寝台特急あけぼの運転開始
7/1
10月改正で設定される寝台特急「あけぼの」(上野〜秋田)の車両を早期落成の上臨時寝台特急として運転、この措置により、同区間を走行する急行「おが」が運転休止となる。このような例は最初であり最後となった。
また、今回増備された20系が最後であった。特に電源者は100番代を冠せられ、電源車の電源供給区分の切り替えや電源エンジンの起動、停止なども機関車側で行えるようにし、専門技術員の乗務を省略した。
駅レンタカー開店 7/1
東北地区に「駅レンタカーみちのく」・長野地区に「駅レンタカー信州」が開業、やがて全国に駅レンタカー網が張り巡らされていくことに。
鹿児島本線 【駅新設】新中原駅(現在の九州工大前駅)
7/1
房総線 (臨)行川アイランド駅開業 7/2→62/4
鹿児島本線 【複線化】有佐〜千丁間 7/7
鹿児島本線
【複線化】茂頭信号場〜伊集院間。茂頭信号場廃止 7/10
富山地方鉄道が駅名変更 7/15
千寿ケ原→立山、小見→有峰口、立山町→五百石
出石鉄道
江原〜出石間廃止(1944年度営業休止) 7/20
鹿児島本線 【複線化】千丁〜八代間 7/22
大蔵省、国鉄再建策として赤字ローカル線大幅整理、財源に自動車新税充当など、財政制度審に諮問
7/23
信越本線 【複線化】田中〜大屋 7/24
宇部線 岩鼻〜宇部間に際波信号場開設 7/30
国鉄、通勤形に冷房試作車導入 7/31
山手線に103系冷房試作車を導入
静岡鉄道駿豆線、営業終了 7/31
室蘭本線【旅客駅→貨物駅】陣屋町 8/1
静岡鉄道駿遠線 新藤枝〜大井川 間 6.3kmを廃止。全線廃止
8/1
仙台〜青森間臨時特急電車「とうほく」運転開始 8/2
支社制廃止に伴い、新幹線総局が誕生 8/20
九州支社、機構改正で九州総局となる。8/20
鹿島線〜(香取〜北鹿島 17.4km)開業(公団建設)
開業 8/20
鹿島線
鹿島神宮〜北鹿島(現・鹿島サッカースタジアム)間(貨物営業のみ)
8/20
京成電鉄本線 お花茶屋〜青砥間が高架化
8/24
磯崎国鉄総裁、44年度決算書を橋本運輸相に提出
花巻電鉄軌道線廃止 8/31
上田交通、真田傍陽線の廃止を運輸省(現国土交通省)に申請
8/
鹿児島本線
【交流電化】川尻〜鹿児島間。全線電化完成 9/1
羽幌炭礦鉄道 札幌地裁に会社更生法手続開始申立
9/1
中央本線 【複線化】茅野〜普門寺(信)間 (4.3km)
9/2
水島コンテナ基地開業 9/4
水島臨海鉄道が同線水島駅構内に建設していた積卸しホーム1面、積卸線2線、
取扱能力1日250個のコンテナ基地が完成、開業
鳥取県、国鉄無人駅業務の農協代行案を発表 9/4
山梨県文化センターでC125号機展示保存 9/5
東京西局は山梨県の要請により甲府市舞鶴公園内の山梨県青少年文化センターに同機を貸渡展示
日立市かみね公園で78653号機展示保存 9/6
水戸局は茨城県日立市の要請により、かみね公園に同機を貸渡展示
羽幌線【仮乗降場廃止】北里、西振老 9/7
【無人化】天塩有明、豊岬、歌越、丸松、更岸、北川口、振老
伯備線
【複線化】豪渓〜美袋間12.0km。日羽駅移転 9/7
稲沢市駅前公園にD51823号機展示保存 9/9
名古屋局は愛知県稲沢市の要請により宮浦公園に同機を貸渡展示
複線化 信越本線
来迎寺(信)〜前川間(2.6km) 9/10
万博輸送を完遂、万博総入場者数の34%に当たる2200万人を国鉄が輸送
9/13
万国博の終了で国私鉄に改廃 9/13
183日間に約6400万人の観客を動員した万国博が13日閉幕、会場線モノレール及び北大阪急行
千里中央〜万国博中央口間(3.9km)は免許が失効、それぞれ廃止。北大阪急行は、千里中央駅を250m北に設置した、新ターミナル、千里中央〜江坂間となり、ニュータウン住民の足となる。阪急電鉄は万国博西口駅を廃止し、特急の淡路・茨木市駅停車、梅田駅の万博関係発着線扱いを中止。なお国鉄は快速電車の茨木駅停車を継続。
北大阪急行会場線 南北線 分岐点〜千里中央間(0.5km)開業
9/14
呉線 三原〜海田市間全線電化完成 9/15
東海道貨物線、鶴見〜桜木町間電化 9/15
中央東線 【複線化】塩崎〜韮崎間 9/16
信越本線 【複線化】滋野〜田中 9/18
中央東線 【複線化】韮崎〜新府信号場間 9/22
信越本線 【複線化】坂城〜戸倉 9/27
羽越本線【複線化】温海〜五十川 9/29
北陸本線、全線複線化なる 9/29
中央本線 【複線化】原野〜木曽福島間 9/29
紀勢本線 【複線化】南部〜岩代間 9/29
京都市トロリーバス廃止 9/30
国鉄ダイヤ改正 10/1
- 東海道新幹線
東京〜新大販間「こだま」5往復(季節),東京〜名古屋間「こだま」1往復増発。
- 東京以西東京〜下関間寝台特急「あさかぜ」,
京都〜西鹿児島間寝台特急電車「きりしま」各1往複増発。
新大阪〜宮崎間寝台特急「彗星」を都城へ延長。
門司港〜西鹿児島間特急気動車「有明」を電車化。
特急電車;
新大阪〜広島間「しおじ」1往復増発
博多〜西鹿児島間「有明」1往復増発
大阪〜富山間「雷鳥」1往復増発
新宿〜松本間「あずさ」(季節)各1往復増発。
白浜〜天王寺間特急気動車「くろしお」下り1本(季節)増発。
京都〜西明石間新快速電車運転開始。(当初は113系が使用された、後阪和線転出。)
- 東京以北上野〜青森間特急電車「はつかり」「ゆうづる」(常磐線経由)各1往復増発。
上野〜青森間奥羽線経由寝台特急「あげぼの」1往復新設。
上野〜仙台間特急電車「ひぱり」1往復増発
上野〜新潟間特急電車「とき」1往復増発。
函館〜釧路・網走間特急気動車「おおとり」1往複の釧路行を分離,「おおぞら」とする
新快速電車 京都〜西明石間に運転開始 10/1
朝10:00から17:00まで1時間ヘッドで6往復。
網干区所属の、113系7連を使用、所要80分で、大阪・三宮・明石のみ停車。(左の画像は、鉄道の日記念イベントで走った113系新快速)
阪和線日根野車両基地使用開始 10/1
岡多線(岡崎(貨)〜北野桝塚間8.7km)開業(公団建設)
10/1
(貨物営業のみ)
中村線(土佐佐賀〜中村間 22.7km)
夕張線
【優等列車運行変更】ダイヤ改正に伴い、「夕張」1往復廃止
10/1
指定券制度大幅改正 10/1
使用開始前の指定券変更など乗車券類の変更は何度でも自由にでき、運賃・料金は旧券と新券を比較して新券のほうが安ければ差額を払い戻し、全て手数料無料となった。→76/3/1
名寄本線「天都」上り列車の運行区間を釧路〜名寄まで延長。但し、紋別〜名寄間は普通列車化
10/1
開業(公団建設)窪川〜中村間(22.7km)全通
10/1
留萌本線【列車運行区間・種別変更】「ましけ」上り終着駅を手稲駅とする
10/1
呉線三原〜海田市及び、鹿児島本線熊本〜鹿児島間電化
10/1
山陽フレートライナー発足 10/1
常磐線 特急「ひたち」定期化 10/1
新潟臨海鉄道開業 10/1
新潟東港臨海工業地帯の鉄道貨物輸送体制を整備する必要から44年9月、国鉄・県・進出企業の共同出資で発足した同社 黒山〜太郎代間5.4kmのうち、黒山〜藤寄間2.5kmが開業、残り区間は12月開通予定
成田線の局界線変更 10/1
酒々井〜束我孫子間のCTC化実施に伴い、同区間の信号機・ポイントを千鉄局で制御するため、湖北〜束我孫子間佐倉起点42キロにある千葉局・東京北局界線を東我孫子〜我孫子問同起点43キロに変更
新駅開業 10/1
中村線 土佐白浜・東大方・土佐上川口・浮鞭・土佐入野・西大方・中村
岡多線 北野桝塚(貨)、新潟臨海鉄道藤寄(貨)
駅名改称 北陸本線 作見→加賀温泉 10/1
弘南鉄道が弘前電気鉄道を合併。大鰐線となる。貨物営業廃止
10/1
仙南交通 宮城バス、宮城中央バスと合併、宮城交通発足
10/1
【開業】新潟臨海鉄道・黒山駅〜藤寄駅間(2.5km)
10/1
一畑電車大社線 大社神門駅を出雲大社前駅に改称
10/1
一畑電車北松江線 北松江駅を松江温泉駅、古曽志駅を古江駅、雲州平田駅を平田市駅に改称
山陽新幹線六甲トンネル貫通 10/2
山陽新幹線新大阪〜岡山間の工期を左右するものとして42年3月着工された全長16,220km、世界第3位わが国第1位の長大トンネル。
大手14社(営団を除く)運賃改訂 10/5
急増する輸送需要に対処して輸送力増強工事及び運転保安工事を図ることを主な事由に、平均23.1%の値上げ幅で13社が実施。
58685号機保存展示 10/7
四国鉄道発祥の地、多度津駅前に町制80周年を記念して同機を保存
房総東線電化起工式 10/8
蘇我〜千倉間112.3kmの電化工事は、千倉〜安房鴨川間46年7月、安房鴨川〜蘇我間47年7月の完成予定で着工
首都圏から蒸気機関車消える 10/10
運輸審議会、根北線廃止、太子線休止に許可答申
10/13
DISCOVER JAPANのキャンペーン開始、10/14
(万博輸送後の落ち込みを防止するために実施。annan,nonno等女性ファッション雑誌のブームもあり、若い女性の旅行ブーム始まる。
日立ポンパ号全国行脚に向けて出発 10/14
日立家電の新製品「キドカラー」の宣伝列車で、全国194の駅に停車していくとのことで、私も見に行った記憶があるのですが当時もらったであろう下敷きとかは散逸してしまってありません。m(__)m
準鉄道記念物に指定 10/14
D51745号機関車 高崎鉄道管理局構内(当時)
D51793号機保存展示 10/21
金沢局は滋賀県長浜市の要請を受け、豊公園に同機を貸渡展示
運輸審議会、胆振線廃止に許可答申 10/23
運輸審議会は国鉄が申請した胆振線
京極〜脇方間7.5kmの運輸営業廃止を許可するよう答申。同線は日鉄鉱業倶知安鉱山の鉄鉱石輸送を目的に開業したが、44年10月同鉱山の閉山によりその主要使命は終ったと判断。
歌登町営軌道 幌別線 全線運行停止 10/31
胆振線【路線廃止】京極〜脇方(-7.5km) 【駅廃止】脇方
11/1
角館線(角館〜松葉 19.2km)開業(公団建設)
11/1
吾妻線 長野原〜太子間旅客営業休止 11/1
羽幌炭礦鉄道 札幌地裁に会社更生法手続開始申立取下申請(11月7日取下許可)
11/2
仙台臨海鉄道設立 11/7
鹿島神宮〜北鹿島(現在の鹿島サッカースタジアム)間(3.2km・貨物線)開業。香取〜北鹿島間で貨物営業開始
11/12
羽幌炭礦鉄道 運輸営業廃止許可申請
11/12
大師線と空港線でATS地上装置の使用を開始。京浜急行電鉄全線のATS化が完了
11/12
自民党の国鉄問題基本調査会と交通部会が「国鉄の赤字解消に地方も財政支出」をと新聞に
11/14
京浜急行電鉄 大師線
小島新田〜塩浜間、正式に廃止。現在の路線が確定
11/20
新たに地方鉄道公社・鉄建公団と地元で国鉄再建へ大蔵省(現・財務省)構想と新聞に
11/21
岸ノ里駅に難波駅直通列車用ホーム設置
11/23
「赤字線無償払い下げ大蔵省(現・財務省)が検討、自治体や民間に、来年度へも実施へ資金補助も考慮」と新聞に
11/25
根木線、廃止 11/30
根北線斜里〜越川間廃止 12/1
東北本線 尻内駅〜陸奥市川駅間の北尻内信号場を格上げし八戸貨物駅開業
12/1
八戸臨海鉄道開業 12/1
新駅開業 八戸貨物駅 12/1
京浜急行立会川〜大森間高架化完成 12/1
中央本線の管理局境界を変更 12/1
中央線のの長野局と東京西局の境界を小淵沢〜信濃境間に変更。従来は甲府〜竜王間であった。
「市町村で望むなら出資して別会社」・「運輸省は反対、実現にはなお曲折」と新聞に
12/2
新幹線”ひかり”の16両運転始まる 12/8
運輸審議会、東武鉄道(南宇都宮〜東武宇都宮間)の貨物営業廃止を軽微認定
12/8
羽幌炭礦鉄道 運輸営業廃止許可 12/9
大阪環状線オール8両化 12/10
朝ラッシュ時の大阪環状線の全ての列車を8両編成化
弘南鉄道弘南線 平賀〜弘南黒石間単線自動閉塞化
12/10
新駅開業 12/10
名古屋市営地下鉄1号線上社駅 上社駅〜社駅間1.16km
画像は、大正駅に到着した103系
営団千代田線5両運転化 12/11
終日3連の運転であったが混雑が激しいため5両編成化
山陰本線 福知山〜居組間CTC化 12/15
山陰本線福知山〜居組間115.7kmのCTC化工事が完成、中央制御所は福知山駅に設け、同区間19駅(福知山・和田山・豊岡を除く)を制御、同時に合理化を行い約100人を配置転換
羽幌炭鉱鉄道廃止 12/15(12/25?)
築別〜築別炭砿間16.6kmは、貨物輸送のほか地域住民の足として使われてきたが本社鉱山の閉山により廃止
運輸審議会、南海電鉄和歌山軌道線一部廃止を軽微認定
12/18
運輸審議会は同社が申請していた和歌浦口〜海南駅間7.4kmの廃止について軽微認定 46/1/10廃止予定
上野駅大連絡橋完成 12/20
東武鉄道東上本線 大和町駅を和光市駅に改称
12/20
国鉄諮問委員会「国鉄の経営をいかにすべきか」について意見書提出
12/21
国鉄財政再建策を審議していた日本国有鉄道諮問委員会は今後の国鉄のあり方について意見書をまとめ磯崎国鉄総裁に提出。
同書では、国鉄が責任を持って経営を行う幹線系12600km67線区を明らかにし、これ以外の地方線は、国・地方・学識経験者などで構成する委員会で廃止や地方との共同経営を検討するように勧告
日豊本線電化起工式挙行 12/23