昭和57年後半編

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鉄道ニュース

伯備線倉敷〜伯耆大山間,山陰線伯耆大山〜知井宮間電化完成。 7/1

伯備線と山陰木線の伯者大山〜知井宮間(境線・米子後藤間をぶくむ)の直流電化が完成、唯一の気動車エル特急だった〈やくも〉は381系電車8往復に増強された。

大阪〜鳥取間特急気動車「まつかぜ」1往復を米子へ延長 7/1

伯備線 神西駅(現・出雲神西駅)開業 7/1

仁堀航路仁方〜堀江間廃止 7/1

動労、機関区検修旅費手当て問題で「返還」の方針決定(注:) 7/1関連s57/1/23

国労、検修手当て問題に抗議して、「再建懇」の凍結申入れ 7/2

三塚小委員会、「国鉄再建のための方策」を提出 7/2

国鉄の経営改善計画の最終年度である60年度を目標に「現体制の下で改善努力をする。」、それでも再建できない場合は、62年度を目途に国鉄を北海道・本州・四国・九州の四つに分割・民営化するという、分割・民営化「出口論」を展開、この出口論は、国鉄首脳に合理化の徹底と職場規律の確立などを実行することで分割・民営化を逃れられる拠り所と考えられた。

過密ダイヤと指摘の判決 7/8

55年10月17日朝、国電中央線下り緩行電車が大久保〜東中野間で追突、3両脱線、乗客13人が軽傷を負った事故で、追突した電車を運転していて業務上過失往来妨害罪に問われた運転士に対する判決公判で、東京地裁刑事5部の田尾勇裁判長は「基本的注意義務に欠け、長年の慣れから見込み運転していたともいえる」と禁錮8カ月、執行猶予2年(求刊禁錮8カ月)を言い渡した.同裁判長は判決のなかで「中央線のダイヤは過密で定時運転確保の要請が強く、この事故のさいも遅れていたダイヤを取りもどそうとする意識が運転に影響していた」と指摘している。

国労が対決路線へ転換 7/9

国労(森影誠委員長)は全国委員長・戦術委員長会議で、柔軟路線から一転、国鉄当局と厳しく対決する方針を打ち出した。最近の当局は職場規律の確立に名を借りて、ブルー・トレインのヤミ手当回収のため法的手段に訴えるなど強硬な労務政策をとり、太田知行職員局長は国労否認の態度をエスカレートさせていると反発。

〈つぱめ〉寄り切り〈はと〉 7/10

国鉄は昨年夏の〈つぱめ〉復活運転の人気に気を良くして今年も東京〜大阪間に7月24日の下り〈はと〉、翌25日上り〈つぱめ〉違転を決め、10日10時から東西でキップを発売した。大阪売りの〈つばめ〉は30分で売り切れたが、東京売りの〈はと>に昨年の勢いはなかった。

国鉄、高校・高専・大学に翌年春の新規採用中止を通知するよう全国の鉄道管理局に指示 7/14

当局、「現場協議協約」の改訂提案 7/19→11/30

11月30日までに合意に達しない時には協約を締結しないと提案。
改訂案の内容は以下のとおり、

  1. 協議の対象範囲は労働協約、就業規則、規程、達、通達等に定められていない当該現場固有の日常の労働条件にかんして生じた団体的紛争の事後処理等に限定。

  2. 協議中といえども施策の実施を妨げない。

  3. 開催は月一回で臨時開催を認めず、一回の協議時間は二時間以内。

  4. 上級委員会を設置し、現場労使が対立した問題は上移。

というものである。

国労、検修手当て問題で公労委へ救済申立 7/20

奈良線電化の起工式7/22

奈良線電化工事の起工式が11時から、同線宇治駅構内で行われた。
関係者数100人の出席のもと吉田国鉄常務ら3人が鍬入れ。奈良線〜関西本線・京都〜奈良間41.7kmの電化開業は59年度の予定。

東北新幹線「やまびこ」大宮〜盛岡間,大宮〜仙台間各2往復増発 7/23

上越新幹線の全線訓練遅転がスタート 7/23

大宮〜新潟間直通の訓練運転を開始。初日の同日は大宮発9時20分。新潟発9時10分の2編成の200系電車12両福成がそれぞれ全線を往復。

集中豪雨で九州の国鉄大混乱未明からの集中豪雨で九州の国鉄は大混乱に陥った。災害を受けたのは長崎本線・肥薩線など19線区174カ所で、うち8線区・50カ所が不通。 7/23

臨調が基本答申を提出 7/30
第2次臨時行政調査会(土光敏夫会長)は基本答申を決定。鈴木首相に提出した。国鉄など3公社の改革は先の部会報告が示した「分割・民営化」の方針を貫き、国鉄は5年以内に7ブロック程度に分割,再建の実施母体として「国鉄再建監理委員会」(板称〉を総理府に設置する。高木国鉄総裁は反対を表明。→「新形態移行までの間緊急にとるべき措置

豊橋鉄道市内線延長開業 7/31
井原運動公園前間652mの短区間だが,路面電車の延長は全国で14年ぶり。

会津線【貨物営業廃止】西若松〜会津田島(-42.0km)  8/1

只見線【貨物営業廃止】西若松〜只見(-85.3km)  8/1

名松線 台風10号により全線不通に 8/1

台風10号で富士川鉄橋流失 8/2

未明に愛知県の渥美半島に上陸,中部・北陸を横断した台風10号の影響で5時14分ごろ静岡県の東海道本線富士川鉄橋の下り線と旧下り線の橋脚が倒壊したほか、奈良県の王寺駅電車基地が水没、14線区が不通。東海道・山陽新幹線も乱れた。3日には不通線区が17に広がる。東海道本線は4日夕に単線で運転再開。

新幹線が地震で不通 8/12

13時33分ごろ、関東・東海地方の地震(東京で震度4)のため東海道新幹線・東京〜静岡間の4カ所の変電所で自動的に停電、2時間半にわたって不通となり、帰省の足が乱れた。東北新幹線は大宮那須塩原間で停電したが、10分後に運転を再開。

高千穂線 台風11号による増水で川水流〜日ノ影間が不通。12月復旧 8/13

有人りニアモーターカーの内部公開 8/24
国鉄宮崎浮上式鉄道実験センターは、有人リニアモーターカーMLU00形1・3号車の内部を初めて報道関係者に公開した。

国鉄来年度運賃値上げは見送り 8/24
運輸省は国鉄の58年度予算概算要求をきめ、53年度以来5年連続していた運賃値上げを見送り、職員の新規採用を原則としてストップなどを確認した。

国鉄の56年度決算と監査報告書発表 8/27
新経営改善計画の初年度だが、赤宇は1兆859億円(前年度より755億円増)にぷくらみ、同計画は事実上破綻した。

国鉄再建監理委員会設立準備室スタート 8/27
政府は臨調基本答申にもとづき、国鉄再建監理委員会(仮称)を設置するための準備室を内閣官房に置き、運輸省は林淳司官房審議官(前国鉄部長)ら5人を準備室派遣委員として発令した。

津山線 全線CTC化 8/31

リニア有人走行成功 9/2
国鉄、世界初のリニアモーターカー有人浮上走行に成功。最高時速262km/hを記録

広尾線【貨物営業廃止】全線 9/10

日豊本線【複線化】天津〜豊前善光寺 9/17

国鉄、前年10月からこの年4月までの三労組のスト・減速運動に対し、2万9158人の処分を通告 9/18

日本相撲協会、国電両国駅隣接の旧国鉄用地に新国技館を建設する基本計画を発表 9/20

甘木線第 1 回対策協議会開催 9/20

名古屋市営地下鉄東山線中村公園〜高畑間開業 9/21

閣議、5年以内に国鉄改革、57年度国家公務員給与改定見送りなどを柱とする行政改革大綱を決定 9/24

中央本線 中平信号場〜上松間複線化。中平信号場廃止 9/29

水郡線【貨物営業廃止】上菅谷〜常陸太田 10/1

参宮線 【貨物営業廃止】宮川〜伊勢市間 10/1

和歌山線貨物支線 【貨物営業廃止】 大和二見〜川端 10/1

日豊本線【複線化】今津〜天津 10/1

青函航路貨車航送船檜山丸を客載渡船に改造 10/2

「おおぞら」の80系気動車一往復を183系に置換え、これで置換え完了 10/6

国鉄、部内と部外向け全ての無賃乗車証(パス)について業務用を除き全廃の方針を決定 10/15

国労、全動労、「現場協議協約」で調停申請 10/16

日豊本線【複線化】豊前善光寺〜柳ヶ浦 10/21

当局、職場規律点検結果について運輸大臣に報告 10/22

根室本線【信号場→仮乗降場】鹿越 10/25

東武野田線 新船橋〜船橋間複線化 10/26

神戸電鉄 西鈴蘭台〜藍那間複線化 10/31

深名線【貨物営業廃止】全線(-121.8km) 11/1

石勝線63日ぶりに復旧 11/1
去る8月30日の局地的豪雨により不通となっていた石勝線夕張〜沼ノ沢間は、下迷地川橋梁工事が順調に進んだ結果、同日午後開通

赤帽、大宮駅に誕生 11/1
東北・上越新幹線の始発駅(当時は暫定開業)に赤帽が配置された。大宮ステーションビルが営業

真岡線 下館〜益子間貨物営業廃止(全線貨物営業廃止)11/1

京成電鉄本線 ユーカリが丘駅開業 11/1

兼職議員、退職扱いに 11/2
金沢鉄道管理局、国鉄の兼職議員廃止方針第1号として、富山県市議当選の職員を退職扱いとする。(注:それまでは、届出をすれば兼職は可能でした。)

山万ユーカリが丘線 ユーカリが丘〜中学校間開業 11/2

ニュータウンに「ポナ」 11/2
京成電鉄本線とユーカリが丘ニュータウンとを結ぶ新交通システム「ボナ」のユーカリが丘駅中学校間2.7kmが開業.宅地造成のデベロッパー山万梶i本社東京)の経営で、新交通システムの実用化は3番目。

ひまわり号のはしり 11/3
国鉄、身障者らの働きかけで全国初の障害者専用列車を運転、身障者ら520人を乗せ上野〜日光を往復

3連リニア浮上 11/3
国鉄富崎浮上式鉄道実験センターで1日から3両編成のMLU001走行実験が始まり、3日14時12分、浮上に成功、5日には職員3人を乗せ有人浮上走行した。

EF67形電気機関車稼動開始 11/3

田川線【駅名改称】伊田→田川伊田 11/3

糸田線【駅名改称】後藤寺→田川後藤寺 11/3

星美学園との環境訴訟問題が合意 11/5
東北・上越新幹線の上野乗入れルート建設に関し、国鉄と星美学園が和解へ向けて基本合意に達し、59年度、上野〜大宮間開業の見通しが強まる。

上越新幹線 大宮駅〜新潟駅間開業 11/5

左沢線【貨物営業廃止】山形〜左沢間(全線) 11/5

将来の新幹線構想を発表 11/5
国鉄本社で、新幹線の高速化について講演が行われた。
常用最高速度300km/hを目指す新幹線で、車両名称は(SUSスピードアップ新幹線)車体長さは20m、幅3m、高さ3.5m、片側2人がけと在来線並みの車体となっている。

五日市線 貨物支線廃止武蔵五日市〜大久野 駅廃止(貨)大久野 貨物営業廃止立川〜武蔵五日市 11/5

片町線 【貨物支線廃止】 放出〜淀川間、淀川〜吹田間廃止(旧・巽信号場〜吹田間は現存) 11/5

山陰本線 【貨物支線廃止】 西浜田〜浜田港間 11/7

木次線 貨物営業廃止 11/7

東武野田線 馬込沢〜塚田間複線化 11/10

東武線 馬込沢〜塚田間2.3km複線化 11/10

国労が順法闘争 11/13
15日のダイヤ改正にともなう労働条件などをめぐって当局と対立した国労は、新幹線を除く令線で順法闘争に入り、若干の遅れが出た。国労の順法闘争はスト権スト損害賠償請求訴訟抗議の51年2月以来5年半ぶり。15日l二は統一ストを予定していたが、14日早朝に妥結。回避された。

鹿児島本線 貨物支線(福岡臨港線) 葛葉〜門司埠頭間、福岡港〜福岡市場間が廃止 11/14

上越新幹線大宮〜新潟間暫定開業。田沢湖線電化完成。常磐線我孫子〜取手間複々線化完成 11/15

11.15全国大改正

  1. 東北・上越新幹線大宮〜仙台・盛岡間「やまびこ」18往復,「あおば」12往復,
      大宮〜新潟間「あさひ」11往復(所要1時間45分),「とき」10往復運転。
      新幹線リレー号 下り28本、上り29本運転の30分ヘッド

  2. 東京以北在来線特急電車;
      盛岡〜青森間「はつかり」11往復(所要2時間35分),
      盛岡〜秋田聞「たざわ」6往復(所要1時間58分),
      「つぱさ」上野〜秋田間下り1本上り2本,福島〜秋田間3往復,山形〜秋田間下り1本,
      上野〜山形間「やまばと」下り2本上り1本,
      上野〜会津若松間「あいづ」1往復.
      上野平・原ノ町・相馬・仙台間「ひたち」12往復,
      上野〜秋田間上越線経由「鳥海」1在復,
      「いなほ」新潟〜青森間1往復,新潟〜秋田間4往復.
      上野〜水上(越後湯沢)間「谷川」5往復,上野〜万座・鹿沢口間「白根」4往復,
      上野〜長野・直江津間「あさま」13往復,
      金沢〜新潟間「北越」3往復設定。
      上野〜仙台間「ひぱり」上野〜金沢間上越線経由「はくたか」全廃。
      寝台特急;
      上野〜青森間「ゆうづる」4往復,  
      「はくつる」2往復,奥羽線経由「あけぽの」3往復,
     上野〜秋田間羽越線経由「出羽」,
     上野〜金沢間上越線経由「北陸」各1往復設定。
     上野〜盛岡間「北星」廃止。

  3. 総武・房総線電車:
      東京(新宿)〜銚子間「しおさい」7往復.
      東京(両国)〜銚子間成田線経由「すいごう」2往復,
      東京・新宿(両国)〜鹿島神宮間「あやめ」5往復,
      東京・新宿(両国)〜館山・千倉間「さざなみ」,
      東京・新宿〜安房鴨川間「わかしお」各12往復設定。

  4. 東京以西寝台特急;
      新大阪〜西鹿児島間「明星」,「なは」各1往復,
      新大阪〜宮崎・都城間「彗星」,
      新大阪(大阪)〜長崎・佐世保間「あかつき」各2往復設定。
      名古屋〜博多間「金星」.新大阪〜西鹿児島間「明星」各1往復廃止。
    特急電車;
      新宿〜甲府・松本(南小谷)間「あずさ」12往復,
      名古屋〜長野間「しなの」10往復.
      大阪〜金沢・富山・新潟間「雷鳥」18往復,
      米原〜金沢間「加越」,
      名古屋〜金沢間「しらさぎ」各7往復,
      大阪・福井〜青森間「白鳥」2往復,
      門司港・博多〜熊本・西鹿児島間「有明」17往復,
      博多・小倉〜大分・宮崎・西鹿児島間「にちりん」下り18本,上り17本,
      博多〜長崎・佐世保間「かもめ」「みどり」13往復設定。

  5. 首都圏,中京圏,関西圏および地方主要都市圏(広島,新潟,仙台など)における
      通勤・通学輸送改善,データィムの高頻度輸送実施

    全国的に合埋化大改正も実施され。賃物取扱い個所は854駅・110ヤードに

開業上越新幹線 11/15

大宮〜新潟(高崎〜上毛高原〜長岡間は上越線の別線扱い) 駅開業上毛高原

江差線 【貨物営業廃止】上磯〜江差間 11/15

松前線 【貨物営業廃止】全線 11/15

岩泉線【貨物営業廃止】茂市〜浅内 11/15

根室本線【貨物支線廃止】厚岸〜浜厚岸(-1.2km) 【駅廃止】(貨)浜厚岸 11/15

士幌線【貨物営業廃止】帯広〜上士幌 11/15

富内線【貨物営業廃止】全線 11/15

松前線【貨物営業廃止】全線 11/15

田沢湖線【電化】全線(交流50Hz・20kV) 11/15

仙山線 急行「仙山」を快速化。急行「月山」仙山線内廃止 11/15

内房線 【貨物営業廃止】木更津〜安房鴨川間 11/15

外房線 【貨物営業廃止】大原〜安房鴨川間 11/15

五日市線 【貨物支線廃止】 11/15

武蔵五日市〜大久野 駅廃止(貨)大久野 貨物営業廃止立川〜武蔵五日市 

常磐線 我孫子〜取手間複々線化 11/15

弥彦線【駅新設】燕三条(上越新幹線接続駅) 11/15

貨物支線 新宮〜熊野地間が廃止 11/15

貨物支線 安治川口〜大阪北港間(3.4km)廃止 11/15

中村線東大方駅を有井川駅に改称

唐津線【貨物支線廃止】 西唐津〜大島 【駅廃止】(貨)大島 11/15

日南線【貨物営業廃止】全線 11/15

宮田線【貨物営業廃止】勝野〜筑前宮田(-5.3km)  11/15

三角線【貨物営業廃止】全線 11/15

国労、「再建管理委員会設置法案反対」で2時間スト 11/16

大阪モノレール起工式 11/17
第三セクターで建設運営する大阪モノレール、第一期工事として、大阪空港〜南茨木間13.7kmのうち千里中央〜南茨木間7kmの区間を着工、61年春の開業を予定、大阪空港までも63年春までの完成を予定

広島に西ドイツの電車走る 11/18
広島電鉄が購入した西独ドルトムント市電(3両連節車、2編成)が、広島駅前〜広電宮島間で営業運転に入った。

国鉄監理委設置法案を閣議了解 11/19
政府は第1回国鉄再建関係閣僚全議を開き、国鉄分割・民営化につながる国鉄再建監理委員会設置法案(日木国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時借置法案)をきめ、引き続き開かれた閣議で同法案を了解。臨時国全提出を決定した。

鉄道電化の日 11/19
昭和31年東海道線が全線電化を記念して、39年に制定、今年で電化区間は述べ1万5千キロを突破

津軽海峡、北海道側取付部起工 11/19
トンネル出口から江差線木古内駅に至る14.7km、新幹線と共用できる複線電化とし、途中9箇所のトンネルを建設 

青函連絡船、松前丸引退 11/20

第2次廃止線区を申請 11/22
国鉄は赤字ローカル線の第2次廃止対象線区33線2,171kmを選定、小坂運輪相に承認申請した59年度末廃止を目標としているが難航する模様。


東北・上越新幹線上野開業へ前進 11/25
東北・上越新幹線の上野乗入れ線の敷地内通過に反対する東京北区赤羽の星美学園は東京地裁に工事禁止の仮処分を申請していたが、国鉄が56億円前後の補償金を支払うなどの条件で正式に和解した。国鉄は年内に学園の測量を開始、59年度中に上野開業をめざす。

新幹線小荷物レールゴー拡大 11/25
東京〜大阪間でスタートしたレールゴー・サービスの対象区間を博多まで延長、取扱駅も現行の東京・新大阪・大阪に岡山・広島・博多の各駅を追加、増送に期待

中曽根内閣運輸相に長谷川峻氏 11/27
長谷川唆氏(70歳)は宮城2区選出の衆議院議員。当選10回で中川派に属し、週去に労相や衆院運輸委員長などを歴任した。

国労・全動労現場協議協定が無協約状態に。 11/30
鉄労・動労・全施労の三組合、国鉄当局の締結期限である11月30日に当局案を受け入れて、現場協議協定を締結。国労・全動労は「職場の交渉権を否定する当局の改訂案はのめない」と主張し、国鉄側の「改訂案をのまなければ再締結しない」との立場を貫いたため交渉は決裂。以後国労・全動労は雇用安定協約でも同じような対応を繰り返すことに。

国鉄が、顔パス根絶へ 12/1
国鉄は同日から職員の全国無料パス(精勤乗車証)を廃正するとともに、民鉄職員などとの”顔パス”(相互無賃乗車)根絶をめざして旅客営業現則を改正、不正乗車なみの扱いを定めた。

国鉄当局と国労が無協約状態に 12/1
国鉄本社は43年いらい各労組と結んできた現場協議制(現協)の協約改訂をめざして団交を続けていたが、国労と全動労は反対を貫き、時間切れで無協約状態になった。動労・鉄労・施設労3労組は当局案を大筋で受け人れ、新現協は職場の作業をめぐる、紛争処理機関として機能することになる。

近畿日本鉄道260系発車式行なわれる 12/2
近鉄ナロー線区の内部・八王子線車両近代化と同線開通70周年を記念して製作された260系の発車式が近鉄四日市にて行なわれた。このあと、4・5日に沿線利用客・マニア等を対象に試乗会が実施され、6日から営業運転に入った。

57年度運輸白書発表 12/3
長谷川運輸相は同日の閣議に昭和57年度運輸経済年次報告(運輸白書)を提
出、発表。

関西国電に初の省工ネ201系チョッパ車 12/3
関東の中央線・総武緩行線など国電区間ではすでにおなじみの201系チョッバ車が、初めて大阪鉄道管理局高槻電車区に配置されることになり、日立笠戸工場から1編成7両が同区に到着・今後3月までに計70両10編成が配置される予定で、検修訓練・練習運転を実施し、2月20日頃から順次営業運転開始となる予定

営団半蔵門線延長 12/5
 永田町〜半蔵門間1.0kmが開業。営団の営業キロは132.8kmとなる。

東北・北陸新幹線の環境影響評価案発表 12/6
国鉄と鉄道公団は、整備5新幹線のうち優先着工のきまっている東北新幹線・盛岡〜新青森間と北陸新幹線・高崎〜小松間沿線の環境影響評価(アセスメント)報告書案を発表した。両新幹線とも自然環境への影響は少ないとしながらも、沿線一部家屋の防音工事が必要。

内閣に「国鉄再建対策推進本部」設置 12/7
政府は中曾根首相を本部長とする「国鉄再建対策推進本部」の設置と、国鉄再建監理委員会を設置するための「国鉄再建臨時措置法案」の主管大臣を長谷川運輸相とすることを閣議決定した。

国鉄ギフトカード発売開始 12/8

営団半蔵門線永田町駅〜半蔵門駅間(1.0km)開業。併せて青山一丁目駅〜永田町駅間も複線化 12/9

小田急ロマンス力ー東海道線を走行 12/10
国鉄は、在来線特急のスビードアッブを目指し、通常台車方式と連接台車方式との走行性能等の比較試験を計画していたが、先に行なわれた国鉄183系に続き、15日までの6日間小田急電鉄7000形車LSEを使用した試験が行なわれた。区間は東海道本線・大船〜熱梅間で連日3往復した。

名古屋鉄道羽鳥線江吉良〜新羽鳥間開業 12/11
竹鼻線江吉良駅から分岐し、岐阜羽島駅前の新羽島まで1.3km。東海道新幹線アクセス鉄道として、新岐阜〜新羽島間を急行22分で結ぶ。

日高本線 【貨物営業廃止】静内〜様似間 12/15

青函トンネルのボーリング坑貫通 12/16
昭和39年から北海道・本州両側で掘り進んできた青函トンネル(53.9km)の先進導抗が直径8cmのボーリング抗で通じた。1月27日に先進導抗が全通し貫通式の予定。

国鉄再建対策推進本部初会合 12/20
7日に発足した推進本部(本部長・中曽根首相)は国会内で部会合を間催・首相は「国鉄経営は末曽有の危機にあり一刻の猶予もなし、。再建は国民的課題と訓示。国鉄再建監理委設置法案の成立まで、緊急対策10項目の着実実施を申し合わぜた。

京福電気軌道嵐山線 早朝・深夜時間帯でワンマン運転開始 12/20

福島交通 飯坂温泉駅が移転し0.1km短縮 12/21

宮福鉄道の事業免許答申 12/21
宮福鉄道から申請のあった地方鉄道業(宮津〜福知山間30.4km)について、運輸審議会は免許することが適当である旨答申した。このあと、24日運輸省が地方鉄道業の免許を行い、野岩鉄道・三陸鉄道に続き全国で3番目の第三セクター方式による地方鉄道として、昭和63年4月の開業を目途に58年春には着工の見込となる。

第2回若桜線特定地方交通線対策協議会会議(経営改善計画の実施状況等説明) 12/21

新幹線定期フレックス申請 12/22
国鉄、新幹線114区間での定期券導入を決定し、適用区間・運賃の認可を長谷川運輸相に申請

京浜急行電鉄2000形新形式車営業運転開始 12/27

公正取引委員会、近畿日本鉄道が「初詣キップ」を子会社などへ強制的に販売したとして、同社に口頭で警告 12/29 

新線開業(再掲) 営団半蔵門線 永田町駅〜半蔵門駅間(1.0km)開業。併せて青山一丁目駅〜永田町駅間も複線化 4/9
ブルーリボン賞 ブルーリボン賞 ローレル賞

箱根登山鉄道 1000形電車

福岡市交通局 1000系電車

新製機関車等 EF67 DD17
鉄道関連事件、事故 京浜東北線電車が山手線ホームに 7/12
6時06分ごろ、田端駅で京浜東北線大宮ゆき北行電車が山手線内回りホームに進入、乗客約300人を降ろし、回送でバックして所定ホームに入り直した。この事故で両線は26本の電車が運休したほか65本が最高40分の遅れを出し、6万人の足に影響。ポイント切替えミスが原因。

睡眠時間中に職場を離れて自動車事故 7/20
2時05分ごろ。予讃木線多度津駅の職員4人が夜間の睡眠時間帯に職場を離れで自家用車を運転、衝突事故を起こして3人が死亡、1人が重軽傷を負った、当務輸送担当助役の承認を得ずに無断で職場を離れたさいの事故で、職員のモラルと職場規律の確立が問われている。

東海道線富士川橋りょう下り線水害により流失 8/2 (10月15日復旧)

近鉄鳥羽線、特急脱線 8/3
午前7時20分頃、五十鈴〜朝熊間で、特急電車の後部3両が脱線、2人ケガ。道床が5mにわたって崩れたため。

高崎線で列車衝突 8/7
午後2時10分、行田〜熊谷間の踏切でライトバンがエンスト。上野発、新潟行き特急「とき15号」に衝突、その反動で反対路線に飛んだ車が今度は反対からきた
長野発、上野行き、特急「あさま8号」と衝突
 ライトバンは原型をとどめないほど壊れ炎上、ライトバンの運転士が死亡、重軽傷2

石勝線沼ノ沢〜夕張間水害により不通(11月1日復旧) 8/30

レール湾曲で急停車 9/26
午前10時56分、品川〜川崎間を走行中の「みずほ」で車体から異音がしたため停車して調べたところ。レールが湾曲していることが判明。1時間後に復旧したがこの事故の影響で6本の電車が運休 

神鉄がタンプと衝突事故 12/10
9時55分ごろ、神戸市北区の神戸電鉄三田線二郎郎駅近くの無番踏切で、三田発新開地ゆき普通電車(3両編成)がダンプカーと衝突、先頭車は線路西側の有野川提防斜面にずり落ち、運転士、乗客16人がケガ。ダンプは電柱にたたきつけられ、運転手が重傷・ダンプの安全不確認が原因

走行中にドア全開? 12/17
午後6時30分頃、東北線宇都宮〜岡本間で上野発、仙台・喜多方行き急行(まつしま、ばんだい9号)の電車ドアが走行中に全開。乗客にけが人等は無し
電気装置の故障と思われる。

山手線脱線で年の瀬の足混乱 12/28
9時01分、国電山手線大崎駅走くの品川電車区(東京都品川区広町1丁目)引込み線ポイント上で、同線外回り回送電車の先頭車後部2軸が脱線、線路わきの架線柱を倒して止まった。山手線は内・外回りとも全線で約30分にわたりストップ、約5万人の足に影響。

世相 統一準備会第8回総会、全日本民間労働組合協議会の年内発足をめざし基本方針と運営要綱を正式決定 7/5
カンボジアの反ベトナム三派、民主カンボジア連合政府発足 7/11
原子力船むつ、佐世保港で制御棒駆動試験を開始 7/12〜16
川崎病原因究明委員会、東京で初会合開催。 7/14
九州北西部集中豪雨、長崎市で死者・行方不明299人 7/23
行政管理庁、特殊法人の土地管理調査結果をまとめる。遊休地は専売公社(現・日本たばこ産業株式会社)が最も多く45.4ha 7/24
総評第6回定期大会 7/25
中国・韓国の各紙、日本の教科書検定による歴史書き換えを批判、他のアジア諸国も抗議 7/26
林野庁、全国の自然休養林を整備し、地元町村・営林署と協力して「森林浴」に開放する構想をまとめる。 7/28
国産初のプロペラ旅客機YS11、大阪〜成田間の最終飛行を終え引退 7/28
緑の地球防衛基金設立準備会発足。軍縮を促進し余剰金で飢餓追放・森林保護を目指す。 7/29
臨調第三次答申、国鉄・電電(現NTT)・専売(現JT)三公社の分割民営化などを提言 7/30

原水爆禁止世界大会本大会、過去最高の3万人が参加し、広島で開催 8/5
新生児スクリーニング国際学会、東京で開催 8/16〜8/21
老人保健法公布、老人医療制度を改め、70歳以上に一部負担を導入 8/17→58/2/1施行(衆議院のHPを参照しています。)
参院の比例代表制導入での公職選挙法改正公布 8/24
郵政省と電電公社(現・NTT)、開発実験中のキャプテンシステムを首都圏で2年後を目処に実用化すると発表 8/30

外務省、対日講和条約・日米安全保障条約(サンフランシスコ体制)成立過程を中心とする外交文書を公開 9/19
閣議、5年以内に国鉄改革、57年度国家公務員給与改定見送りなどを柱とする行政改革大綱を決定 9/24

電電公社、いたずらや間違い電話で困ってる人に二重番号や電話番号の変更サービスを開始 10/1
文部省、全国の都道府県教育委員会に対し、公立小・中・高教諭に外国人を採用しないよう通知 10/2
北炭夕張炭坑閉山 10/9
鈴木首相退陣を表明 10/12
理化学研究所、筑波研究学園都市の遺伝子操作実験施設建設予定地にくいを打ち込み、強行着工 10/27
環境庁、都市と周辺部の緑に関する初の報告書を発表、法律や条例の活用による緑の保護が急務と提言 10/30

閣議、3年後からの商業捕鯨全面禁止を7月の総会で決議した国際捕鯨委員会への異議申し立てを決定 11/2
午後1時半頃、北海道の三井石炭鉱業砂川鉱業所で坑内ガス爆発、作業員5人が死亡 11/3
国土庁の火山ガス等調査委員会、火山ガスに関する初の総合調査をまとめる。 11/5
体外受精の問題を研究する、日本受精着床学会発足 11/15
厚生省、サラリーマン妻の強制加入、給付水準の引下げなどを柱とする年金制度改革試案を発表 11/21
原子力安全委員会、原子力施設の設置に伴う公開ヒアリングに、文書による意見聴取方式を導入と決定 11/25
中曽根康弘内閣発足 11/27(原子力安全委員会のHPにリンクしています。)

自民党電電基本問題調査会、電電公社の黒字還元のため、遠距離通話料金の一部引下げを決定 12/7
癌研究会付属病院の研究員、成人T細胞白血病ウイルスの遺伝子構造を解明し、日本分子生物学会で発表 12/8
岐阜地裁、51年9月の長良川堤防決壊で国の責任を認め、安八町住民への損害賠償支払いを命じる 12/10
厚生省(現・厚生労働省)、国民栄養調査をまとめる、調理済み食品はカルシウム・ビタミンA・B2などが不足と指摘 12/11
中曽根首相、衆院予算委員会で防衛費のGNP費1%枠突破はあり得るとの見解を発表 12/14
環境庁(現・環境省)、56年度の全国大気汚染状況を発表、汚染地域は大都市周辺から地方都市に拡散の傾向 12/20
国税庁、確定申告公示基準を2000万円超に、要申告給与基準を年1500万円超に引き上げると決定 12/21
電電公社(現・NTT)、新宿駅周辺など都内70箇所にカード式公衆電話を設置 12/23
警察庁が57年の犯罪情勢報告をまとめる、刑法犯は150万件を越え戦後の混乱期並と判明 12/26
臨時行政調査会の二部会、省庁組織の再編合理化、地方支分部局の整理等の各報告書を土光会長に提出 12/28
厚生省(現・厚生労働省)の57年人口動態統計(年間推計)で、過去最高の16万5000組が離婚と発表 12/31

B級ニュース

 

ラジオ番組
テレビ番組 笑っていいとも!/ながらえば/けものみち/火曜サスペンス劇場/ザ・サスペンス/おはよう!ナイスディ/ハイカラサン/生命潮流
CM&雑誌 芸術はバクハツだ!
おいしい生活
お尻だって洗ってほしい(TOTO)
メンフラハップにあやまりなさい
ペンギンダンス(サントリービール)
漫画
流行歌 セーラー服と機関銃/待つわ/聖母たちのララバイ/北酒場/ハイティーン・ブギ/チャコの海岸物語/赤いスイトピー/ウェディングベル/い・け・な・いルージュマジック/
映画 蒲田行進曲/転校生/疑惑/遠野物語/鬼龍院花子の生涯/E.T./黄昏/ブッシュマン

注:俗にブルトレ手当てと言われ当時新聞にでたもので、当初の寝台特急(20系)では、発電機の故障などに対応するため検修員が乗り込むこととなっていたが、その後信頼性の向上などから乗務が省略されるようになっても既存の利益として手当てが存続していたもの。

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