強風でダイヤ混乱 1/8
常磐線藤代〜佐貫間で13時半ごろと17時すぎ、東北線間々田〜小山間では13時ごろ、ビ二ールが架線にひっかかるなど,首都圏で8件の被害、11万人足止め、ラッシュ時に大混乱を招いた。
京福電気鉄道 嵐山線
ワンマン運転開始 1/9
57年度政府予算案決まり、来年度鉄道建設公団CDP線に比重
1/10
57年度政府予算案は6,275億円に決まったことで、来年度は従来の上越新幹線など大型プロジェクト主体の事業展開から、京葉線などの主要幹線・大都市交通線(CD線)や私鉄線(P線)にも比重をかけた事業計画に取組むことになる。
総武流山電鉄
幸谷駅を新松戸駅に近づけるため移転 1/10
東北新幹線大宮〜盛岡間レール締結式 1/14
レール敷設が最後まで残っていた大宮〜雀宮間68.1キロの工事が完了、午前10時大宮駅の新幹線ホームでレール締結式を行なった。46年11月着工して以来,大宮〜盛岡間466キロが11年ぶりにつながった。高木総裁ら関係者約百人が出席して行なわれた。
ヤミ手当ての実態として、新聞報道 1/23
朝日新聞が、「赤字国鉄がヤミ手当」の見出しでブルートレインの検査係の添乗手当の支給問題を報道、これを契機としてマスコミによる大々的な「ヤミ手当」「職場慣行」などの実態が「暴露」され、国鉄労使関係問題が世の注目を集めた。
なお、これにより世論は国鉄問題に一層関心を持つようになり、分割民営化やむなしの雰囲気を作っていった。
東海道新幹線総点検・若返り工事を48回実施し、これで全て完了
1/27
総評代65回臨時大会、「国鉄の分割・民営化に反対し真の国鉄再建をかちとる特別決議」を採択
2/2
国鉄再建小委員会(三塚委員会発足) 2/5
自由民主党は国鉄基本問題調査会の下部機関としていわゆる国鉄再建小委員会(三塚委員会)を設置し主に国鉄労使関係問題を重点に調査・審議を進めた。おりから問題化していた国鉄の職場慣行などについて国鉄当局者を追及する場となった。→同年3/4・4/16
臨時行政調査会(第2臨調)、第二次答申を提出 2/10
「国鉄改革共闘委員会」発足 (総評・新産別・国労・動労・全施労・全動労)
2/10
大宮駅構内で東北・上越新幹線最後の架線接続式を実施 2/10
東海ライナー営業運転に先立ち試乗会&展示会 2/20・21
大宮〜盛岡間で訓練運転を開始 2/21
反国労キャンペーン対策本部設置
2/23
国労、総評・新産別とともに国労批判キャンペーンに抗すべく「反国労キャンペーン対策本部」を国労本部内に設置
身延線(富士〜甲府間)でCTC使用開始
身延駅構内にCTCセンターを設置 2/26
東北新幹線戸田市で鍬入れ式 2/27
地元住民の反対などで、東北新幹線工事で最後まで残っていた戸田市で鍬入れ式挙行。
これにより、上野(東京)乗入れに弾みがつくことに。
福知山線(篠山口〜福知山間)でCTC使用開始 2/27
鹿児島本線 貨物支線 黒崎〜黒崎港間廃止 2/28
山陰本線鎧〜余部間の余部鉄橋は齢70年、歴史的節目を迎える。 3/1
身延線 CTC化 3/1
南海電鉄千代田工場使用開始 3/1
年間450両の検修能力誇る
千歳線恵庭〜島松間に建設中の恵み野駅開業 3/1
左沢線(山形〜左沢間)でCTC使用開始
左沢駅にCTCセンターを設置 3/2
大宮駅構内に新幹線電車が初めて乗入れ 3/2
東北新幹線大宮〜小山間試運転大宮以北電化工事がほぽ完成、新幹線暫定始発駅「大宮駅」ホームで試検電車(7両編成)の出発式。
三塚委員長、職場実態把握のためのアンケート調査を実施
3/3
国鉄の労務監査の重点職場174ヵ所の全管理者3257名を対象、職場実態把握のためのアンケート調査を実施し、4月2日に調査結果を発表。関連→4/2
津軽丸船上で終航式 3/4
18年間津怪海峡の荒梅を走り続けた青函連絡船「津軽丸」は定年を迎えて終航式が行なわれた。
国鉄再建小委員会(三塚委員会)「中間報告」を発表。
3/4
運輸大臣、国鉄当局に対し「職場規律の総点検」を指示
3/4
当局「職場規律の総点検及び是正について、総裁通達
3/5
以下点検項目
- 悪慣業・ヤミ協定等
- 現場協議制度の運用実態
- 昇給・昇格・昇職問題
- 管理者問題(下位職代行・年休消化)
- 服装・接客・サービスの実態
国労・動労・全施労、全動労の4組合が合同中央執行委員会を開き、「国鉄問題4組合共闘会議」発足
3/9
「国鉄再建問題四組合共闘会議」(国労、動労、全施労)発足
3/9
岩徳線もCTC化 3/10
相模線 北茅ヶ崎駅構内東洋カーボン専用線竣工 3/10
東海ライナー117系スタート 3/10
博多駅新幹線開業7周年記念行事 3/10
ひかり4号を対象に門司管理局募集のアマチュアポスターモデルの小野和子。松尾啓子さんによる一日駅長発車式。紅白の餅つき大会を行なった。
国鉄運賃料金改訂公聴会開催 3/11
11日から2日間、運輸省会議室で運輸審議会高橋正八会長はじめ各委員、国鉄から高木総裁。馬渡副総裁ほか、一般公述人。傍聴者ら約300人が出席。
米坂線 米沢〜今泉(白川信号場)間CTC化 3/11
京成電鉄、33年続いた「行商専用列車」を廃止
3/12
フルムーンバス売行上々 3/15
フルムーンバスの売行は去る11日に4万枚の大台に乗り、15目現在で4万2千枚、「ブラス10増収キャンペーン」の展開など一挙に倍増した4万枚も突破した。
田村運輸大臣、「民営・分割は非現実的」と意見表明
3/17
中山トンネル完成式 3/17
甲府駅に三塚小委員会、視察 3/17
甲府駅は、社会主義協会系の勢力が強い職場であった。なお、25日にもマスコミを伴って同行視察を実施した。
東北新幹線、大宮〜盛岡間通し訓練運転スタート 3/18
大宮〜盛岡間全線試運転で一般公開 3/21
札幌地下鉄東西線白石〜新札幌間開通 3/21
3/20、開通式を行い、21日始発電者から営業運転
SL山口号運転再開 3/21
3/21〜11/28までの80日間
大船ドリーム交通モノレール再開見通し
3/23
車両の設計ミスから14年以上も運転休止のドリームランドのモノレールが新会社によって運転再開となる見通しが濃厚となった。ドリーム交通とドリーム開発の両者が共同開発
西日本鉄道天神大牟田線 筑紫車庫・検車区完成。使用開始
3/25
職場規律総点検の結果を発表 3/29
職場規律正しますの車内吊りポスター掲出 3/29
「徹底した減量化、効率化を行います」こんな内容の車内吊りポスターが東京・大阪の国電を初め各地区の旅客車両12000両に一斉に掲出
東北(盛岡以北)・北陸新幹線ルートと停車駅決まる。
3/30
東北は盛岡〜八戸まで5駅、一方、北陸は当面高崎〜武生(約440km)に絞り、設置駅は16、半分以上は在来駅と併設
深名線【無人化】上多度志、幌成、沼牛、雨煙別、添牛内、天塩弥生
3/30
羽幌線【無人化】築別 3/30
新宿駅2次大改良完成。地上・地下5線を10両・210mホームとする
3/31
国鉄労使、25500人削減で同意
3/31
国鉄関係5労組は国鉄当局との中央交渉で国鉄改善計画で当局が提案の運転・施設・電気の3系統で25500人を減員する合理化に大筋で合意
札沼線 【仮乗降場→駅】大学前 4/1
東北本線 利府支線 新利府駅開業 4/1
田沢湖線【貨物営業廃止】全線 4/1
吾妻線 【貨物営業廃止】渋川〜羽根尾(〜46.7km) 4/1
太多線 広見駅を可児駅に改称 4/1
利府線 新利府駅開業 4/1
名古屋鉄道八百津線
伏見口駅を明智駅に改称 4/1
三塚委員長、職場実態把握のためのアンケート調査結果を発表
4/2→関連3/3
国鉄再建小委員会(三塚委員会)「管理経営及び職場規律についての提言」(第一次)を提出。
4/16
第二臨調第四部会、国鉄分割民営化方針を確認
4/17
国鉄運賃値上げ前日のこの日、1日の国鉄運賃収入が過去最高の209億1400万円を記録
4/19
第二臨調第四部会、国鉄分割民営化方針素案をまとめる。
4/20
国鉄運賃値上げ 4/20
福岡市営地下鉄2号線中州川端〜呉服町間0。5km開業、1号線と乗り入れを運転開始
4/20
運輸省、国鉄改革案をまとめる。 4/22
累積赤字棚上げ、87年度に26万人体制、輸送と管理保有の2特殊法人に分割など
高木国鉄総裁、職場規律の総点検結果を小坂運輸相に報告、ヤミ手当ては全現場の約4割、ヤミ休暇3割等
4/23
国鉄、56年度「忘れ物白書」を発表。全国で品物約81万件・現金約26億7300万円
4/30
仙山線 急行「あさひ」を「べにばな」に改称 5/1
国鉄昨年度の運転白書発表 5/3
列車事故や国鉄側の責任事故は減少傾向にあるが、運転事故1193件中、酒酔い運転の機関士による車両破損事故など33件で、軒並み責任事故で、(前年度6割増)は問題。
列車速度調査委員会答申 5/4
武蔵野線事故の機関士に判決 5/7→54/11/18関連
禁固4ヶ月、執行猶予2年の有罪判決
公労委が仲裁裁定 5/8
公共企業等労働委員会では加重平均13,434円〈6.9%アップ)とする3公社5現業の賃上げ仲裁裁定を労使双方に手渡した。仲裁裁定書の中で国鉄仁対しては経営が危機的状況にあると指摘、職場規律を正して企業経営の合理化と生産性向上に努力するよう要請している。
都内の不発弾処理で運休 5/9
東京地区の東北本線・東十条〜赤羽間の線路沿い地下4mで見つかった米軍の1t爆弾処理が陸上自衛隊等によって行われ、東北本線の東十条〜赤羽間の線路が9時〜16時、東北・高崎・上信越線の上野〜赤羽間と赤羽線全線が12時〜14時の間全面ストップ、275本が運休し、道路も閉鎖。半径500m以内に住む1万5000人が避難する騒ぎに。
大宮〜盛岡間で200系営業電車が試運転を実施 5/11
名古屋株券盗難事件に判決 5/12
10月19日夕方、名古屋駅3番線ホームで、荷物列車積込中の株券702枚(時価8,097万円)入りの小荷物が盗難にあった事件で、保険金を支払った保険会社5社が国鉄仁重大な過失があったとして損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁民事5部の原健三郎裁判長は、原告の主張を認め7900万円余りを国鉄に対し支払うよう判決。
盗難事件に対する賠償額としては国鉄史上最高額、なおこの事件の容疑者として逮捕された大宮市の不動産ブローカーが逮捕されたが、証拠不十分で無罪が確定している。
関西本線 八田〜亀山間電化 5/14
臨調が国鉄再建の部会報告 5/17
国鉄を含む三公社については、向こう5年間の間に特殊会社(株式会社である特殊法人)を経て民営化。
国鉄と電電公社は北海道・本州・四国・九州に分割すべきとする答申を発表
中央東線 塩尻駅移転により小野〜塩尻間改キロ(+0.5km)
5/17
関西本線、八田〜亀山間電気運転開始 5/17
中央本線 塩尻駅移転により塩尻〜洗馬間改キロ(〜0.1km)
5/17
第1回若桜線特定地方交通線対策協議会会議(若桜線の概要等説明)5/17
東北新幹線指定券の売れ行き好調 5/23
6/23開業の東北新幹線指定券の発売が開始され、初日分の〈あおば〉の終列車を除いてほぼ完売
静岡駅の有価証券入り小荷物盗難に国鉄賠償 5/25
49年10月
国鉄、職員・家族への無料パス全廃と決定 5/28
日本鉄道建設公団57年度事業計画の発表予算→別紙
6/1
国鉄全国一律運賃止める 6/1
運輸省は、国鉄改革に関連して実情に合わなくなった国鉄運賃制度の全面的な見直しに取組む方針、大都市割引運賃制から一歩踏み込んで「地域別運賃制度」の導入に向けて本格検討に入ることとなった。
国鉄四組合、総裁とトップ交渉。総裁は「協約の変更は話し合うが、まとまらなければ失効する」と言明
6/7
当局、1983年度高卒採用全面中止を決定
6/9
伯備線 【複線化】井倉〜石蟹間のうち3.1km 6/15
山陰本線 清水寺信号場〜安来間複線化 6/18
当局、11月ダイヤ改正関係合理化計画提案
6/19
概要
- 東北・上越新幹線に並行する在来線の特急はほぼ全廃
- その他特急車両を全面的に再配置し、急行を特急に格上げ
- 利用者の少ない特急・急行を整理
- 貨物の抜本的な縮小
- 通勤・通学輸送の改善、特に広島地区での15分間隔化
これに伴い、貨物38000km・旅客22000kmの減
1万人以上の職員定数削減となる。
境線【電化】米子〜後藤(後藤車両所(現在の後藤総合車両所)入出場列車のため)
6/21
東北新幹線先行開業、大宮〜盛岡間で営業開始 6/23
「やまびこ」4往復、「あさひ」6往復体制
上野〜大宮間に「リレー号」下り10本、上り11本運転
東北本線 東鷲宮駅旅客営業開始。東那須野駅を那須塩原駅に、磐城西郷駅を新白河駅に改称
6/23
山陰本線
米子〜清水寺信号場間が複線化。清水寺信号場廃止 6/24
信越本線
戸倉〜屋代間が複線化。軽井沢〜篠ノ井間の複線化完成
6/29