和倉駅などを改称 7/1
七尾線の和倉を「和倉温泉」に,国鉄バス十和田南本線の休屋を「十和田湖」と改称
国鉄公安本部「荷崩れ・過積載防止運動」展開 7/1〜7/20
運送事業者・連絡社線・荷主などに協力を呼びかけ、貨物列車の脱線・人身事故に結びつく荷崩れ・過積載事故の絶滅を図り安定輸送を目指すためとしている。
西日本で豪雨被害 7/2
1日夜半から西日本を見舞った梅雨あけ前の豪雨で,九州・中四国・近畿の国鉄線が不通に
<義経><しづか>が対面 7/7
北海道鉄道100年記念行事のひとつとして,手宮駅構内でく義経〉と〈しづか〉が対面
当局、国鉄病院などの合理化案を提案
7/7
ふたたび西日本に豪雨 7/8〜12
九州と山口県を中心とした豪雨で9日は新幹線が一時ストッブ.12日には山陽本線・田布施〜岩田間で土砂崩壊・15日に復旧
新幹線 東京〜新大阪間で若返り工事 7/9
55年度2回目の若返り工事を実施
日豊本線【複線化】豊後豊岡〜亀川 7/9
日豊本線の営業キロ改正
豊後豊岡〜亀川間の新線開通で0.1kmの短縮。
能登半島に「ロマンスカー」登場 7/12
横浜でSL列車走る7/13
国労・動労、仲裁裁定の国会付議に抗議デモ
7/25
千歳・室蘭電化試運転始まる 7/30〜8/2
運輸相に塩川正十郎氏 7/17<元財務大臣>
鈴木善幸内閣の運輸相に塩川五十郎氏・大阪4区選出・58歳・翌18日、「国鉄運賃は天井にきており、値上げは簡単に認められない」と発言
マルスと旅行業者ドッキング 8/1
国鉄のコンピューター「マルス」と、日本交通公社の「トリップV」、日本旅行の「QRV」、近畿日本ツーリストの「システムV」がドッキングし、3社の端末機から国鉄指定券を直接とれるようになった。
石巻線【路線廃止】女川〜女川港(1.4km) 【貨物営業廃止】渡波〜女川 【駅廃止】(貨)女川港
8/1
京福電気鉄道越前本線
福井口〜勝山間の貨物営業廃止 8/1
国鉄の夏輸送また減る 8/20
冷夏の影響もあり,夏1カ月間の特急・急行利用率は前年より新幹線1%減,在来線が3%減(平均2%減)と発表・ピークの49年から6年連続で落ち込み、21.2%も減った。同じ1カ月間に航空3社は4.2%増
北九州に集中華雨 8/23
23日早朝、北九州を襲った集中豪雨で香椎線・宇美〜新原間が築堤崩壊、宮田線・磯光一筑前宮田間が土砂崩壊で不通に。
京阪神のグリーン車廃止、8/24
京阪神間で運用されるグリーン車については、8/24で廃止。組換えに1ヶ月ほどかかるため、8/24以降当分の間は普通車扱いとなった。
昭和54年度決算、わずかに好転
国鉄は、昭和54年度決算を塩川大臣に提出 8/27
山陰本線 奈古〜長門大井間が災害で不通に。10月に復旧するが再び不通
8/31→81/3/5
南海鉄道TOR使用開始 9/1
南海本線、多奈川支線・加太支線の延長79kmへ導入、使用開始。なお高野線についても今後導入を検討中
西日本鉄道宮地岳線 ワンマン運転開始 9/1
大阪市営地下鉄天王寺〜八尾南間試運転開始
9/2
55年12月開通を目指す谷町線の延長路線天王寺〜八尾南間10.5kmが完成、開業まで4編成(6連)で試運転が開始
さようなら義経号 9/7
小樽市手宮の北海道鉄道記念会館構内で2ヶ月にわたって再会、15万人のSLファンが訪れたが、このたび「惜別の儀」が行われた。
国労・動労、名古屋新幹線訴訟支援で新幹線の減速運転を実施
9/10〜9/13
台風13号四国・九州の国鉄を襲う 9/11
台風13号の影響で九州・四国地区で運休が相次ぎ新幹線も運休が続出
新幹線公害訴訟名古屋地裁が差止請求棄却 9/11
外房線 八積〜上総一ノ宮間複線化 9/11
行政改革大綱を閣議了承 9/12
北陸鉄道 能美線
新寺井〜鶴来間51.9km廃止 9/13
武蔵野線一ヶ月ぶりに全線開通 9/17
信越本線 黒姫〜妙高高原間複線使用開始 9/17
上越新幹線雪試験線のレール締結 9/18
雪害対策試験が実施される上越新幹線長岡〜新潟車両基地間のレール締結式が善久寺高架橋で行われた。
野岩線初の第3セクター方式 9/22
国鉄赤字との関連で建設工事が中断されている地方新線のうち福島県会津と栃木県鬼怒川を結ぶ野岩線の建設が、福島・栃木両県、東武鉄道・地元金融機関などで第3セクター方式の新会社を設立することとなった。野岩線は41年着工、79%が完成していた。
営団地下鉄8号線新富町〜湾岸間を延長免許 9/25
運輸審議会は、新富町〜湾岸間の地方鉄道免許を適当と、運輸大臣に答申。途中、月島・豊洲・辰巳・湾岸の4駅が設けられる予定
ED161,準鉄道記念物指定 9/25
国鉄現役最古参のED16形機関車の1号機が10月のダイヤ改正で引退、青梅鉄道公園に保存されることに。
中央東線
信濃境〜富士見間複線化。線路付け替えにより改キロ(〜0.2km)
9/25
城端線 二塚〜福光間の貨物営業を廃止 9/25
ニュートラム全線試運転 9/26
大阪市交通局では、大阪南港ポートタウンの新交通システム「ニュートラム」の全線試運転を開始
横浜線 町田駅〜淵野辺駅間複線化 9/27
日本一をバトンタッチ 9/29
ダイヤ改正で運転区間が縮小(東京〜宮崎に短縮)される、特急「富士」のおわかれ式を東京車掌区と少年団の協力で実施
時刻大改正。減量ダイヤ大改正実施旅客3万キロ,貨物7万キロ(列車キロ)縮小
10/1
客貨輸送需要減少に対応し,寝台特急列車,貨物列車の削減など,戦中戦後の混乱期を除き.初の滅量ダィヤを実施。
- 新幹線「こだま」26本削減,「ひかり」6本増発。
東京〜名古屋間「東海道ビジネスひかり」(静岡,浜松,豊橋停車),東京〜広島間「速達ひかり」各1往復増発。東京〜博多間「ひかり」6時間40分運転。
- 東京以西寝台特急
東京〜西鹿児島間日豊線経由「富士」を宮崎打切り。
新大阪〜熊本間「明星」新大阪〜大分間「彗星」各1往復廃止。
- 特急電車
天王寺〜白浜・新宮間「くろしお」9往復を12往復
門司港・博多〜熊本・西鹿児島間「有明」10往復を18往復
博多・小倉〜大分・富崎・西鹿児島間「にちりん」8往復を12往復
博多〜長崎・佐世保間「かもめ」「みどり」7往復を10往復に増発。
博多〜宮崎間肥薩・吉都線経由特急気動車「おおよど」を廃止。
- 横須賀線電車を品川〜横浜間新線経由とし,総武線快速電車と直通運転開始。
- 東京以北
上野〜青森間寝台特急「ゆうづる」2往復を季節化。上野〜仙台間特急電車「ひぱり」1往復廃止。
- 北海道線
ダイヤの中心を函館から札幌へ移し、千歳空港駅開業、対本州運絡は航空機との協調を図る。
既設札幌〜
旭川間特急電車「いしかり」を廃止し、室蘭〜旭川間「ライラック」7往復とする。
函館〜旭川・釧路間特急気動車「おおぞら」3往復の函館〜札幌間、滝川〜旭川間各1往復を廃止し,函館〜釧路間2往復,札幌〜釧路間1往復とする。
千歳空港〜苫小牧間の特急・急行自由席に乗車できる、エアポートシャトルキップを新設
名寄本線網走直通急行「天都」廃止。「紋別」上り列車の普通列車区間を遠軽〜興部間とする。
- 航路関係
青函航路下り10便を9便、上り11便を8便。宇高航路上下各18便を下り16便、上り15便に減便する。
千歳線【電化】沼ノ端〜苗穂 【駅新設】千歳空港
10/1
室蘭本線【電化】室蘭〜東室蘭〜沼ノ端(74.9km) 10/1
只見線【貨物営業廃止】大白川〜小出(-26.0km) 10/1
横須賀線
東京〜大船間で東海道線との分離運転開始。新川崎駅、東戸塚駅開業、保土ヶ谷駅が横須賀線のみの駅になる
10/1
山陽本線 周防富田駅を新南陽駅に改称。10/1
和田岬線 兵庫〜和田岬間の貨物営業廃止 10/1
三原〜博多間スピードアップ。東京〜博多間6時間40分運転
10/1
新幹線騒音、80ホンを越える家屋が58戸を超すことが判明
10/1
〈ひかり〉〈こだま〉の各1号車を禁煙車に指定 10/1
品鶴線 新川崎駅開業 10/1
横須賀線と総武線相互乗入れ 10/1
これにより、横須賀線と東海道線の分離完成横須賀線は、品鶴線を経由して東京地下駅に接続、総武線へ直接乗入れることに、当初危惧された総武線内のグリーン車も比較的順調に推移
石北本線【開業】貨物支線 東旭川〜北旭川(6.2 km)
10/1
室蘭本線【電化】室蘭〜東室蘭〜沼ノ端(74.9km) 10/1
千歳線【電化】沼ノ端〜苗穂 【駅新設】千歳空港
10/1
横須賀線 東京〜大船間で東海道線との分離運転開始
10/1
新川崎駅、東戸塚駅開業、保土ヶ谷駅が横須賀線のみの駅になる
御陵郭駅貨物ターミナル完成 10/1
幌内線【仮乗降場新設】栄町 10/1
留萌本線【優等列車廃止】「ましけ」 10/1
阪和線、上野芝駅退避設備新設 10/1
佐賀線【優等列車廃止】「ちくご」 10/1
指宿枕崎線【貨物営業廃止】西鹿児島〜山川 10/1
島原鉄道島原鉄道線 国鉄線への直通運転を廃止
10/1
遠足電車に子供のヘッドマーク 10/7
東京西局のアイデア。中央本線の遠足電車〈ぶどう号〉に、子供たちから募集した手づくりへツドマークをつけた。バスに押され気味の人気回復策。
架線垂下でバス代行 10/15
4時10分ころ、総武本線。松岸〜環田間で、架線が垂下しているのを付近の住民が発見。このため総武本線・旭〜銚子間と成田線・佐原〜銚子間が不通となり、バス代行輸送。特急〈しおさい1号〉など24本が運休、3千人が迷惑。
京福電気鉄道越前本線
新福井〜福井口間の貨物営業廃止 10/26
東京北区で東北新幹線起工式、 10/29
東京北区で「安全祈願祭」の名称を使った起工式会場のピケ隊に警官隊が出動する騒ぎに。
国鉄労使、特退年齢延長で交渉 10/30
〈ひかり〉は北へ 10/31
東北新幹線用の200系電車が公式試運転を開始。
〈ひかり〉新装車デビュー 11/1
リクライニングを可能にしたシートであるが、シートピッチは従来のものと変わらない為3人掛けの一部は常時進行方向反対に座ることになった。
西鉄北方線廃止 11/1
北九州市のモノレール建設に伴い北方線の用地の大部分を使用するため、11月2日から西鉄バスによる代替輸送が行われる。
大手民鉄が値上げ申請 11/14
大手民鉄14社が平均19.6%6の値上げを各陸運局は申請。2月1日の実施を望んでいる。
リニアカーMLU001公開 11/17
宮崎浮上式鉄道実験センターで有人型リニアモーターカーMLU001を公開。走行テストののち、12月から本格的な試験開始。
北海道にSL列車 11/22
北海道鉄道百年記念行事の一環として、函館本線・小樽〜札幌間にC56160牽引の臨時列車が運転
された。30日まで毎日1往復。
国労・動労等、国鉄再建法反対でローカル線時限スト、全国で順法闘争
11/23
北陸トンネル事故の乗務員に無罪判決 11/25
47年11月に北陸トンネル内で急行の〈きたぐに〉が炎上、死者30人、負傷714人(裁判所の認定は569入)を出した事故で業務上過失致死傷罪に間われていた機関士と専務車掌に対する判決公判が福井地裁で開かれ、無罪となった。
国鉄再建法案反対スト 11/25
国労・動労は国鉄再建法案がローカル線廃止につながると反対、全国42のローカル線で2時間の時限スト。
荒船清十郎氏死去 11/25
自民党参院議員。運輸相時代、選挙区の高崎線深谷駅に急行を職権で停車させた話は有名。
この件は国会でも問題にされ、当時の国鉄総裁であった石田総裁が「武士の情け」と言った事も有名なは無し。
大阪市営地下鉄谷町線天王寺〜八尾南間開業
10.4km 11/27
運行最終日。平野線「さよなら電車」を運行。平野線全線で終日無料運行が行われた
11/27
南海平野線廃止 11/28
大阪市営2号線〈谷町線)延長にともない、並行する南海平野線(軌道線)、今他〜平野間5。9kmを廃止同日、 大浜支線が休止以来、運行が再開されることもなく廃止
国鉄再建法案成立 11/28
MLU−001試験走行 11/29
国鉄宮崎浮上式鉄道実験センターで,リニアカーMLU001が車輪走行で慣らし運転。
南海電気鉄道 阪堺電気軌道に分離譲渡
12/1
福知山線 北伊丹〜中山寺間複線化 12/5
富山地方鉄道
高岡軌道線・新湊港線の愛称が「万葉線」とする
12/6
福知山線 中山寺〜宝塚間複線化 12/11
遠州鉄道 西鹿島線
新浜松〜助信間の高架化工事着工 12/11
京阪が置石事故で一億円請求
12/13
55年2月,大阪府枚方市で中学生の置き石のため急行が転覆,104人が重軽傷を負った事故で,京阪電気鉄道は中学生5人の父兄に損害賠償の示談交渉を始めた・京阪が示した損害額は1億300万円だが,実際の請求額は話合いで,かなり減額されるもよう。
名古屋鉄道 刈谷〜刈谷市間が複線化 12/14
北神急行 北神線工事着工 12/15
MLU−001が浮上走行 12/16
時連185km/hで浮上,最高204km/hを記録して着地、26秒で1,290m滑空lした。
盛岡駅に925形東北新幹線 12/16
北上〜盛岡問を30km/hで初走行。
東京駅でポイント若返り 12/17
新幹線若返り半日運休日に,未明から東京駅構内のポィントを交換する開業以来の大工事に着手・1・2月の半日運休日にも継続する。この工事ののち、14時35分ごろ交換したばかりのポイントが故障、転換しなくなった。このため<こだま263号>が発車できなくなり、ポイントを手動に切り換えて30分遅れたのをはじめダイヤが乱れた。ポイントを転換する回線ケーブルにキズがあったのを取替工事中に気づかず,列車の振動でキズが広がり切断したらしい。
東武野田線 塚田〜船橋間高架化 12/17
国鉄バス50周年 12/20
昭和5年(1
930)12月20日、当時の省営バス岡崎〜多治見間65・8kmの岡多線が開業してから50年。各地でさまざまな記念行事が行なわれた。
豪雪で東北本線などマヒ 12/24
発達した低気庄の影響で東北地方南部を中心に翌25日にかけて混乱・東北電力の送電事故による停電の影響も多かった。
東北・上越新幹線大宮替定開業へ高木国鉄総裁が決断し運輸相もこれを了承
12/24
阿佐線 日本国有鉄道経営再建促進特別措置法公布、施行により阿佐東線工事中断
12/27