夕張線紅葉山〜登川間廃止。代行パス運転。
7/1
国鉄通学定期改定を平均アップ率13.2%実施
7/1
これは通学定期旅客運賃の平均割引率が77.35%から74.3%ヘと3%修正されるため、去る4月20日から実施された運賃改訂では通学定期については据え置き、普通旅客運賃改定分の平均9.5%アップにとどめ、7月1日から割引率を修正することにしていたもの。
国鉄は全国一斉に「荷くずれ・過積事故防止運動」実施
7/1
国鉄は全国一斉に「荷くずれ・過積事故防止運動」を7月20日までの期間中公安職員が中心となって実施。
国鉄山手線(全線)京浜東北線大宮〜蒲田間でATC設備完成
7/1
運転士1,209人を対象とした訓練運転を開始
札幌地下鉄に定期の自動販売機
大通駅に2台 7/1
全国知事会(知事意見についての対策協議)
7/2
青函トンネル陸上部すべて貫通 7/3
陸上部最後の未貫通部だった本州側築用師、予定より1年も遅れての貫通だが、これによって58年度完成へ一歩前進することになった。(実際の完成は昭和63年です。)
総武線、津田沼〜千葉間複複線化完成 7/6
国鉄,事故防止対策委員会で全国的に線路状態の見直しを行うことを決定
7/6
6月12日〜27日までの総点検の結果、全体的には良好だが一部の管理局で管理作業不十分なところもあり、優等列車が運転されている線区のうち、特に曲線部の軌道強化を図ることにしている。
上野駅は夏本番 7/7
七夕の7日、帰省ラッシュを間近に控えた上野駅には、東北四大祭りの山形花笠・弘前ねぶた・仙台七夕・秋田竿灯がことしも勢揃い。四大祭りが飾ウ付けられたのは昨年に続いて2度目。圧巻は仙台七夕。10mもある孟宗竹を使った飾り什けは、不快指数最高の暑さもしばし忘れさせた。
呉駅ビルオープン 7/7
国鉄が春のストで処分 7/8
解雇1人(動労)を含む、国労・動労・全動労・全施労の本部役員クラス11人に停職・減給
石勝線で乗務員の訓練運転を開始 7/9
第2臨調(会長・土光敏夫経団連名誉会長)から、第一次答申が提出される。
答申は
「行政改革の理念と課題」
「緊急に取り組むべき改革の方策」
「今後の検討方針」
の三部から成っておいて、答申では、財政支出の削減、行政の効率化をテコに「国の歩み」、行政のあり方の転換をはかるという行政改革の位置づけを定義。
神領電車区は55年度安全管理で総裁表彰を受ける
7/11
本四連絡橋・青函トンネル接続ルート決まる 7/12
小田急新宿駅地下駅新ホーム使用開始 7/13
11時からテープカットが行なわれ、運輸省大井民鉄部長、広田小田急会長、和光社長が鋏を入れた。
東北・上越新幹線一人運転で合意
7/15
国鉄は国労・動労など5組合と東北・上越新幹線の労働条件について合意し、運転士は全区間が一人乗務となる。
足尾線でエキストラ作戦始まる。7/15
第二次廃止対象候補線区終点の足尾町が毎日25人づつ老人クラブ員らを町費で桐生へ一往復させて乗客を増やすことを実施。
千葉労働の組合員6人逮捕 7/15
6月12日、津田沼電車区で対立する動労本部の組合員らに暴行しケガをさせた疑いで、船橋署が逮捕
常磐線で大捕り物 7/19
9:55頃、常磐線の植田駅に停車中の221レ車内で、女性の手提げかばんから現金をスリとった男を公安職員が逮捕。
男は「常磐グループ」に属する大物スリ師と判明
新幹線総合試験線の結果まとまる 7/20
去る53年6月から満2年間にわたり東北新幹線鷲宮〜石橋間42.8キロに設置した小山総合試験線で、騒音・振動対策をはじめ保安度向上など約200項目にのぼる試験を実施してきたが、このほど試験結果がまとまり、発表された。最重点対策では逆L防音壁や改良型パンタグラフ、架線・軌道・防振工法などの組合せにより、騒音で80ホン、振動で70デシベルの成果を得た。
天鉄局 お座敷列車完成(現・いきいきサロンきのくに)、全国で11番目
7/21
56年度試験研究補助金約1億7千万円を交付
7/22
運輸省はK所のほど56年度試験研究補助金の交付を決定した。補助金総額は1億6、819万円(55年度は1億8、686万円)で、対象企業団体は、海外鉄道技術協力協会・鉄道電化協会・明電舎等25団体(55年度28社)
全国知事会から運輸大臣に「照会」
7/23→7/27
塩川運輸相が勝田線を視察 7/23
塩川運輸相はローカル線廃止問題で地元の協力要請のため福岡県を訪れ、第一次廃止対象線区の一つである勝田線を視察、29日は北海道に転じ、万字線に
大糸線新性能化 7/24
大糸線では、115系三連を基本とする新性能電車に置換え、詳細は別紙
特急「つばめ」号運転 7/25
栄光の特急つばめ号が朝、760人を乗せて東京駅を出発、東京南管理局が夏休みに企画した特急で、8時48分から東京駅9番ホームで出発式が行われ、EF5861号の引く同号は「つばめガール」による花束贈呈やテープカットで賑わった。
福岡市営地下鉄部分開業全国 7/26
で8番目、神戸以西で初めての地下鉄が福岡市に誕生した。同市地下鉄4号線姪浜〜博多間9.8キロ中の室見〜天神間5.8キロ。部分開業とはいえ、50年11月着工以来、難工事を続け工期を延長すること2回、5
年8カ月の歳月と工費も予定の2倍、2,935億円(キロ当り約300億円)で完成したもの。
全国知事会からの照会に対して運輸大臣から文書回答
7/27←7/23
野岩鉄道株式会社、設立発起人会
7/28
運輸省、55年度国内輸送実績を発表。国鉄旅客輸送は民間に抜かれ、貨物も終戦直後並に低迷
7/29
レールファン向けの窃盗男捕まる 7/29
ブルー・トレイン等の写真を撮影していた小中学生などからカメラ40台を騙し取っていた40歳の男が、上野駅構内で上野署員が逮捕。
ファンを装い、東京・上野・大宮駅などで「ちょっと貸して」と言っては持ち逃げしていたもの。
勝田線【貨物営業廃止】志免〜宇美(-3.7km)
7/30
香椎線【貨物営業廃止】酒殿〜宇美 7/30
宗谷本線【仮乗降場名改称】南咲来→天塩川温泉
7/
身延線に新製115系デビュー 8/1
身延線にツートンカラーの新製115系電車が登場、富士・身延・下部の3駅で、関係市町長等も出席して地域ぐるみの祝賀出発式を実施。
新幹線の荷物保管室を利用した荷物輸送、「レールゴー・サーピス」開始 8/1
東北本線、盛岡〜青森間203.9kmCTC化 8/2
富内線振内〜日高町間水害のため不通。(11月10日復旧)
8/3
北海道に記録的な大雨 8/3
午後から降り始め、5日6時までの雨量は札幌226ミリ、江別260ミリ、岩見沢282ミリ、芦別244ミリ、豊沼361ミリ、千歳282ミリ、票沢316ミリ、登別167ミリで、道央地方では軒並み200ミリを越す大雨となり、このため4日朝から5日正午までに特急30本、急行46本、普通146本の含計222本の旅客列車と235本の貨物列車が運休、雨による列車の運休は戦後最大の規模となった。
全国知事会 8/4
北海道の豪雨不通は25線区32区間に広がる
8/5
5日夜までに道央で400ミリを超える雨量となり、不通線区は25線、32区間となった。
運輸審議会、地下鉄2路線に免許答申 8/5
営団地下鉄13号線、和光市〜成増間2.2km
大阪市営地下鉄2号線(現・地下鉄谷町線)守口〜大日間
青函連絡船に檜山丸就航 8/5
7月5日に引退した、旧檜山丸に替えて就航した貨物船(後客貨船に改造)
伊予鉄道横河原線【駅新設】愛大医学部南口
8/10
国鉄張出し事故防止策協議 8/11
レールの張出しのつ通り狂いなどによる列車事故が相次いでいるため、国鉄施設局は、緊急保線課長会議を開き、張出し事散防止対策について協議するとともに、酷暑期における道床作業の注意点について指示。
筑波鉄道 貨物営業廃止 8/12
全国知事会、国鉄特定地方交通線対策を運輸相に再度申入れ
8/13→8/18〜9/3
全国知事会の地域交通問題研究会委員長戸谷松司兵庫県副知事は、運輸省に国鉄監査局長を訪ね、国鉄地方交通線対策について、全国知事会の意見として再度塩川運輸相に申入書を提出、5項目の要求を掲げ「特定地方交通線対策を当分の間、凍結することも考慮すべきである」と強い姿勢を明らかにした。
国鉄電気設備関連の運転事故・阻害大幅減 8/14
電化やCTC化によって年々増加を続ける電気設備の故障防止対策を重点的に進めているが、電気局の調べによると、55年度の両事故は54年度より103件も少
ない1、158件にとどまるとともに、部内原因による事故・阻害は563件と過去10年間で最小。
各道県知事から意見書提出 8/18〜9/3
東北・上越新幹線開業準備会発足 8/20
同線の開業準備に関する基本的事項について総合的に調査審議し、その強力な推進をはかるため、馬渡副総裁を委員長とする20名の局部課長で組織。
タ張線不眠不休で複旧 8/20
豪雨のため川瑞〜溝ノ上間で築堤が決壊5日から不通となっていたタ張線は、不眠不体で続けられた復旧工亭によって20日開通という見事な成果。
チョッパ制御式201系量産車動き出す 8/20
省エネ電車の工ースとして55年度車両計画で、200両を量産した201系が、中央線で運転を始めた。
試作車1編成によって車内アコモデーションや台車に改良が加えられた。
これによって来春には中央線快速、特快用電車の30%がこのチョッバ制御電車に置換わる。
国鉄初の全国一周列車(四国を除く)「ブルートレイン・駅」号が東京駅を出発
8/21→8/30
ブルトレ「駅」号出発日本1周6000キロの旅ブルートレイン「駅」号が東京駅を出発した。同日は12時から竹内東京南局長、水島東京駅長、明石近畿日本ツーリスト社長、俳優高倉健さんなどが出席して華やかな出発式が行なわれた。
山田線区界〜川内間水害で不通。(10月中句復旧)
8/23
中村岩手県知事、国鉄廃止対象路線、久慈・宮古・盛の3線と未開業区間を第3セクターで運営すると言明
8/24
全国市長会(第一次廃止対象関係市町村の合同会議)
8/25
お盆の新幹線事故は85万人が迷惑を受ける 8/25
お盆の8月15日の架線事故の原因は2万5千ボルトの高圧をつり下げるちょう架線を固定する可動ブラケットは設計図通りに工事をした結果の事故で、国鉄では設計した職員を近く処分すると発表。
国鉄55年度赤字1兆円突破 8/27
国鉄と国鉄監査委員会は,55年度決算と監査報告書を塩川運輸相に提出した。
55年度赤字は1兆84億円と、54年度より1,866億円ふえて1兆円を突破。「国鉄離れ」は止まらず、旅客輸送量対前年比1%減(収入4%増)、貨物13%激減(同7%減)
野岩線事業免許申請 8/28
第三セクター方式で赤字建設線を引き継ぐ第1号の事業免許申請で、野岩線(会津滝ノ原〜新藤原30.9km)について、野岩線鉄道会社発起人代表の松平福島・船田栃木両県知事名で塩川運輸相に提出した。60年度開業、6年目から黒字経営を見込む。
4組合、国鉄の民主的再建で共同要求
8/31
「防災の日」国私鉄各地で記念行事 9/1
京王帝都通勤快速10連化 9/1
朝ラッシュ時の相模原線系統の通勤快速を10連に増強
交通営団開業満40周年 9/1
五稜郭駅改駅70周年記念 9/1
大糸線、新性能化 9/1
7月22日から置換えが進められた身延線の新性能化完了 詳細は別紙 (準備中)
江ノ電社名変更
9/1
江ノ島鎌倉観光株式会社は、昭和24年に社名改正を行ったが、旧社名の「江ノ島電気鉄道株式会社」ヶ地元では浸透しているため、改めて社名を変更することとしたもので、新社名は「江ノ島電鉄株式会社」に変更する。(江ノ電公式サイト)
廃止線に知事の意見書そろう 9/3
運輸省が第1次廃止対象の40線沿線の20道県知事に提出を求めていた意見書が出そろったが、,岩手県が「三陸縦貫鉄道」の第三セクター化をめざし、新潟県が赤谷・魚沼線廃止に案件つき同意したほかは強く反対。
第2臨調で、国鉄問題が議論 9/7
臨調において四つの部会が設置され、三公社五現業、特殊法人等のあり方を検討する第四部会において国鉄問題が審議された。第四部会長には加藤寛、部会長代理二名、専門委員七名、参与九名の構成でスタート。
東北新幹線試験電車出発式 9/9
東北・上越新幹線の愛称公募 9/11
〈ひかり〉〈こだま〉を除き4種類を募集
奥羽本線大曲〜神宮寺間複線使用開始 9/11
角館線 廃止承認 (第1次特定地方交通線)
9/11
丸森線 廃止承認(第1次特定地方交通線) 9/11
木原線 廃止承認 (第1次廃止対象特定地方交通線)
9/11
矢島線廃止承認 (第1次廃止対象特定地方交通線)
9/11
青函・本四接続ルート決定 9/12
営団地下鉄工事で訴訟 9/16
東京・千代田区九段南二丁目地区の住民103人は、「工事中や開通後に、,騒音、地盤沈下などで生活権が破壊される」と帝都高速度交通営団を相手どり、半蔵門線(11号線)延長工事差止め請求を東京地裁に起こした。
釜石線復旧 9/17
8月23日から台風15号被害で不通になっていた足ケ瀬〜上古住問は25日ぶりに運転を再開した。
塩川運輸相、国鉄が申請中の赤字ローカル線40線廃止を承認(別掲) 9/18
知事意見に対しては、運輸省鉄道監督局長から文書回答
相生線
廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
美幸線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
興浜南線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
興浜北線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
岩内線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
渚滑線
廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
白糠線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
万字線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
赤谷線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
魚沼線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
宮古線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
久慈線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
樽見線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
高砂線
廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
北条線
廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
三木線
廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
若桜線 廃止承認(第1次廃止対象特定地方交通線)
倉吉線 廃止承認(第1次廃止対象特定地方交通線)
明知線 廃止承認(第1次廃止対象特定地方交通線)
神岡線 廃止承認(第1次廃止対象特定地方交通線)
黒石線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
小松島線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
勝田線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
甘木線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
高森線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
矢部線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
室木線
廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
添田線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
妻線 廃止承認(特定地方交通線第1次廃止対象)
国鉄、59年度までに5万8500人を削減する「35万人体制」の合理化案を国労など各組合に提示
9/21
営団が値上げ申請 9/21
経営改善計画(廃止予定時期など)承認申請、特定地方交通線の公告(40線)、協議会組織、野岩線(今市〜会津滝ノ原)、運輸省告示
9/25
38線を58年廃止の方針 9/25
列車風圧が原因と阪神電鉄に賠償命令 9/29
昭和45年9月(現在調査中)阪神電鉄本線青木駅のホームで通過中の特急電車の風圧でホームに倒れて死亡した3歳児の両親が約5400万円の損害賠償を求めた裁判で、大阪地裁民事十五部で、「電鉄側が特急電車の接近を放送するなどの措置をとれば事故は防げた」と提訴を認めた。
上越新幹線で本格的な走行試験開始 9/30
経営改善計画(廃止予定時期など)大臣承認
10/1
石勝線千歳空港〜迫分〜新得間開業。10/1
総武線津田沼〜千葉間複々線化完成
時刻改正。10/1
特急電車;
東京〜伊豆急下田間特急「あまぎ」4往復を廃止し,東京〜伊東・伊豆急下田・修善寺間「踊り子」
下り11本,上り12本(うち季節4,臨時1往復)設定。
特急気動車:
「おおぞら」函館〜釧路問2往復を1往復,札幌〜釧路間1往復を2往復として3往復を石勝線経由(札幌〜釧路問最大68分短縮),
函館〜札幌間1往復は「北斗」とする。
札幌〜網走間「オホーツク」1往復増発。
函館〜旭川間「北海」1往復を函館〜札幌間とし,1往復増発合計2往復とする。
総武線快速電車増発
総武線複々線化 10/1
千葉駅では総武線津田沼〜千葉間の複々線開業式が行なわれ、快速・各駅の分離運転が始まるとともに新駅東船橋・幕張本郷がオーブン、東京駅ではエル特急「踊り子3号」の出発式が行なわれた。
待望の石勝線開業 10/1
道央と道東を短絡する新ルート石勝線が開業したが,札幌をはじめ、帯広・釧路・新得・占冠・新夕張・追分及び千歳空港の8駅では石勝線を走る初列車の出発式が盛大に行なわれた。
石勝線千歳空港(現・南千歳)〜追分間、新夕張〜新得間開業。
夕張線追分〜新夕張(旧・紅葉山)〜夕張間を石勝線に編入。
「フルムーン夫婦グリーンパス」発売開始 10/1
フルムーンのグリーンパス発売2人の年齢が合わせで88歳以上の夫婦を対象にした国鉄鉄道全線グリーン車乗り放題のキップ.7日間有効、7万円。
「ふりむけぱ君がいて」キャンペーンの一環で、来年3月末まで発売予定
その後定番商品として定着するのはご存知のとおり。
草津線 甲西駅開業 10/1
常用漢字表(85字新字体)実施 10/1
政府は9月22日の閣議で「常用漢字表」を当用漢字表に代わる新漢字表として正式に決定
伊豆箱根鉄道
特急「踊り子」運転開始 10/1
国鉄実物大の軌道座屈試験装置完成 10/2
国鉄は脱線事故の原因となる線路の座屈現象を解明、その防止策を探るため鉄道技術研究所内に「実物大軌道座屈試験装置」を完成、本格的に実験を開始した。同様の装置は世界でも英国に小規模な試験装置がある
地方交通線関係総局長・管理局長会議開催 10/2
第1次指定地交線40線区の廃止予定時期と会議開始希望日を明記した追加修正が承認され、廃止に向
かっての条件づくりが整ったため、協議会の設置など今後の対策を協議、具体的な転換計画を推進。
大阪市営地下鉄千日前線
新深江〜南巽間(3.0km)開業し全通
十河信二元国鉄総裁死去 10/3
新幹線生みの親として知られる第4代総裁。
昭和30年から2期8年間在職。気管支肺炎で死去。
(新幹線建設時の予算不足の責任をとって辞任した話は有名。)
東武熊谷線を第三セクターで運営 10/6
「東武鉄道 妻沼〜小泉線貫通促進協議期成同盟会」の定期総会で熊谷市から、既に廃止の通告を受けている東武「熊谷線・熊谷〜妻沼」間10.1kmについて、第三セクターの運営案が提示された。
鉄道貨物協会(永野重雄会長)貨物改善計画で国鉄を叱る
10/7
第31回全国支部長会議を開き「もはや安定輸送だけでは乗り切れない。荷主に信頼される運営が必要」と激励した。
ローカル線関係都市協議会 10/7
東京全国都市会館で役員会と指定地方交通線対策部会の合同会議を開き、者路線ごとの輪送実態の具体的算定根拠など3項について国鉄と運輸省が納得できる説明をしなければ、協議会入りをボイコットする強い方針を申合わせる。
全国市長会から申入れ 10/8→10/15
赤字線が結ぶ姉妹都市 10/9
55年度決算で営業係数3、164とワースト1の添田線をかかえる福岡県添田町と、3、129でワースト2の美幸線の北海道美深町が、東京で姉妹町提携の調印。両線とも第1次廃止対象線で、力を合わせて廃止阻止をめざす。
高木国鉄総裁が国労と”対話集会” 10/12
高木総裁は経営改善計画の実施について国労・鉄労幹部とトップ会談を行なった。国労では森影委員長ら本部。地方本部幹部70人と異例の対話集会。
全国市長会へ回答 10/15←10/8
全国知事会から申入れ 10/16
国鉄がスト処分減らす 10/16
衆院行革特別委で、米沢隆氏(民社)が国鉄のスト処分間題を取り上げ、「高崎鉄道管理局の昨年のスト処分通告者は240人だが、実際の処分者は61人だけだった」と追及。高木総裁は事実を認め、陳謝した。
全国町村会から申入れ 10/17
三陸鉄道会社設立発起人会 10/19
久慈・宮古・盛線を建設。運営する第三セクターの設立発起人全が盛岡市で開催
出席者は、中村岩手県知事他沿線市町村長と関係者。以下の事項が確認された。
- 会社の称号を三陸鉄道株式会社とする。
- 会社を盛岡市に置く
- 未開通区間の工事再開に全力を注ぐ
- 発起人代表は中村知事
- 設立事務所は岩手県庁内に設置する。
- 会社設立に際して発行する株式3万株のうち、2万900株を引き受け、残りは縁故者に割り当てる。
全国知事会・全国町村会へ回答
10/20←10/16・17
野岩鉄道株式会社工事施工認可申請書(案)提出
10/20
国鉄57年度第1次車両新製計画発表 10/20
来年夏に開業が予定されている伯備・山陰線の電化開業車両、上野〜大宮間の新幹線アクセス車両の他、老朽化新幹線電車などの代替用を中心とする445両、このうち量産型省エネ電車201系100両の他。省エネ型アルミ車体203系を初めて新製
運営規則など施行 10/21
全国知事会(会議参加は各道県の自主判断)
10/22
首都圏で大雨被害 10/22
台風24号による大雨で、夜から23日未明にかけて不通線区が続出。22時50分ごろ、横浜市港北区の横浜線。小机鴨居間の城山トンネル入日で、束神奈川発橋本ゆき電車が土砂崩れに乗り上げl両目が脱線、トンネル内で停止。乗客600人は小机駅に避難。首都圏各線ダイヤは23日まで乱れた。
北炭タ張新鉱事故札鉄貨物輸送に大打撃 10/23
去る16日発生した北炭夕張新鉱の管理局の貨物輸送にも大きな打撃を与えている。
全国知事会から申入れ 10/24
大宮新駅舎の一部完成 10/25
国鉄赤字線廃止58年度は38線 10/26
国鉄再建法に基づいて指定地方交通線の第1次廃止対象40線は当初、57年度中に廃止予定であったが、58年度以降の廃止に繰り下がり、2線は59年となる。
東北・上超新幹線ダイヤの概要 10/27
発表57年6月の東北新幹線暫定開業に続き、11月のダイヤ改正で大宮盛岡間30往復、大宮新潟間は21往復に。両新幹線並行区間の昼行特急は全廃、急行も大幅削減
東北・上越新幹線の愛称名決定 10/29
応募15万通の中から東北〈やまびこ〉くあおば〉・上越〈あさひ〉〈とき〉を決定
総評、福祉・年金スト。国労は地上勤務者の2時間スト
10/29
宿毛線 工事中断 10/
仙石線一部高架複線化が完成 11/1
西塩釜〜東塩釜 2.77km完成、なお17箇所の踏切が解消
【高架・複線化】西塩釜駅〜東塩釜
【駅移転】本塩釜駅、東塩釜駅
山万ユーカリが丘線ユーカリが丘〜中学校前間開業
11/1
岩手で特定地方交通線対策協議会
11/2
国鉄は第1次廃止対象の特定地方交通線40線中36線についてこの日から地方協議開始を希望していたが、協議会か開かれたのは久慈・宮古・盛3線の第三セクター化がきまった岩手県だけ。
全国市長会・全国町村会へ回答 11/2
三陸鉄道株式会社創立 11/4
新幹線利用者17億人を突破 11/4
16億人目から277日て、,13〜16億人達成までの1億人輸送に要した290日台を短縮.52年2〜11月の11〜12億人輸送当時の数字にもどる。最短日数は博多開業景気の8〜9億人で225日
上越新幹線 長岡〜越後湯沢間速度向上テストで210km/h運転を実施
11/4
常磐線60年度までに15両化決定 11/6
国際科学技術博覧会関係閣僚会議で、常磐線15両化など「つくば85」の緊急関連事業計画が了承された。
つくば博覧会会期中2000万人の観客の半分は鉄道を利用すると見られることから、国鉄と協議のうえ取手〜土浦間のホーム延伸、電留線の増設などを予定している。
早い雪で奥羽本線に被害 11/9
7日から青森県に雪が降り続き。9日7時40分ころ奥羽本線浅岡駅付近で線路わきの松の木7本が雪の重みで倒れて架線にのしかかり10時半すぎまで上下線とも不通となった。青森ゆきく日本海1号〉などが立往生。秋田県の追分駅でもポイント凍結被害が発生。青森市街地は40cmの積雪で、11月上旬の雪としては明治27年(1894)青森地方気象台の観測開始以来の記録。
自民党、整備五新幹線中北陸と東北のアセスメント準備の方針を決定
11/10
自民党は党四役を中心に整備新幹線の取扱について協議した結果、今年度予算のうち、北陸新幹線として、高崎〜福井〜大阪間、東北新幹線の盛岡〜青森間のアセスメントを着工申請する。
九州新幹線博多〜西鹿児島間、北海道新幹線については触れず。
宮内線全通 11/10
56年8月初めの集中豪雨で不通となっていた宮内線の振内〜日高町間は104日ぶりに開通
連結リニア走行テスト開始 11/12
55年11月から宮崎浮上式鉄道実験センターを試走していたMLU00001-1号車に新製の3号車を連結して、ならし運転を開始
赤谷・魚沼線 第1回会議 11/13
マボロシの「オリンピック・キップ」発売決定
11/13
名古屋市交通局が9月30日の名古屋オリンピック決定を確信して用意した記念キップは開催地かソウルとなったため宙に浮いていたが,ファンの関心か高いためヘ資料として頒布することにした。郵送申込みで、締切の27日までに8倍近い7万通の応募。
新幹線新型車両30次車〈2000番台〉32両登場
11/14
福島交通 貨物営業廃止 11/15
三陸鉄道株式会社発足
11/15
春闘処分べらしに処分 11/16
高木国鉄総裁は54・55年の春闘ストの処分内容が発表され処分通告より軽減されていた問題で。職員局担当の吉井治・常務理事に1カ月1/10減棒などの処分。
越後・弥彦線の電化計画承認 11/17
上越新幹線の開業に関連して、越後線、新潟〜柏崎間83.8kmと弥彦線弥彦〜東三条間17.4kmの電化を計画
新幹線訴訟で初の現場検証 11/18・19
原告住民側の申請で行われ、宮本裁判長と、両陪席裁判官の他、原告住民・弁護団、国鉄側の3者が参加した。
リニアモーターカー MLU-100重連テストで浮上試験に成功
11/19
世界で初めての重連によるリニアモーターカーの浮上試験、200km/hを5回成功
野岩鉄道が発足 11/19
鉄道公団か工事中の野岩線を建設運営する第三セクター「野岩鉄道株式会社」設立総会が東京の全国都市会館で開かれた。社長は松平勇・福島県知事、副社長は船田護・栃木県知事。
能登線・穴水〜珠洲間の貨物営業廃止
11/19
56年度の運輸白書
11/20(国土交通省・運輸白書HPを参照しています。)
塩川運輸相は、閣議に56年度運輸経済年次報告(運輸白書)を提出、了解を得た。
「両から質への転換」を求めているのが最大の特徴
久慈・盛・宮古線、第2回会議 久慈線(普代〜田老)、盛線(釜石〜吉浜)運輸省告示
11/20
国鉄神岡線 貨物営業廃止 神岡口〜神岡 11/20
南海電気鉄道 林間田園都市駅開業
11/22
営団の値上げ認可へ 11/24
運輸審議会は営団地下鉄か申請していた値上げ幅をやや圧縮して14.0%アップ、初乗り100円とする答申をまとめた。1月8日実施となり、ゾーン運賃制移行を前提に区間のきざみを大きくした。
国労、賃金問題などで2時間の拠点スト。動労は29分の時間内職場集会
11/25
三陸鉄道(株)地方鉄道事業免許申請
11/26
名古屋市営地下鉄鶴舞線浄心〜伏見間開業 11/27
同線は、浄心〜赤池間16.3kmとなった。
東北新幹線、試験列車首都圏入り 11/28
那須〜小山間で925形試験電車を使って走行試験が行われる。
運輸相に小坂徳三郎氏 11/30
鈴木改造内閣スタート。小海氏は東京3区選出衆院議員,田中派で当選5回。朝日新聞記者出身で経済企画庁長官を経験。
国鉄本社に移入女性幹部 12/1
本社旅客局サービス課主幹(課長級,新設)に日本交通公社旅行クラブ事務局次長・稲垣和代さん(46歳)を迎えた。1年間の予定で,営業施策や現場管理などのチエを借りる。
横浜駅にチップ制トイレ 12/1
「首都圏の国鉄駅トイレクリーン作戦」の一環。清掃管理のおぱさんがつき、任意のチップを集めて管理費にあてる。一人10円が多い
札沼線【仮乗降場新設】大学前 12/1
新幹線今冬の初雪で減速運転 12/2
岐阜県関ヶ原付近で5cm、兵庫・広島県内でも25cmの積雪でいずれも160km/hで減速運転、上下とも15分程度遅れ
大阪市営地下鉄千日前線新深江〜南巽間開 12/2
同線は野田阪神南巽間12。6kmに。大阪市営地下鉄営業キロは89.1kmとなった。
東北新幹線ダイヤ最終決定 12/3
三陸鉄道(株)工事施行認可書(案)提出
12/4
東海道・山陽新幹線に「こだま」停車駅増設検討
12/5
地元から新駅建設の請願が上がっているが、国鉄ではスピードが減殺されないため、1〜2駅程度の方針だが、最大の難関は建設費で、地元に負担を求める方針
東京国電ATC使用開始 12/6
山手線電車一周34.5kmと京浜東北線電車・大宮〜蒲田間44.8kmをATC(自動列車制御装置)に切替え。
これにより、山手線で225機、京浜東北線で295機が撤去される。→12/7事故編
日豊・豊肥本線にSL列車〈豊の国〉号 12/6
別府三重町間でC581号機が12系客車5両を牽引。12日まで毎日1往復。
当局、地方機関の組織簡略化を提案 12/8
管理部門の238課・室を廃止、同課長ポストも廃止
マスコミによる国鉄批判始まる。 12/12(新聞)
国鉄本社職員局のまとめた「1980年度職場管理監査結果について」と題する臨調に提出された部外秘文書をもとに「国鉄労使悪慣行の実態」「『突発休』多く支障」などの見出しをつけた記事を新聞が掲載された、これにより国鉄および国鉄労働者批判キャンペーンが始まり、その後堰を切ったように多くの新聞が同様の批判を展開。
行管庁が国鉄に経営改善勧告 12/13
行政改革最大の課題とされる国鉄の経営改善についての行政監察結果を、中曽根行管長官が小坂運輸相に勧告・鉄道管理局と工場の再編整理、貨物部門の人員縮減、資産処分の促進など。
以下の管理局が廃止対象として勧告
釧路鉄道管理局・青函船舶局・熊本局・大分局・福知山局
名古屋鉄道三河線
新須磨駅を移設し碧南中央駅に改称 12/14
東北新幹線先行開業決定 6/23(水) 12/17
東北新幹線の開業日と当初の運転ダイヤ決まる
12/17
同時に、大宮暫定始発となったため、大宮〜上野間の新幹線リレー号の運転計画も決定
公労委、特退問題で斡旋案(60歳)、協定化
12/18
国鉄小荷物の駅集荷を発表 12/18
宅急便へ巻き返しをはかり1月中旬から全国132駅で電話があれば集荷する。
国鉄が春閣処分 12/19
国労・勤労など組合員に停職62人。減給375人、戒告827人。『ストなし春闘』、といわれたが貨特120本が運休しておl〕、仲裁裁定完全実施を求めた動労の56字6月5日の独自ストも対象。
能勢電の一部区間廃止 12/19
兵庫県の能勢電鉄妙見線〜川西国鉄前川西能勢日間0。6kmはこの日かぎり。
野岩鉄道(株)地方鉄道事業免許
12/23
大阪駅合理化 12/23
大阪鉄道管理局、大阪駅駅員の4割削減など大幅減員による合理化案を、国労・鉄労各大阪地本に提示
中山トンネル貫通 12/23
異常出水に苦しめられた上越新幹線の中山トンネル(群馬県・14.83km)は、着工以来9年10カ月かかって貫通。
国労・動労、荷物車業務の外部委託、医療期間の統廃合について当局と妥結
12/25
木原線、第1回協議会開催 12/26
整備新幹線予算復活 12/26
自民党と大蔵省の折衝で、57年度予算に、整備新幹線、東北(盛岡〜青森)、北陸(高崎〜大阪)、九州(福岡〜鹿児島)、同(福岡〜長崎)、北海道(青森〜札幌)5線のうち、東北・北陸の建設費各50億円と、九州をふくめた調査費2億円が復活。地元の工費負担を条件に、東北・北陸は57年度着工ヘ。
当局、81春闘などで処分通告 12/26
岡山でも381系訓練運転開始 12/26
大宮以南の通勤別線(埼京線)に500億円
12/28
東北新幹線の見返りの地元対策として建設される大宮以南の通勤別線に500億円の予算
阿佐線 日本国有鉄道経営再建促進特別措置法により阿佐西線工事中断
12/