申請 1/22
伯備線全線、
山陰本線(伯耆大山〜出雲市間206.0km)、
日豊本線(南宮崎〜鹿児島間120.1km)、
関西本線(名古屋〜亀山間59.9km)
の電化計画を決め、運輸相に認可申請。
常磐線 広野〜木戸間複線化 1/26
上越新幹線六日町トンネル(延長5020m)の南(1510m)、寺尾(1690m)両工区が貫通。1/27
北九州市議会、モノレール小倉線のルート、経営主体などを承認。1/27
名古屋鉄道瀬戸線の名古屋市栄乗り入れと地下街建設起工。1/30
小田急電鉄本厚木駅周辺の連続立体化が完成、全面使用開始。
1/30
国鉄、スト権ストに関し国労・動労等の参加者5405人に解雇を含む処分を通告
1/31
深名線【仮乗降場廃止】大曲 2/1
東北新幹線第2栗須トンネル(925m)が貫通。2/4
運輸審議会、国鉄の運賃・料金改定申請通り答申。国鉄労組(村上義光委員長)、[国鉄再建についての緊急提案」を発表。2/4
「国鉄再建についての緊急提案」発表 2/5
国鉄、自民党政調審議会に5年間で1万5000人の要員削減などを内容とする「経営合理化に関する基本見解」提出。
2/6
国鉄、特急など3280本におよぶ春の臨時列車ダイヤ発表。
2/7
動労四国地本、愛媛県青果農協連の「スト権スト」損害賠償請求に対し、みかん輸送拒否の方針を決定
2/7
首都圏貨物輸送のバイパス・鶴見〜浜川崎問の3線高架化完成。
2/8
運輸省・国鉄当局、昭和60年度までに6万6000人の削減などを決定
2/9
政府、「国鉄運賃法等改正案」を国会に提出。 2/14
国鉄、スト権ストに伴う202億円の損害賠償を要求、国労・動労相手に東京地裁へ提訴。
2/14
名古屋鉄道瀬戸線 堀川〜東大手(1944年から休止中)間が廃止。東大手〜土居下間が休止
2/15
国鉄の貨物版みどりの窓口、コンテナ情報システム4(EPOCS)使用開始。2/16
青梅線(立川〜存島問)でも上下合計6883mのレール交換。2/18
国労・動労、貨物列車を中心に、”順法闘争”に入る。
2/18
佐賀線【改キロ】佐賀〜東佐賀(+0.1km) 佐賀駅移転による 2/19
高架化移転の長崎本線佐賀駅が新装本オープン。
木村運輸相、藤井国鉄総裁の辞任を正式受理。2/19
鉄道労働組合も国鉄再建で緊急提案。2/20
20系初の急行転用 2/20
寝台特急「つるぎ」20系から24系25型に置換えこれにより捻出された20系は銀河に転用、テールサインは付けられず。急行の表示が入ることに。
20系の急行への転用は銀河が最初
国鉄北海道総局、蒸気機関車引退記念急行券を発売、札幌、岩見沢、苫小牧、室蘭の4駅で発売
2/20
近畿日本鉄道南大阪線の矢田駅付近の高架化完成、使用開始。
2/21
常磐線大野〜双葉間(5.8km)の複線化が完成、使用開始 2/23
上越新幹線大清水トンネル(延長2万2227.5m)の仙ノ倉(2750m)、松川(3300m)2工区と月夜野トンネル(6610m)が貫通。2/24
新幹線総点検 2/25
東京〜新大阪間で始発から4時間半、午前中の全列車を運休させて点検を実施、レール・ポイント・架線の更新が行われた。この頃定期的に実施されていた。
‘武蔵野南線’など開業 3/1
府中本町〜新松戸間を開業していた武蔵野線が延長され、鶴見〜府中本町間28.8km(いわゆる武蔵野南線)で貨物営業を開始・途中駅は梶ヶ谷貨物夕ーミナルを新設。これに伴い,武蔵野線の起点は鶴見駅となり,新松戸まで86.3km、また梶ケ谷貨物ターミナルー尻手間10.3km,新秋津〜国鉄西武分界点間1.6km(西武鉄道所沢駅と連絡)の貨物支線,東海道本線の貨物支線として浜川崎〜鶴見間5.3kmも開業。
(公団建設) (公団建設CD線)
157系引退 3/1
特急「あまぎ」〈踊り子の前身)に使用中の157系電車が老朽化したため183系電車に置換え
157系は17年で引退
イラン新幹線(イラン〜メシェッド間)建設計画の実務担当のナセル・ハデミ運輸大臣顧間ら国鉄を訪問
3/1
武蔵野線 延伸開業 3/1
鶴見 〜府中本町(28.8km。貨物営業のみ) キロ設定梶ヶ谷貨物ターミナル
〜 尻手(10.3km。貨物営業のみ) 貨物営業開始府中本町
〜 北府中(1.7km)
鶴見〜府中本町間電化 3/1
指定券制度大幅改正 3/1
指定券変更の制度が一部改正され、変更は1回限りと改められた。
(従来は、使用開始前であれば変更は何回でもできた。)
国鉄蒸気機関車全廃 3/2
室蘭本線追分機関区に残っていた最後の現役蒸気機関車9600形3両が、構内入換作業もDLにバトンタッチして引退、国鉄の営業用蒸気機関車は完全に消える。
新幹線は、車両検査の遅れで6/30まで「ひかり」8本、3/22から6/1まで「こだま」二本運休を発表
3/2
日豊本線電化起工式 3/3
南宮崎〜鹿児島間120.1kmの交流電化起工式を五十市駅構内で挙行。九州一周電化は’79年度完成の見込み。
総武本線八日市市場〜干潟間(2770m)でレール交換
3/4
運輸省、3年計画で新幹線沿線1万8000戸の防音工事・移転を行う等の新幹線騒音対策要綱を決定
3/4
国鉄総裁に高木文雄氏 3/5
政府は8代目国鉄総裁にもと大蔵事務次官、高木文雄氏を発令・東大卒,1943年大蔵省入り、75年7月事務次官を最後に退任・56歳
副総裁には国鉄常務理事だった天坂菖同氏が昇格・天坂氏は東大卒,1947年運輸省入り∴50年から国鉄へ移り、職員局職員課長、総裁室文書課長、経理局長を歴任・55歳。
豊橋交通御生橋支線0.9kmが廃線。3/7
豊橋鉄道 柳生橋支線 新川〜柳生橋間を廃止
片町線 101系電車投入 3/8
運輸省、蒲原鉄道など4社の値上げ認可、17日実施
3/9
新幹線が工事で運休始発から 3/10
10時30分ごろまで、2回目になるレール交換等を実施、東京〜新大阪間の全列車、新大阪一博多間の一部列車を運休。
山陰本線 京都〜二条間が高架化 3/16
山陰本線京都〜二条間(3.72km)の高架化完成、使用開始、またこれを記念して、同区間にSL列車を運転(C56が充当?)
国労・動労24時間スト 3/17
春闘第一波スト。国電・新幹線を除く主要幹線がストッブ。
紀州鉄道,値上げ申請。3/17
運輸審議会,秩父鉄道など3社の値上げ(26日実施)国鉄七尾線(穴六〜輪島間20.4km)の貨物営業廃止、仙台市電(仙台駅〜大町西公園〜仙台駅前間6kmなど4路線14.8km)、伊予鉄道(高浜〜松山市間9.9kmなど3路線33.9km)の貨物営業廃止(4月1日廃止)を認可答申。3/18
仙台市電 軌道事業廃止許可おりる 3/22
篠原鉄建公団総裁再任 3/23
政府は22日に任期満了の日本鉄道建設公団総裁に篠原氏司氏を再任した。篠原氏は3期7年目で、69歳。
運輸審議会、京都市電(銀閣幸〜白梅町間5.6kmなど3区間12.3km)の廃止専決を承認。
3/23
仙台市電 市電廃止記念お別れ電車運転(31日まで)
3/25
低公害鉄道総合委員会(山村委員長)、開発候補システムとして吸引式電導磁気浮上方式が望ましいとの開発調査報告書発表。
3/27
春闘第2波国・動労24時間スト
3/30
国電・新幹線を含め,ほぼ全面ストップ。私鉄総連翼下の民鉄も大部分
国鉄、筑肥線の貨物扱い廃止。 3/31
国鉄、福岡市との間で筑肥線と同市が建設中の地下鉄との相互直通運転に関する基本協定締結。3/31
当局、スト権スト(75/12/1)の第二次処分通告 3/31
準鉄道記念物として指定 3/31
C621号機関車 梅小路蒸気機関車館(当時は広島鉄道学園)
京都市電の今出川線、丸太町線、白川線廃止。
3/31
仙台市電 市電運行最終日、終業記念式典挙行
3/31
25日から花電車も走行。
中央東線【駅名改称】麻績→聖高原 4/1
仙台市電廃止 4/1
高崎セメントターミナルが開業。4/1
遠州鉄道 西鹿島線 貨物営業廃止 4/1
北陸鉄道石川線 貨物営業廃止 4/1
青函トンネル最後の工区で掘削 4/2
開始青函トンネルの最後の工区(算用師工区 区間5,492m)の起工式が青森県三厩村にある算用師斜坑口で行なわれた・9工区中8工区はすでに本坑掘削中だが,推定80万トンのズリの捨て場所をめぐって遅れていた。
南海電鉄高野線の新記見トンネル(1853m)が完成、使用開始。
4/4
名鉄知多新線延長開通 4/4
知多奥田〜野間間1.7km
相鉄いずみ罫線開通 4/8
二侯川〜いずみ野間6.0km
名古屋鉄道 知立〜重原間が複線化 4/11
春闘共闘委、統一ストに突入。 4/14
国労・動労、首都圏の国電で始発から8時までの時限スト
4/14〜4/16
春闘第3波交通スト 4/14
大手私鉄10社は,「平均8,000円,6.02%ァッブ」の経営者側ペア同答を不満として半日スト。
首都圏の国電も動労が早朝ストを行なった。
15・16日も国労・動労は,ローカル幹線などで拠点スト。
国労、動労、在来ローカル線で半日の拠点スト
4/15
国労72時間スト 4/20
交通ゼネスト大手私 4/20.21
大手私鉄は12,200円のペア(9.17%)で妥結,国鉄など3会社5現業も平均12,144円(8.8%)の公労委調停委員長見解で仲裁に移行し,事実上解決。(今の水準で見ると夢みたいなアップですよね。^^;)
スト後遺症’ 4/22
国労・動労は4時にスト中止指令を出したが,立ち上がりが悪く,新幹線は実質的に半日運休、八高線は1日中走らなかった。
国鉄間多線開業 4/26(現在の愛知環状鉄道です。)
4/26
岡崎新豊田問19.5kmで旅客営業を開始。うち、岡崎〜北野桝塚間8.7kmは’70年10月1日から貨物営業を行なっていた。
国鉄、大宮新幹線対策特別協議会・東北新幹線の高架建設で合意。
4/28
近江鉄道 ワンマン運転開始 5/1
青函トンネルで異常出水 5/6
3時ごろ、北海道側吉岡工区で出水、水量は最高毎分30〜40tを記録し、49年1月の同事故における毎分12tをはるかに上回わった。しかし、現場総員の排水作業により、57年の開通には影響ないとのこと。
都営地下鉄6号線全通 5/6
高島平〜西高島平間1.5kmを延長開業、途中駅は高島平、これで6号線の西高島平〜三田間が全通した。
東京の地下鉄線の営業キロは165.9kmとなった。
東京都営6号線高島平〜西高島平間1.5kmが延長され、営業開始。5/6
新駅開業新高島平・西高島平(いずれも都営地下鉄6号線)
5/6
小田急電鉄代々木八幡〜東北沢間の下り高架複々電化が完成、使用開始。5/11
上り線は7月上旬、全面完成は53年春の予定。
横須賀線 サロ113、高槻・宮原区へ転出 5/11〜11/13
国労三役、高木総裁と会見、再建問題、スト権問題で合意メモ
5/12
国鉄、国鉄労組と再建問題で初のトップ会談。
5/12
新幹線の点検遅れで運休決定 5/12
博多総合車両部の台車検査が遅れ、20日から6月末まで毎日5往復の運休を役員会できめた。不慣れや怠業が原因とされるが、ストがらみ以外で検査遅れによる運休は開業以来はじめて。
国鉄、本格的な列車火災燃焼実験開始 5/13
同鉄道技術研究所内に50年9月完成した実験棟で、気動車床下回路の耐力試験を開始、キハ65の同回路を鋼製箱に納めて着火し、風速15mの風を送って20分間燃焼させたが、回路は異状なく、耐火能力が確認された。
C57135交通博物館入り 5/14
’75年12月14日に室蘭岩見沢間て最後のSL旅客列車を牽引したC57135号機が交通博物館に運ばれ、一般公開された・高木国鉄総裁も出席して除幕式を挙行。
国鉄、動力車労組とも再建問題で会談。
5/17
通勤用磁気浮上鉄道(EML)、過酷な条件下での走行実験開始
5/17
去る1日に浮上推進に成功した運輸省(現・国土交通省)開発によるEMLは、カント・軌道不整・重心位置の変更など、過酷な条件下での走行実験が開始された。10月末まで続けられる。
運輸省、1975年度の輸送活動状況をまとめる(新幹線客増え、小口貨物は減少)。5/19
国鉄、再建問題で鉄労とも意見交換。 5/20
新幹線、台車検査業務の遅れで一部運休 5/20
博多総合車両部の台車検査業務の遅れにより、6月30日までの42日間、ぴかり137・25・85・87・168・10・90・140号の4往復、また22日から6月1日までの10日間。こだま287・262号の1往復を運休する。国鉄当局
は「台車検査業務に初めて導入した流れ作業システムに職員が慣れなかったため」と説明している。
公共企業体等労働委員会(峯村光部会長)、8.8%(定昇のみ)の賃上げを内容とする仲裁裁定を提示。5/22
国鉄運賃値上げ見送り 5/24
通常国会が閉会し、国鉄運賃値上げの関係法案は衆院で継続審議となり、国鉄が6月1日実施を希望した運賃・料金値上げは当分見送りとなった。このため国鉄は毎月531億円ずつ減収となり、深刻な資金不足に見舞われそうだ。
東京・台東区が新幹線誘致特別委員会に関係者の6割が新幹線上野駅誘致に賛成と説明。5/24
新幹線の乗客10億人突破 5/25
’64年10月1日の東京〜新大阪間開業以来11年7カ月、4255日目。なお’75年9月12日に9億人輸送達成と発表されていたが、国鉄の計算ミスで’75年度上半期に700万人多く数えていたことがわかった。
山陰本線長門市〜幡生間(77.7km)のCTC化に伴う継電連動化が完成、切り替え。5/25
鉄道友の会、本年度のローレル賞に東京急行電鉄の「8000系」、富士急行の「モハ5000形」、国鉄の「キバ66、67形気動車.
ブルーリボン賞に阪急電鉄の「6300系」を選出。
5/26
長崎本線【信号場新設】土井崎 6/1
新駅開業下山口(西武狭山線
西所沢狭山湖間) 6/4
東北新幹線の蔵王トンネル(延長11.210km)の原工区(3.190km)が貫通。
6/4
長崎本線・佐世保線【電化】鳥栖〜長崎 6/6
長崎本線・鳥栖〜長崎間144.8km、佐世保線・肥前山口〜佐世保間48.8kmの電化完成、電車特急「かもめ」「みどり」などが登場する7月1日のダイヤ改正を前に電気運転が開始された、なお9日には同区間のCTC化も完成。
近鉄橿原線・筒井駅付近高架化一部完成
6/6
50年2月に着工した同駅付近600mの高架工事のうち、まず下り線が完成、同駅も高架駅となった。上り線は52年8月末の完成予定。
国鉄、経費節減運動を開始 6/7
6月1日実施予定の運賃値上げが見送られ、財政的に緊張の度を高めている国鉄は、副総裁通達で、線路・車両・券売機などの新規購入の見合わせ、駅舎の改装の繰延べ、駅舎・車両の照明を旅客の安全と業務運営に支障のない限り調整・点滅、冷暖房便用の適正化などの方針を打出した。これにより年間約200億円を浮かすという。
近畿日本鉄道橿原線筒井付近下り高架化(1087m)が完成、使用開始。
6/6
国鉄、9月から1977年3月までに計7回にわけ新幹線を半目連休。大がかりなレール交換実施計画を決める。
6/8
7月1日〜9月末まで延べ6152本の夏の臨時列車ダイヤ発表
6/8
長崎本線(148.8km)、佐世保線(48.8km)計197.6kmのCTC化完成。6/9
高崎線大ががりのレール交換 6/9
老朽化したレールの大がかりな交換工事のため、高崎線で10時40分から12時40分までの1時間50分、上り線はいっさい止まり、下り線も一部運休・昼間の特急・急行の一部が運休したのは、初めて。30日にも下り線で行なわれた。
札幌市地下鉄東西線・琴似〜白石聞9.9キロ開通
6/10
京浜急行電鉄
平日朝ラッシュ時に、逗子海岸駅発都営地下鉄浅草線直通急行(3本)を新設
6/10
新駅開業 6/10
琴似・二十四軒・西28丁目・円山公園・西18丁目・西11丁目・大通、バスセンタ一前・菊水・東札幌・白石(いずれも札幌市地下鉄東西線、大通は南北線既設駅)
京浜急行ダイヤ改正 6/10
混雑率を平均化するのがねらいで、特急・急行の延長運転、緩行電車の編成増など実施。
逗子海岸駅発都営地下鉄浅草線直通急行(3本)を新設
信越線電気機関車4両脱線事故は機関士の運転操作ミスと断定
6/12
昨年10月28日未明、回送中の電気機関車4両が脱線転ぶくし、機関士3人が重軽傷を負った事故を調べている群馬県警捜査一課と松井田署は「1両目の乗務機関士の運転操作ミス」と断定、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。動労は機関車の故障と主張、法廷闘争ヘ。
国鉄、日高本線(苫小牧〜様似聞146.5km)、宮内線(熊川〜日高町問82.5km)の営業近代化を組合に提示。
6/15
東北新幹線用レールを福島県安達基地に搬入、各地でロングレールヘの圧接始まる。
6/22
国鉄理事会、品位を重視して禁止していた新幹線駅構内の広告を財政難から「解禁」すると決定
6/22
異常出水で工事中止中の青函トンネル、49日ぶりに先進導坑の掘削再開。6/24
国鉄首都圏交通体制調査会(磯村英一会長)、公的、企業的立場の明確化などの内容の「国鉄貨物輸送現状打開のための提言」を発表。
6/25
鉄道建設公団、青森県の関係漁業組合と公害防止協走に調印。
6/26
新幹線東京駅に初めて有料広告掲載 6/26
東海道本線、住吉〜灘間下り電車線高架化 6/29
同区間3.3キロの高架化工事は、48年11月の上り2線(電車線・列車線)に次いで下り電車線が完成した。最も海側の下り列車線は51年秋の完成予定。
国鉄、国鉄労組との間に「再建問題等懇談会」設置、第1回会談。
6/30
東京都営地下鉄10号線建設を推進 6/30
建設費見込みが5割もハネ上ったことから、計画推進が危ぶまれている地下鉄10号線(新宿〜東大島本八幡)の建設について、美濃部東京都知事は、都議会で質間に答えて「困難もあるが何としても完成させたい」と強調。