国鉄年末年始客もどる 1/5
12月28日〜1月4日の主要30線区特急・急行利用者は496万人と前年比39%増。この10年間で52
・54年度が前年比1%増だったが、3%の伸びは48年度の7%増に次ぐ。東北・上越新幹線開業景気と57年の航空運賃値上げの影響。近距離客も5%増
石北本線【無人化】 1/10
桜岡、伊香牛、中愛別、天幕、中越、奥白滝、上白滝、下白滝、瀬戸瀬、安国、金華、緋牛内、西女満別、呼人
上越新幹線で積残し 1/14
連休前夜の大宮駅でスキー客が乗り切れず、〈あさひ107号〉を越後湯沢駅で臨時停車などの措置をとったが,約10,000人積残し
国鉄・門司局で、入浴時間規制で職員の賃金カット
1/20
当局、貨物経営改善計画策定 1/26
- 輸送システムの転換に関しでヤード集結方式から拠点間直行輸送体制に転換し、いまの851駅、110ヤードを、拠点87駅と補完370駅の457駅体制に縮小し、そのためのダイヤ改正を57・58年度に実施
- 列車運賃の設定、コンテナ運賃制度の見直し、物流業者との連携などにより営業制度を改善。
- 輸送力の調整、勤務体制の見直し、乗務員運用の効率化、業務委託の推進、車両基地の統廃合などによる業務運営の効率化をおこない、60年度に収支均衡をはかる、といった内容
青函トンネル貫通 1/27
9時25分。津軽海峡下のほぼ中央央部で青函トンネル(53.9km、湖底部23.3km)の先進導坑が貫通した。
昭和39年5月の調査斜坑掘削開始から18年8ヶ月、42年3月の先進導坑掘削着工から15年10カ月ぶり。
新幹線定期券「フレックス」発売開始 1/31
株式会社 奈良ホテル設立 1/31
新幹線定期券「フレックス」登場 2/1
増収と旅客の利便を図るため,国鉄部内で以前から検討されてきた新幹線定
期券が登場した.PR効果を高めるためその名も「フレックス」と名付けられた。設定区間は東海道。山陽が75区間、東北が23区間、上越が16区間の合わせて
114区間、おおむね100km圏を中心に200km前後までとなっている。
日本化学工業協会、運輸省と国鉄に対して「貨物輸送の縮小に反対」の陳情
2/1
国鉄は、昭和38年以来中断していた運転士・車掌らへの定期適性検査を再開する方針を決定
2/2
国労、議員兼職禁止で裁判提起 2/8
大阪市営地下鉄谷町線、大日〜守口間1.8km開業により、大日〜八尾南間28.3km全通
2/8
飯田線に119系営業運転聞始 2/14
国鉄、57年11月に国労が行った順法闘争に関し、停職19人を含む690人の処分を発表
2/19
飯田線で80形さよなら運転を実施 2/19
名古屋鉄道運賃値上げ申請で公聴会 2/22
名古屋鉄道の旅客運賃変更認可申請に対する運輸審議会主催の公聴会が名古屋管理局内で行われた。
水間鉄道運賃改定 2/22
MLU001ガイドウェイに段差つけ走行実験 2/23
MLU001の浮上走行試験を続けている宮崎浮上実験線では、ガイドウェイの平面および側壁部に約2cmの段差をつけて、200km/h前後の速度で浮上走行する新たな実験を開始
飯田〜辰野間CTC化 2/24
外房線 永田〜本納間複線化 2/25
参宮線 多気〜鳥羽間単線自動信号化 2/25
クモヤ191系廃車回送 2/25
昭和48年にサハ180とモハシ180から改造された試験車クモヤ191が老朽化のため廃車回送
東京駅に新しい自由通路完成 3/1
東京駅丸の内北口と八重洲北口を結ぶ新自由通路は1/17から丸の内側仮出入り口を使って使用開始されたが、このほど工事が全面的に完成した。
芸備線CTC使用開始 3/1
大船渡線【貨物営業廃止】大船渡〜盛 3/1
第三セクター宮福鉄道が起工 3/5
三陸鉄道、野岩鉄道に次ぐ3番手の第三セクター、宮福鉄道(現北近畿タンゴ鉄道)(社長・林田京都府知事)が運営する宮津福知山間30.4kmの起工式が福知山市内で行なわれた。
宮福線は国鉄新線として昭和39年に着工されたが、55年度から工事予算が凍結されて中断。宮津がら途中の河守(大江町)まではほぼ完成しており、昭和63年4月から開業の予定。
白糠線バス転換で合意 3/7
釧路商工会議所で行われた第一次地方交通線対策協議会において、沿線の白糠町から出されていたバス転換の基本計画についてほぼ合意に達した、3月25日に正式にバス転換を決定、58年度中に町営バスに転換の予定
上越新幹線の融雪費1人あたり483円 3/8
国鉄は57年11月15日に開業いらいの上越新幹線融雪費を8日までに12億円と発表。温水スプリンクラーのおかげで雪によるダイヤの乱れはゼロに近かったが、装置の作動日数ほ69日で、乗客一人あたり483円かかった勘定になる。
関西本線 亀山〜木津間CTC使用開始 3/8
宇部線 CTC化 3/8
小野田線 CTC化 3/8
新ブレーキシステム試験 3/8〜4/1
130km/hで確実に600m以内で停止できるブレーキシステムを試作し、583系電車に一連の計測機器共に取り付け、3月8日〜4月1日まで実施
臨調、最終答申を首相に提出 3/14
鹿児島局、駅業務の外注化を強行実施
3/15
小海線野辺山駅の新駅舎完成 3/16
国労が順法闘争 3/15〜3/17
仲裁裁定の完全実施などを要求する国労(森影誠委員長、24万人)は、全国全線区の列車で17日まで3日間、順法闘争に入った。大幅な乱れはなかったが、勤務時間内の入浴問題のこじれが背景だとマスコミの批判をあびた。
延べ267本が運休、遅れは8180本、およそ183万人に影響
東海道本線千里丘駅橋上駅舎完成 3/18
近鉄が全特急に禁煙指定席 3/18
この日のダイヤ改正と同時に、全車指定席の特急1号車の約半分を禁煙席とし、特急券予約端末機で指定できるようにした。列車の禁煙指定席は日本初。
国鉄が、風呂騒動で処分 3/19
東京3管理局は、勤務時間内の入浴禁止に従わなかった国労組合員62人に業務命令違反で処分通告した。訓告、厳重注意をふくめると1,174人におよぶ。
国鉄ナイスミディパス発売 3/20
国鉄では、フルムーンに次ぐヒット作品にすべく、ナイスミディパスを発売30歳以上の3人の女性が条件、普通車用とグリーン車用(2人6万円、3人9万円)があった。
武蔵野線で電車増発 3/21
貨物の低迷と裏腹に近年住宅地化が進む沿線の宅地開発を受け、旅客輸送のウエイトが大きくなった武蔵野線のダイヤを一部改正、運転区間の変更などを伴うダイヤ改正を実施
相模鉄道ダイヤ改正実施 3/21
C515、復元作業始まる。 3/21
57年の大雨による路盤崩壊で転落した青梅鉄道公園のC51
5の復元作業がこの日より始まる。
唐津線【電化】唐津〜西唐津(直流1500V) 3/22
筑肥線 虹ノ松原〜唐津間新線開業 3/22
(虹ノ松原〜唐津〜山本間旧線、博多〜姪浜間廃止)および姪浜〜西唐津間電化完成。博多〜筑前前原間、福岡市営地下鉄と相互乗り入れ開始 、同時に同区間をCTC化
筑肥線は鹿児島線の部から長崎線の部に移り起点を伊万里に変更。伊万里〜山本〜唐津〜姪浜間(75.7km。山本〜唐津間(7.4km)は唐津線と二重戸籍)となる
なお、これに伴い以下の部分が廃線となった。地下鉄開業に伴う廃線は、当時では珍しいことであった。
【路線廃止】博多〜姪浜(11.7km)
【駅廃止】筑前簑島、筑前高宮、小笹、鳥飼、西新
【路線廃止】虹ノ松原〜山本(10.4km)
【駅廃止】東唐津(初代)、鏡、久里
【貨物営業廃止】姪浜〜浜崎 【開業】唐津〜虹ノ松原(5.1km)
【駅新設】東唐津(2代)、和多田
【優等列車廃止】「平戸」唐津駅〜長崎駅間に短縮
福岡市営地下鉄1号線博多(仮)〜姪浜間開業
3/22
福岡市地下鉄空港線
姪浜〜室見間、中洲川端〜博多(仮)間が開業。国鉄筑肥線と相互直通運転開始
小田急電鉄ダイヤ改正 3/22
名鉄の単独値上げ認可 3/22
長谷川運輸相は大手民鉄で単独アップを申請した名鉄の運賃値上げを運輸審議会の答申どおり平均15%認めた。30日実施。
大糸線 松本〜糸魚川間CTC化 3/25
これに伴い、島内、一日市場、○橋の各駅が委託化
サロ110 500番代出現 3/28
サハ165を種車として改造された、サロ110−501が大船工場で落成
酔払い〈紀伊〉機関士に禁固 3/26
昨年3月15日未明、名古屋駅構内でDLを酔払い運転、〈紀伊〉寝台車にぶつかって14人に重軽傷を貫わせた元機関士、出口林平被告(53歳)に対する業務上過失往来妨害と業務上過失傷害事件の判決公判が名古屋地裁で開かれ、水谷富氏人裁判長は禁固1年6カ月(求刑同2年)の実刑判決を言い渡した。
国鉄が昨年末のストに大量処分 3/26
12月16日の国労・動労・全動労の仲裁裁定完全実施などを求めた最高2時間のストに対し、2,182人に減給から戒告までの処分を通告。訓告、厳重注意をふくめると34,055人にのぼる。列車への影響はほとんどなかったが、当局は厳しい姿勢を見せた。
白糠線バス転換決定 3/28
第一次特定地方交通線の一つである白糠線の廃止問題を話し合う対策協議会の第5回会合が、釧路市商工会館で開かれ、58年度中にレールを廃止、白糠町営バスで代替輸送を決定。
転換交付金は10億円
中央東線、岡谷〜塩尻神野塩嶺ルートの入線試験開始
3/28
名鉄と名市交が連絡割引 3/30
名鉄は単独値上げ実施と同時に、相互直通運転の豊田線と名古屋市営地下鉄鶴舞線との間で初乗り加算運賃加算救済の連絡割引を実施。名鉄と名市交がそれぞれ10円ずつ割引
国鉄労使2万2000人削減で合意 3/31
国鉄当局と国労・動労などとの合理化交渉が大筋で合意、57年度中に職員2万2600人を削減。職員数は37万3900人となる。
11月のダイヤ改正で1万1000人削減。施設、電気、運転各部門の合理化など。年度末手当ても0.24か月分(慣例は0.5ヵ月分、昨年度0.4ヵ月分)で合意
桜井線 貨物営業廃止 4/1
越後線【駅名改称】地蔵堂→分水 4/1
志布志線【貨物営業廃止】全線(-38.6km) 4/1
仙台臨海鉄道 仙台西港線 仙台港〜仙台西港間が開業
4/1
遠州鉄道 西鹿島線 運転間隔を11分ヘッドから12分ヘッドに変更
4/1
新浜松〜西鹿島間の所要時間を43分から40分に短縮
水島臨海鉄道西埠頭線を三菱自工前〜西埠頭間1.7kmとする
4/1
水島臨海鉄道 三菱自工前〜川鉄前間に倉敷貨物ターミナル駅が開業。倉敷貨物ターミナル〜川鉄前間を廃止。倉敷市〜倉敷貨物ターミナル間を水島本線、三菱自工前〜西埠頭間を西埠頭線に改称
国鉄法案衆議院運輸委員会で可決 4/13
国鉄再建監理委員会設置法案は、衆議院運輸委員会で自民・公明・民社・新自由クラブの賛成(社会・共産は反対)で可決。衆議院本会議でも15日に可決し、参院に送られ、20日から審議入り
当局、貨物大幅削減を組合に提案
4/15
民鉄大手スト回避 4/16
民鉄大手の賃上げ交渉は、19時から開かれた中央集団交渉(8社)に労使トップ交渉席上ベア1万300円(8社従業員平均4.73%)、生活関連手当てとして4月から月500円支給の最終回答で妥結。合理化問題を抱える京成を除く各労組は21時30分、翌17日のスト中止命令を出した。民鉄ストの前夜中止は昨年に続き2度目、ベア本体の上積無しは初めて
京成労組24時間スト 4/17
会社側は大手私鉄並みのベアを提示したが、前提条件の合理化3項目に労組が反発、24時間ストに突入
26日に第二次スト
日英総裁が会談 4/18
イギリス国鉄総裁ピーター・パーカー氏一行が16日に来日、この日国鉄本社で高木国鉄総裁らと会談
国鉄春闘もストなし 4/22
政府は3公社4現業職員のベアについて、各当局が加重平均5,744円(2.81%)の有額回答を認めた。赤字の国鉄、林野も格差をつけない代わりに、合理化計画を担当閣僚にッ提出する。公労協は格差なし有額回答が無ければストを構える事にしていたがスト無しが決まった。
国鉄35万人体制1年繰り上げ 4/24
政府から合理化計画の具体策を求められた国鉄は、来春の職員新規採用を2年連続で原則的にストップ、貨物、荷物部分の大幅削減など省力化に努め経営改善計画が60年度の目標としていた35万人体制が1年早く達成できると高木総裁、長谷川運輸相に報告
東北本線 自治医大駅開業 4/27
伊豆箱根鉄道 修善寺駅新駅舎完成 4/27
東海道新幹線が地震で乱れ 4/29
22時39分ごろ静岡県を中心に小規模の地震があり、東海道新幹線の三島〜静岡間は線路点検のため一時ストップ、上下4本が4時間前後遅れた。上り2本は30日4時すぎ東京駅に到着、新幹線が「列車ホテル」となる。
京成ストようやく中止 4/30
大手民鉄中1社だけ17・26日に24時間ストをした京成労組は、30日の第3波24時間ストを前に3時半、賃上げと合理化策について会社側と大筋で合意、ストを中止した。ベアはほぼ大手他社なみ。
営団に新車、銀座線フルモデルチェンジ。5月
大阪ターミナルホテルがオープン 5/1
国鉄出資では最大規模の大阪ターミナルホテル(大阪ターミナルビル「アクティ大阪」内)がオープンした。「アクティ大阪」の19〜26階を使用、671室900人を収容する。
名鉄観光も国鉄全券種を発売 5/1
国鉄再建監理委法が成立 5/13
参院本会議で賛成多数(社共両党は反対)で可決、成立した。政府は、できるだけ早く監理委の活動をスタートさせる方針。高木国鉄総裁は「監理委では鉄道の果たしてゆくべき役割をふまえ、あらゆる角度から検討してほしい」と談話を発表。
公企体ベア4.13% 5/13
3公社4現業ベアの調停を進めていた公労委は、加重平均8、460円(4.13%)の調停委員長見解原案を労使双方に提示した。定昇(4、720円、2.31%)を除く実質ベアは3,740円、1.82%で昭和33年の1%いらいの低率である、労働側委員は「納得できない」と原案を調停委員長見解とすることを拒否、仲裁へ移行した。調停不調は50年いらい。
国鉄・運転士・車掌らに対する適性検査を7月1日から20年ぶりに復活、実施とする。
5/18
「日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法」公布
5/20→6/10施行
法律はこちらを参照してください。(衆議院hpを参照しています。)
大阪地下鉄50周年 5/20
大阪市営地下鉄は昭和8年梅田〜心斎橋間3.1kmを開業していらい50周年を迎えた。
現在6路線90.9km。地下鉄としては東京地下鉄道(現営団地下鉄>誕生から6年遅く、公営では最も古い。
亀井監理委員長(内定)が基本方針 5/23
政府から国鉄再建監理委員長任を乞われ受諾した亀井正夫住友電工会長は記者会見、「21世紀の日本の交通体系をふまえて国鉄のあり方を考える。臨調答申の、分割・民営へは一つの方向を示したもので、オールマィティーではない」とし、運賃値上げなしの国鉄再健を説いた。
閣議、行革大綱を決定 5/24
年金総合法案は継続審議 5/25
パンク寸前の国鉄共済年金制度救済策を盛り込んだ4共済年金総合法案を審議している衆院大蔵委は、継続審議ときめ、臨時国会に持越し。
東海道新幹線名古屋地区の減速運転の効果検証 5/25
日本海中部地震て不通区間続出 5/26
国鉄職場総点検の結果発表 5/27
高木国鉄総裁は、「ポカ休」・「ブラ勤」、など職場規律の乱れについて全国4,068現場で、「3月総点検」の結果をまとめ、長谷川運輸相に報告した。
暇や勤務時間内入浴はほぼ解消したが、リボンやワッペンを中心に、是正十分な項目も残っている。
東武熊谷線が廃止 5/31
水郡線CTC化完成ダイヤ改正 6/1
近代化計画の一環として進められてきた水郡線のCTC化が完成、使用を開始
また合理化では、乗車効率の悪い急行「奥久慈」を全廃するなど、1日当たりの列車キロを約230キロ削滅、CTC化により14駅(常陸青柳・下菅谷・瓜連・玉川村・山方宿・下小川・袋田・東館・磐城綾塙・磐城浅川・川東・谷田川・磐城守山が停留所化(無人駅)。上菅谷・常陸大宮・磐城棚倉・磐城石川・常陸太田の5駅が業務委託化された。
名松線 全線復旧、運行再開 6/1
東武熊谷線 熊谷〜妻沼間廃止 6/1
南海電気鉄道
千早口〜天見間、紀見峠〜御幸辻間が複線化。橋谷信号所廃止
6/5
国鉄、合理化計画発表 6/6
58〜59年度の2年間に駅・車掌など旅客部門15,000人を合理化、貨物・荷物部門を合わせると58年度中に28,900人削減、職員総数を34万5,000人とする合理化計画
奥羽本線復旧 6/7
5/26の日本海中部沖地震で不通となっていた奥羽本線・森岳〜東能代間が、午後に復旧、12日ぶりに全線開通。なお同地震による不通区間は五能線だけとなった。
総理府に「国鉄再建監理委員会」を設置 6/10
国鉄再建監理委員会(亀井正夫委員長)の初会合が首相官邸で行われ、中曽根首相が「国の財政再建のため、国鉄改革が大きな課題だ。経営形態のあり方を含めて経営全般を抜本的に見直し、事業運営の効率化、活性化を図らねばならない、臨調答申の趣旨を踏まえ、具体的で実効性のある対策を打ち出してほしい」と要望した。
白糠線バス転換決定 6/14
第1次特定地方交通線に指定されている白糠線(白糠〜北進間33.1km)のバス転換について、この日行われた地方協議会で地元白糠町が釧路管埋局ヘ「バス転換事業計画申請書」を提出、この後24日に承認をうけ、白糠線のバス転換は
早ければ11月にも行われることとなった。
大阪鉄道管理局が昼間割引回数券を発売 6/15
民鉄に流れた利用客の流れを戻すべく、民鉄(阪急・阪神)との並行27区間に10時から17時まで使える最高47%引きの民鉄運賃なみ回数券を発売し、好評
名古屋鉄道美濃町線ワンマン化 6/15
名鉄では合理化の一環として、美濃町線の昼間時の電車(上り20本、下り22本)でワンマン運転を開始。
五能線も全通 6/15
日本海中部地震で最後まで不通となっていた五能線は、15日に陸奥岩崎〜深浦間が復旧したのに続き、残る深浦〜陸奥森田間が16日午後に開通、地震によって不通となっていた国鉄線は21日ぶりにすぺて復旧した。
勤務時間内入浴に関し最終見解 6/16
国鉄、勤務時間内入浴に関する国労との団体交渉で、有給入浴は容認できないとの最終見解を表明
神戸市営地下鉄山手線開通 6/17
新長田〜大倉山間4.3km開通
これにより同地下鉄は、52年3月に営業開始した西新線名谷〜新長田間5.7kmと合わせ、路線延長は10.2kmとなった。なお、開業式は17日10時から大倉山駅で宮崎神戸市長らが出席して行われた。
中央本線辰野駅の新駅舎オープン 6/17
新幹線特定特急券で指定席の乗車取扱い 6/20
新幹線小倉〜博多間は、ビジネスマンを中心に先ごろ1日平均利用者が1万人を突破しほとんどの列車の自由席は満員状態、そこで下り列車に限り特定特急券でも指定席に乗車できる取扱いを開始した。なお、上り列車については、この取扱いは適用されない。
中央東線 小淵沢〜信濃境間複線化 6/21
南九州で豪雨被害 6/21
朝から、南九州などを豪雨が襲い、6時30分頃、指宿枕崎線、喜入〜前之浜間で722D(5両編成)の1両目が土砂崩れに乗り上げて脱線、日豊本線、重富〜竜ヶ水等3区間が不通。東海道新幹線も午前中、静岡〜米原間で70〜160km/hの徐行運転を実施
信楽線の廃止議論棚上げ 6/21
第一次廃止対象路線の信楽線問題を協議する特定地方交通線対策協議会が開かれ、56年度の輸送密度が2076人(対前年比405人増)と基準値の2000人を超えたため57年度の数値が出るまで協議中断で合意。木原線にも同様の事例があったことによる措置
鹿児島交通枕崎線 豪雨災害のため全線不通に
6/21
国鉄、財政再建のための増収策に遊休地など1268箇所約1600haを3年間で売却する方針を決定
6/23
東北新幹線開業1周年 6/23
昨年6月23日、上越に先がけ暫定的に開業した東北新幹線は、開業以来利用客、収入とも予想を大きく上回り好評のうちに1周年を迎え、暫定始発駅の大宮をはじめ、沿線各駅で趣向を凝らした記念行事が行われた。
営団有楽町線が延長開業 6/24
池袋〜営団成増間9.3km、新富町から直通運転
上越新幹線にノンストップ列車 6/26
産経新聞者主催の企画で、大宮〜新潟ノンストップ90分運転〈夢トンネル〉号が1往復