新幹線大混乱 1/4
18時16分ころ新幹線・姫路〜岡山間の上下線とも停電、下り線の架線と〈ひかり79号〉のパンタグラフの故障とわかったが、復旧に手間どり21時近くまで不通となった。東京・博多へ5日深夜から未明着の列車が続出、5目のダイヤも間引運転。
国鉄初の『雪ダイヤ』 1/10
雪による列車の遅れを最小限にとどめるため、2月末まで新幹線、東北・常磐・上越・北陸線の特急、急行を間引き運転する。北海道は12月がら実施中。初日の10日は西日本の雪で新幹線は予定以上に運休した。れた。伊豆急行は線路の被害が太きく}全線復旧は早くても3月の見込み。新幹線は15日も余震で2時間半運転体止。
公企体国鉄部会か3組合から意見聴取 1/13
公共全業体等基本問題会議は総理府で経営形態懇談会国鉄部会を開き、国労。動労・全勤労の意見聴取を有なった。いずれの意見も経営形態は現状を維持し、スト権は全面的に付与すべきだと主張。
「伊豆大島近海の地震」で乱れ 1/14
12時24分、横浜で震度5、東京・静岡で震度4の地震があり、新幹線が点検のために4時間半ストップしたほか、首都圏各線が乱れた。伊豆急行は土砂崩れのため約5ヶ月間不通に
新幹線半日運休 1/19
午前中に東方新大阪間を運休して、レール・架線を交換
大雪でダイヤ混乱夜半から 1/21
23日にかけて北日本を中心に強風と大雪に見まわれ、各地で不通区間が続出、道東地方は一日降雪量の史上最高を記録した。
国鉄が「新幹線輸送障害対策委会」 1/24
連日、新幹線の事故・故障が目立ち雪・地震も重なつてダイヤの乱れが続くうえ、復旧に時間がかかりすぎるため、安全輸送確保の具体策を検討する。委員長は関雅則常務理事。
紀勢本線
芳養〜南部間複線化(紀伊田辺〜和歌山間複線化完了)
1/24
当局、諸和54年・55年度に貨物取扱駅290ヶ所の廃止を提案
1/30
動労千葉(注:この時点では千葉動労ではない)、ジェット燃料輸送阻止の減退闘争
2/4
成田空港関連工事で動労スト 2/7
1時30分から千葉市の総武本線幕張駅構内で成田空港ヘジェット燃料を輸送する「成田ルート」(千葉港〜幕張折返し〜成田)の関連工事が行なわれた.動労千葉地本は工事に抗議して半日ストをし、成田・鹿島線などを中心に混乱した。
期限切れ定期に厳しい判決 2/9
最高裁第1小法廷(岸上康夫裁判長)は、「期服切れ定期をウッカリ改札口で見せただけなのに期限切れ期間の運賃をとられたのは納得できない」と近鉄を相手に運賃の返還を求めていた人の上告審で、上告棄却の判決。
事件は47年、藤井寺市の近鉄道明寺駅で、定期券の期限切れ11日目に改札係員に注意され、10日分の往復運賃(割増金は免除)を請求されたというもの。(裁判する方がどうかと思われますが。皆様はいかがですか?)
成田燃料輸送で‐助役機関士 2/14 詳細は別途
国鉄東京駅、車椅子使用者の利用増加で車椅子専用待合室を丸の内南口に開設
2/15
名古屋鉄道瀬戸線 貨物営業廃止 2/15
国鉄の「運賃間題懇談会」初会合 2/17 詳細は別途
高松琴平電気鉄道琴平線ATS設置 2/17
東北地方の地襲で乱れ 2/20
13時37分ころ東北地方を中心に起きた地震で27線区が一時、運転を見合わせ、東北本線の一部て線路に被害が出た。このため〈みちのく〉1往復連休のほか、21日までダイヤが混乱。
寝台特急「出雲」の編成を一部変更食堂車を5号車→8号車に変更(あさかぜと編成を共有するため)
「はやぶさ」も編成を一部変更食堂車を5号車→8号車に変更
成田空港関連工事で2月に続き、動労半日スト
3/1
総武・成田・常磐線時刻改正。3/1
新東京国際空港の開設に備え。東京〜成田間および上野〜我孫子〜成田間に快連電車を大増発
貨物取扱駅集約に伴う増加集配料の補償実施 3/1
西日本鉄道天神大牟田線 西鉄平尾〜大橋間高架化 3/3
京浜急行電鉄子安駅〜神奈川新町駅間三線化
3/6
京阪線全線を軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更
3/10
阪急 全線を軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更
3/10
札幌市営地下鉄南北線
麻生〜北24条間2.2km開業により、同線麻生〜真駒内間14.3km全通
3/16
一畑電車大社線 ワンマン運転開始 3/16
名古屋鉄道瀬戸線 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧
3/19
小山新幹線管理所を設置 3/24
国労・動労、春闘で時限スト、順法闘争
3/30
伊田線【貨物支線廃止】赤池〜赤池炭坑 【駅廃止】(貨)赤池炭坑
3/31
常磐線、地下鉄相互乗り入れ 3/31
常磐線
千代田線の代々木上原駅延伸開業に伴い、小田急小田原線本厚木駅まで直通運転区間が延長
紀勢本線 新宮〜和歌山間CTC使用開始 3/31
ビュフェはセルフサービス 4/1
新幹線食堂車のビュフェの営業体制を合理化。〈ひかり〉の深夜・早朝列車は食堂車営業を中止。ビュフェは〈ひかり〉・〈こだま〉ともセルフサービスに。
東京都交通局、都電荒川線の全面ワンマン化を実施。
4/1
紀勢本線電化試運転始まる 4/3〜
紀勢線電化に関連して、4/3〜4/4和歌山〜御坊間入線試験
5/8〜5/10 御坊〜新宮間入線試験
5/17〜5/19和歌山〜新宮間で集電試験
なお、これらの試験には阪和線鳳電車区所属のクモハ60001が用いられた。
国労・地域統一闘争で東北6県を中心にスト
4/6
国労・東京など29分間の時限スト
4/7
地下鉄東西線で早朝運休 4/9
去る2月28日の荒川鉄橋事故の完全復旧工事のため、始発〜6時ころまで同線の葛西〜東陽町間を運休・5月10日まで計7日間の工事。
春闘第1波統一スト 4/13・14
13日は国労が正午まで273駅で集改札スト。14日は動労が新幹線と首都圏・京阪神の国電を除く24時間スト。
国労、集・改札半日スト 4/15
国鉄が公労協第2波統一スト 4/18・19
国労は19日,動労は両日スト.新幹線と首都圏・京阪神の国電を除く全国のダイヤがマヒ。
民鉄大手24時間スト4/23
内閣官房長官、公労協の25日以降のストに警告
4/24
交通ゼネスト4/25
国労・動労が全国で96時間ストに突入(27日0時中止)大手中小私鉄もスト入りしたが、大手は午後には収拾。
夕張線【貨物営業廃止】鹿ノ谷〜夕張(-3.4km) 5/1
物流秩序の改善について関係省庁(運輸省・警察庁・建設省等)に要望書提出
5/10
値上げを申請 5/11
運輸相が値上げ三段階案 5/16
信越線妙高高原〜関山間地滑りのため不通 5/18
上野〜金沢問特急電車「白山」3往復のうち1往復を上越線経由.1往復を長野打切り,1往復および上野〜直江津間「あさま」ほか運転休止など臨時ダィヤ設定。(9月6日復旧)
京成新空港線開業 5/21
京成成田〜成田空港(現在の東成田)間開業
国労、スト権回復立法要求案発表
5/22
高知県植樹祭で、お召し列車運転 5/22・5/24
高知県の県立喜ヶ峯森林公園で開催された第29回植樹祭が開催され、高知〜中村間にお召し列車運転
国鉄、52年秋以降に全国で887両に冷房装置を取り付け首都圏国電の冷房化率は47%と発表
5/24
博多地区未曾有の渇水 5/25
国鉄、東北・上越新幹線上野駅付近地下ルートの建設工事に着工、鍬入れ式
5/28
東北本線 瀬上駅を東福島駅に改称 6/1
国鉄が春闘スピード処分 6/3
スト参加の組合員5,548人に処分通告・解雇者はなく、停職277人、減給1,257人、戒告4,014人訓告24,093人,厳重注意111,097人・国・動労はこれをうけて5日午前中、首都圏の国電で減速闘争
東北新幹線で試験運転 6/5
埼玉県久喜市〜栃木県石橋町間を結ぶ小山総合試験線(40.9km)で、軌道試験車を連結した961形電車6両が、30km/hで試走。
横浜市交通局、市営バス・地下鉄の車内や駅に「サラ金」広告を掲出しないとの方針を公表
6/8
10月ダイヤ改正を発表 6/10
国鉄貨物の合理化が軸となる大改正を10月2日に実施。旅客は東北・上越地区が重点となる。1万人以上の合理化案
宮城県沖地震で大混乱 6/12
国鉄線分割の報告書 6/13
政府の公共企業体等基本間題会議(代表座長・中山伊知即日本労働協会会長)は、3公社5現業の経営形態などに関する報告書を同会議に振出。国鉄のローカル線と幹線を切り離して、複数の特殊会社とするのが妥当としている。
伊豆急5カ月ぶりに全通 6/15(詳細はこちら)
6/15
国鉄投資事業の範囲広がる 6/16
国鉄法施行令の一部改正を公布、従来、「国鉄の運送事業と密接に関連する運輸に関する事業」に限られていたのを、国鉄所有の施設・土地を利用する事業や、旅客誘致のための事業<デパートや遊園地など)にも投資できることになった。
公企体スト権は経営形態変更後に 6/19
公共全業体等基本問題会議は,3公社5現業職員のスト権に関する意見書を政府に提出。
将来、経営形態を特殊法人化する国鉄ローカル線などには、その段階で条件つきスト権を与えるが,国鉄幹線はじめ国有・国営に近い形態を維持する分野には、分野には、現時点ではスト権は認められないとした。
動労、基本問題会議答申粉砕の順法闘争。
6/20
国鉄資産活用懇談会「国鉄資産活用の基本方針」答申
6/20
「国鉄所有の用地を副業に活用すべき」との報告書を高木国鉄総裁に提出
都営地下鉄浅草線
一部定期列車での浅草線内8連運転を開始する 6/21
リニアモーターカーが記録更新 6/23
宮崎県美々津の実験線で,国鉄リニアモー夕一カーがこれまでの最高301km/hを更新する312km/hの最高速度を記録。
東北・上信越豪雨で国鉄混乱 6/27
梅雨前線による集中豪雨で17線区が不通となり、運休続出、首都圏と東北・新潟間のアシがとだえた。月末まで影響。
運輸審が修正答申 6/29
国鉄の運賃法定制緩和後、初の運賃。料金値止げを審議していた運輸審議会(津田実会長)が、福永運輸相に原案を修正して答申。運輸相の意見どおり,運賃は7月8日、料金は10月1日にアップ。通学定期割引率引下げは1。1%に修正(申請は3%)して、54年1月から。
当局、「国鉄再建について」を提示
6/30