昭和49年前半編

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鉄道ニュース

新幹線最高の輸送人員を記録 1/6

年始の引き上げ輸送で約67万人が利用、1日の利用客としては最高の数字
時刻表にはない臨時列車12本を含め、開業いらい最高の246本を運転。
67万人を運ぶ新記録。これまでは’73年5月6日の64万人が最高だった。
国鉄、電力等の使用節減強化のため、東京・大阪地区電車の日中の暖房を停止と決定 1/14(16日実施)

国電の暖房ストップ 1/16

石油。電カの第2次規制が始まり、動カ源の油と電カは100%確保されたが国鉄も暖房と駅舎照明を自粛。東京・大阪の国電は朝のラッシュ時から夕方ラッシュ時まで昼間時間帯の暖房全面中止。

大阪でも動労紛争 1/17

動労大阪地本は、目黒カンパに反対する宮原支部に対し、執行権の停止と組合員再登録を指令してもめる。昨年12月の北海道と同じケース。

東海道・山陽本線緩行電車用103系冷房車を高槻電車区に投入開始 1/17

室木線・香月線のSL引退(翌日から無煙化) 1/20

首都圏で終日混乱 1/21
東京を中心に降雪のため、首都圏の国電(現E電区間)、常磐線、東北線、新幹線などが軒並みストップ
首都高速も全面閉鎖になるなど混乱。

雪害、東北方面で猛威 1/23〜26
北海道、東北地方では、おりからの猛吹雪で25日には以下の各線がストップ、列車は大幅に遅延
宗谷、奥羽、日本海縦貫、上越の各線
翌26日は秋田県下の国鉄線は全面運休に追いこまれた。27日まで長距離列車はほとんど運休した。
なお、混乱は30道まで続くことに。

動労札幌地本が分裂 1/28
動労中央本部は札幌地本再建大会を開き、新執行部を選出。これまでの執行部は政党支持の自由を叫び、正統性を主張して対立、組織は完全に分裂した。

動労が組合員127人を除名 1/30
政党支持間題で共産党と全面対決した動労は、臨時中央委て、反本部派の遠藤札幌地本委員長ら127人を除名などの、制裁処分を決定。

山手線に103系ATC準備車投入 2/2

新幹線訴訟原告団を結成 2/3 →関連s61/
新幹線の騒音と振動に悩む名古屋市南部地区の住民382人は,公害差し止めと損害賠償請求訴訟を起こすための原告団結団式を名古屋市港区の港湾会館で開いた。提訴は3月の予定で、参加予定者355世帯589人。

日高本線のSL引退(翌日から無煙化) 2/7

国鉄法案を国会に提出 2/8
政府は国鉄運賃値上げを3月31日から10月1日に延期する関係法案を国会へ提出。

東北新幹線一ノ関トンネル(9,730m)貫通 2/8

京浜急行 誘導式列車無線の使用開始 2/10

雪害続き 2/11
東北地方を中心に日本海側は大雪となり、上越・信越線は午後から運転不能となった線区が続出、特に181系を使用する〈とき〉の車両故障が続発、さらに連休に寄るスキー客の引き上げも加わり大混乱。一部列車は翌日に上野に到着するなど混乱は15日頃まで続いた。ちなみに米坂線羽前沼沢駅の積雪は6.25mを記録。

動労・新幹線を減速 2/21→3/19(国労支援)
動労は新幹線公害訴訟を支援し、名古屋〜豊橋間の名古屋寄り9kmの区間で、時速100km以下運転の減速闘争。騒音は10ホーンあまりダウンし74ホーンと住民は太歓迎。ほとんど遅れは出ず、当局はサボ行為と中止申し入れ。

東武野田線 大宮公園〜大和田間複線化 2/22

14系客車による「急行 佐渡」運転
特急「とき」救済のため14系客車のよる佐渡55号が2/25から登場 2/25 

’労使協調受験列車’発表 2/26
3月1日の国・動労24時間ストを前に国鉄労使は28日の夜行長距雌列車の6割を終着駅まで運転することを確認。

宿毛線 日本鉄道建設公団宿毛線中村鉄道建設所開所 2/27

宿毛線 工事着手 2/

春闘第一波24時間スト 3/1

この年、春闘の第一波としてストライキ(もちろん違法)が行われた。従来聖域とされた新幹線にも派生し、全面運休に追いこまれた。在来線では一部の通学輸送時間帯の列車を除きストライキが行われ、約80%の列車が運休
  ただし、国鉄労使の話し合いで、1日朝到着の夜行列車の6割は終着駅まで運転、2日は始発から異例の正常ダイヤ。^^;

予土線(江川崎〜(川奥信号場)岩井間 (39.2km間)42.7km開業 (公団建設) 3/1
従来の宇和島線を含め北宇和島〜岩井間76.3kmを予土線と名づけた。

中村線CTC化 3/1

動労〈とき〉の減速闘争 3/6

故障続出の上越特急〈とき〉を最高時速120km/h運転は危険だと95km/hに減速する闘争を開始、約25分遅れ(7月1日から110km/h運転とする)

国鉄が新幹線公害対策の新方針 3/8

藤井国鉄総裁は衆院予算委で、騒音のひどい沿線住宅地の買い上げや移転補償を表明、19日に実施要綱を発表、3年間で300〜500億円を投じる

国労、「国鉄安全白書」を発表。線路と車両は当局の営利優先主義のために危険にさらされていると指摘 3/9

日豊本線【交流電化】幸崎〜南宮崎 190.7km 3/13

新関門トンネル本坑開通 3/15

S45年3月着工以来4年ぶりで貫通、1万8,717m世界第2位の長大鉄道トンネル(注)

田中角栄首相「国鉄民営化論」を表明 3/16

参院予算委で、「国鉄は民営移行を考える段階」と官公労働者のスト権問題に関連して発言

動労が順法闘争 3/19

<とき>安全問題などで、国電を除く関東周辺線区で1割減速。新幹線も静岡・浜松・名古屋・大阪の住宅地で1割ダウン。国労も19日だけ、名古屋の新幹線減速に同調

動労の処分を停止の判決 3/19

盛岡地裁は、「反組織活動をした」と統制処分された動労盛岡支部の11人の主張を全面的に認める判決
 「労働組合には異なった政治的信条を持つ労働者も存在し、政治的自由も保障されねばならない」

新幹線公害防止に新施策 3/19
国鉄は3月19日、新幹線公害防止対策の新しい実施要綱を発表した。これによると

  1. 騒音85ホン以上の沿線住宅地は移転補償か防音工事を行なう
  2. 振動のひどい軟弱地盤の住宅地は線路から片側20mの巾で移転補償する
  3. これらの対策のため49年度から3年間で300〜500億円を計上する。

を骨子としたもので、4月中旬に施行、関係市町村長と協議、沿線住民の申出を市町村長の指定する日から1年以内に受付け、51年度中にはすべての対策を終えることにしている。
この要綱は19日に開かれた国労。動労。鉄労。施設労の団交の席上公表されたもので、国鉄当局は新幹線騒音公害の企業内告発として動労・国労が実施している新幹線減速順法に対する対策として初めて明らかにした。
要綱の対象となる東京〜岡山間で、いまから防音工事を行なっても85ホンを超す箇所は無道床。鉄けた橋梁付近60カ所があり、このほかにも線路より家屋の方が高くて防昔工事の効果がない場合もあり、移転補償。家屋防音工事の対象は横浜・浜松・名古屋・大阪・静岡など50町村とみている。この費用として300〜500億円を推定しているが、49年度予算ではとりあえず200億円を用意する。

遠州鉄道西鹿島線 新浜松〜遠州八幡間CTC化  3/20

陸羽東線・石巻線・大湊線のSL引退(翌日から無煙化) 3/24

南海電気鉄道 河内長野〜三日市町間が複線化 3/24

阿仁合線のSL引退(翌翌日から無煙化) 3/25

相模国分信号所〜海老名間複線化。全線複線化完成 3/28

国鉄法成立,運賃改訂10月本決り 3/30
国鉄運賃法及び国鉄財政再建特別措置法改正法案は、3月30日午前の参院本会議に緊急上程され、自民党賛成の起立多数で可決成立し、同日午後公布された。これにより、国鉄の実収入15%の運賃改定は、来る10月1日から実施されることが本決まりとなった。

名古屋新幹線公害訴訟原告団、国鉄を相手に騒音・振動差し止め請求などで、名古屋地裁へ提訴 3/30→

名古屋市営 4号線新瑞橋〜金山間開業 3/30

内房線 楢葉駅を袖ヶ浦駅に改称 3/31

全動労が発足 3/31

政党支持の自由をめぐる対立で国鉄動力車労組から組織排除された反本部派の動労組合員による全国鉄動力車労働組合連合会(全動労)が札幌市で結成大会を開いた。全国38地区、約3,500人が参加、委員長に遠藤泰三氏(札幌)、副委員長に福岡孝洋氏(龍華)、横本一男氏(静内)、書記長に新幹生氏(宮原)。国鉄の労働組合としては、国労・動労・鉄労・施設労に続く5番目の全国組織。

名古屋市電、土佐電鉄 安芸線廃止 3/31

京都市電鳥丸九線鳥丸車庫〜七条鳥丸間6.0kmこの日限りで廃止 3/31

広島電鉄 向宇品口〜海岸通間に電車優先信号を設置(路面電車復権の方策としてわが国初の試み) 3/

国鉄自動券売機50群導入 3月

国鉄は駅業務の近代化の一つである自動券売機の群管理システムを強力に推進するため、49年度は大都市のターミナルを中心に50群・500単体程度の自動券売機を導入する計画。
鉄道の近代化は、今後運行。保安システムの近代化と合せて、駅務の省力化の推進が大きな課題とされている。とくに、大都市における鉄道網の発展、私鉄との相互乗入れなどの増加は、各主要駅の総合ターミナル化の傾向を一層強くしている。そこでこのようなことに対処して国鉄が同システムの積極的な導入を考えているもので、計画によると、国鉄は来年度に東京を中心とする大都市ターミナルと全国の40以上の駅に50群・500単体程度の自動券売機を導入しようとしているもの。
国鉄ではすでに東京地下。新日本橋。馬喰町の3駅に試験的に新システムを設置しているが、国鉄が今後本格的に採用しようとしている群管理システムは、一括して集中管理し、硬貨循環装置によってつり銭の目動補給。投入金の回収を行なうもので、これで膨大化せんとする後方業務の省力に役立つものとして期待される。

特急ひたち延長運転 4/1

上野〜平間の運転から原ノ町へ一往復延長運転

定期券発売日を7日前から14日前に変更。車内への小動物の持込制限緩和 4/1

高千穂線【貨物営業廃止】延岡〜日ノ影 4/1

夕張鉄道 全線で旅客営業休止。北海道炭礦汽船に譲渡 4/1

三岐鉄道 富田・近鉄富田〜東藤原間がCTC化 4/1

土佐電気鉄道 安芸線後免〜安芸間廃止 4/1

安芸線廃止に伴い、鉄道・軌道直通運転を終了

国鉄ダイヤ改正を延期決定 4/2
4月10日から実施予定の日豊本線電化にともなうダイヤ改正は、春闘のぜネスト体制のため、25日に延期

運輸省〈現国土交通省〉 今福線の工事認可 4/3

可部線三段峡と山陰線浜田を結ぶ54キロ(石見今福〜浜田間は44年12月着工)で全線単線。8割以上がトンネルで、途中に橋山、芸北、波佐、徳田、旭町の5駅を設置、総工費252億円で55年完成、施行は鉄道建設公団・・・・

七尾線のSL引退(翌日から無煙化)4/3

姫路市営モノレール営業休止認可 4/4→4/11営業休止

姫路〜手柄山間1.6キロは41年5月に開業したが、48年度の累積赤字は約10億7千万円となり、製造元の日本ロッキード社も倒産したため営業を休止し、バスに代替する。

国鉄551人に処分通告 4/6

盛岡・秋田・仙台・新潟・金沢管理局は、昨年9月、国労・動労が行なったスト権奪還などの闘争に対し、動労新潟地歩委員長ら解雇2人を含む551人に処分、5,500人に訓告。

動労‘順法闘争’入り 4/6

動労ほ6日始発から全国で「安全運転闘争」という名の‘順法’突入。処分に抗議して関係池本で戦術強化。主要幹線で乱れ。

国労も‘強力順法’ 4/8

春闘統一行動で、国労・動労は、国電・新幹線で10日まで‘半日順法’

公労協第3波スト 4/9〜13

新潟地区の動労は9日0時からスト突入、8日の夜行から一部運休。10日から国動労は国電・新幹線を除く96時間スト

春闘第3波、空前の交通スト 4/8〜13〈別記事から〉

8日の国労・動労の順法闘争に始まり、10日は東京・大阪の国電と新幹線を除き、国鉄は全面ストップ、11・12日には国鉄が完全ストップし、私鉄総連・都市交通も加わり、文字通りゼネストとなった。13日も国鉄・都市交通は午前中ストップした。注目のスト権は来秋までに結論を出すことに、賃上げは平均30%が収拾の条件で期間中6500万人に影響を与えた。国鉄の損害額は3月1日と26日も合わせて142億6千万円にのぼった。

寝台科金改定で車両や時刻表に「★」マーク登場 4/9

東武伊勢崎線北千住〜梅島間高架化 4/10

新設駅高徳本線高松貨物駅(高松港西側浜ノ町埋立地) 4/10

交通ゼネスト 4/11、4/12
国鉄は、ほとんど全線ストップ。特急・急行は全面運休。私鉄大手13組合もスト突入。
京浜急行も11日、近鉄も一部列車でスト参加。ダイヤどおり動いたのは西武,小田急だけ。

姫路市営モノレール姫路〜手柄山間1.6km休止 4/11

ゼネスト終結 4/13
私鉄大手は西鉄を除き、賃上げ2万8,500円(31.4%)などで解決。国鉄も14時、スト中止指令。
定昇含め2万9,283円(28.2%)、スト権は「早期解決に努力」

保線労働者が「黄害訴訟」 4/17
施設労組と組合員7人は「黄害はゴメン。全列車にし尿貯留槽をつけよ」と東京地裁に提訴。

無賃乗車罪を新設へ 4/19
改正刑法草案をっ審議する法制審議会は、総会で無賃乗車罪を含む各則を採決。6月中にも法相へ答申の運ぴ。

本四公団5橋の下部着工発表 4/19

国鉄新幹線総局機構改正 4/20
新幹線博多開業に備え、同総局下に広島・九州各管理部、博多総合車両
部を設置した。東京〜福山・三原間を本局、福山・三原〜新下関・小倉間を広島管理部、新下関〜博多間を九州管理部の所管とする。

新幹線医療委員会設置 4/20
新幹線沿線居住着の疾病と列車の騒昔・振動との因果関係の判定を行なうため、石川中東大附属分院助教授ら9名の学職経験者および上田英雄中央鉄道病院長の計10名からなる同委員会を設置した。騒昔80ホン以上の地域を対象に、因果関係ありとなれば治療費を負担する。

国鉄ダイヤ、大形低気圧により各地で混乱 4/21
日本列島を襲った974ミリバールという大形低気圧により各地でダイヤが混乱した。まず13時50分ごろ、鹿児島本線上伊集院〜西鹿児島間で、大雨によるマクラギの浮上りが原因とみられる、上り特急「有明2号」の1・2両目の脱線により乗客13人が軽傷を負い、旅客列車13本が運休した。また18時31分ご1ごろ中央本線武蔵小金井東小金井間で強風のため、下り架線が切断し、国電60本が運体した。さらに。奥羽・東海道・山陽・函館・札沼・胆振各線おょび青函連絡船も影響を受けた。

北九州市の日明地区で、住民が山陽新幹線の工事現場に座り込み、騒音・振動等の公害防止対策を要求 4/22

山陽新幹線開業を50/3に延期と発表 4/23
公害反対運動や地価高騰による北九州地区の用地買収遅れのため、本年12月開業の予定を翌年3月とすることを発表

運輸省、阿佐線後免〜安芸間の工事認可 4/24
去る4月1日の土佐電鉄安芸線廃止のあとを受けた同区間24.5kmで、総工費184億円、完成は55年度。日章・野市・赤岡・手結・和食・穴内・安芸の7駅を設置。施工は鉄道建設公団

日本鉄道建設公団設立10周年記念パーティ開催 4/24

「公労法17条ば合憲」の判決 4/24
大阪高裁は、国鉄職員に限り、争議権を禁止した公労法17条は憲法違反の疑いとした、国労尼崎事件の一審判決を破棄、6被告に有罪の判決。

日豊本線 幸崎〜南宮崎間 交流電化完成 4/25

国鉄ダイヤ改正 4/25
4/10に予定していたが、春闘による混乱を避けて延期していたもの。
このとき、初めて2段B寝台車が登場(4/24の「あかつき」二往復・「彗星」一往復から登場)
(概要)
日豊線宮崎電化、二段寝台車も登時刻改正。

新大阪〜宮崎間寝台特急「彗星」2往復(うち1往複大分〜宮崎間延長),
岡山〜宮崎間特急電車「みどり」宮崎延長
大阪〜宮崎間特急気動車「日向」の電車化
博多〜宮崎間特急電車「にちりん」1往復新設
博多〜宮崎間肥薩・吉都線経由特急気動車「おおよど」1往復新設。
新大阪〜熊本間特急「あかつき」1往複増発,「明星」1往復の不定期化。
新大阪〜熊本・長崎間「あかつき」
新大阪大分間「彗星」計3往復に二段式B寝台車使用開始

日豊線幸崎〜南宮崎間。特急「日向」は気動車から485系電車に置換え。到達時間は12時間52分となった。な
 また、この開業に合わせて彗星〜往復が増発され5往復にその内一往復には24系25型が初めて導入された、この列車はオールモノクラス、食堂車非連結であった。
 なお、この頃が関西発ブルトレのピークで「あかつき」7往復、明星、彗星5往復など。

国鉄ダイヤ改正 4/25
4月10日に予定していたが、春闘による混乱を避けて延期したもの。

新幹線反対埼玉県三市連合会、国鉄へ抗議 4/26
東北・上越新幹線建設に反対する浦和・与野・戸田の三市連合会の約2000人が都内をデモ行進した後、内田常務理事に抗議文を手渡し、建設計画の白紙撤回をせまった。

札幌市電鉄北線 北24条〜新琴似間2.5kmこの日限りで廃止 4/30

阿佐線 海部〜野根間工事着手 4/

都営地下鉄電車にシルバーシート登場 5/1

上田交通 本州大学前駅、大学名が長野大学に変更されたため大学前駅と改称 5/1

新幹線乗客7億人突破 5/7

ゴールデン・ウィークに500万人を運んだ国鉄は、大連休明けの7日午前中に新幹線開業以来の乗客7億人突破を記録。昨年8月5目の6億人輸送から270日目。5億人から6億人への316日を46日短縮。

地震で新幹線混乱 5/9

8時33分の伊豆半島神地震のため、新幹線は11時20分までストップ。44本運休、最高5時間5分の遅れで、地震の影響としてほ最大。国鉄の特急券などの払い戻しは1億5,000万円

南勝線起工式 5/9

日本鉄道建設公団は、姫新線中国勝山駅と倉吉線山寺駅を結ぶ国鉄南勝線(43km)の起工式を、岡山県勝山町の勝山小で行なった。総工費、230億円、1981年完成予定。

日暮里事故運転士に有罪 5/10

72年6月国電日暮里駅構内で京浜東北線北行に追突し、185人のケガ人を出した山手線内回り電車の運転士に、東京地裁は禁固2年(執行猶予2年6月)の判決。

今福線起工式 5/11

日本鉄道建設公団は、可部線三段峡駅と山陰本線浜田駅を給ぶ国鉄今福線(54km)の起工式を、広島県戸河内町の戸河内中で行なった。69年に浜田〜石見今福間(2.6km)が一部着工されたままになっていた。総工費288億円。1981年完成予定。

名古屋市医師会、新幹線公害調査結果を発表。線路と居住地の距離は最小限50m必要と指摘 5/16

名古屋鉄道河和線 【複線化】 太田川〜河和口間3.5km 5/16

近畿日本鉄道 亀谷信号所〜伊勢石橋間複線化 5/19

列車前ピケ逆転有罪 5/25
福岡高裁は、63年12月、鹿児島本島鳥栖駅でストライキ中に列車前てピケを張り、威力業務妨害罪などで起訴された動労組合員に対する控訴審判決で、一審の無罪判決を破棄、懲役(執行猶予)の有罪判決、一審の佐費地裁は70年に「争議行為の目的は労働条件改菩という正当なものだし、乱暴した事実を証明できない」としたが、福岡高裁は「公労法17条(スト権禁止の規程)は合憲で、相当性の範囲を超える」と判断した。

大阪市営地下鉄谷町線 都島〜東梅田間(3.1km)開業 5/29
70年の天六ガス爆発事故で死者79人を出し工事が遅れていた大阪市営地下鉄谷町線東梅田〜都島間(3.1km)が、ようやく開業。

上信電鉄無期限スト 5/31〜6/19

上信電鉄労組は、会社側が県地労委のペアあっせん案を拒否したため6月31日から第8波無期限ストに突入。沿線市町の仲介で19日に解決、20日から電車。バスの運転を再開した。ペアは2万6,200円で6月実施、大手私鉄との差額2、300円を退職金算定の基礎に入れない基本給として支給などの条件。

小田急多摩線線開通 6/1

小田急小田原線と多摩ニュータウンを結ぶ多摩線新百合ケ丘〜小田急多摩センター間(9.1km)のうち、新百合が丘〜小田急永山間(6.8km)の営業開始。
各駅停車のみの運行

東武が通勤型電車の「セージクリーム」一色塗装化を開始

近畿日本鉄道養老線 大鳥羽駅開業 6/1

公労法17条違憲判決 6/6
盛岡地裁は1968年の動労合理化反対関争で解雇された2人の民事訴訟で、公労法17条(争
議行為の禁止)は違憲で解雇無効と判決昨年4月の公労法17条を合憲とする最高裁判決と対立。

東村山市の通産省工業技術院研究所で新交通システム「CVS」試運転 6/6

江ノ島鎌倉観光(江ノ電)藤沢駅が新装開業(営業キロ(1.1km減) 6/7 

国・動労組合員に処分 6/8
国鉄名古屋。静岡、千葉鉄道管理局は、昨年9月の国・動労闘争に対し停職5人を含む52人に処分を通告。


宮崎県に超高速実験線 6/17
国鉄は宮崎県にリニアモーターカーの実験線7kmを建設したいと、地元に協力を要請

国鉄の懲戒免職無効の判決 6/17
最高裁は、1964年の青函航路新鋭船就航に伴う合理化反対闘争で業務命令に違反したと国鉄が解雇した国労組合員の民事訴訟で、懲戒権の乱用で免職処分無効の札幌高裁判決を支持、国鉄側の上告を棄却。

新幹線博多開業は来年3月3日 6/20
井上国鉄副総裁が名古屋の記者会見で表明。この日、北九州市小倉北区の「新幹線公害防止連盟」は国鉄の対策回答を受け入れ、座り込みを解く。

ピケは正当の判決 6/20
大阪地裁は1966年の国労大阪環状線ストを支援した全電通組合員5人の威力業務妨害事件で、「公労怯17柔は違憲ではないが、ピケは争議行為として正当な範囲であり、違法な争議行為でも刑事制裁の対象にならない」と無罪(求刑懲役6〜8カ月)の判決。

阪神3801系電竜車営業運転開始

西日本鉄道天神大牟田線 CTC完成 6/20

北陸鉄道浅野ノll線粟ケ崎梅岸〜内灘間1.8kmこの日限りで廃止 6/29

京浜急行 品川駅〜逗子海岸駅間の特急を廃止 6/30

名鉄知多新線開通 名鉄河和線 6/30
富貴駅から知多半島を横断して内海を結ぶ知多新線(14km)のうち冨貴〜上野間(5.8km)の営業開始。

鳳〜東羽衣間高架化 6/

新線開業(再掲) 江川崎〜若井間開業、予土線北宇和島〜若井間(宇和島線を改称) 3/1
新製車両等 機関車 電車・気動車・客車 貨車・荷物車
  485系300・1500
183系1000
113系700

クハ103高運車

キヤ191系

24系25形寝台
オロ81系

ヨ8000
改造車等 ED62(改) モハ72 970番台(仙石線用)  
私鉄車両 名古屋地下鉄 1200系 南海6201系  
  幸崎〜南宮崎間 交流電化 4/25
鉄道関連事件、事故 鳥羽駅全焼 1/6
0時30分ごろ参宮線鳥羽駅のキップ売り場天井付近から出火、木造平屋540平方mの事務室。待合室など全焼。明治44年7月建築の老駅舎で、ストーブ煙突の加熱が原困らしい。

新幹線の架線に凧が絡まる事故が9件発生。23本の列車に影響 1/6

上越線の特急(とき5号)で181系電車の車両故障発生(以後も続発し、3月末まで計画運休も含めてダイヤ混乱)

東北地方の豪雪で、大阪発青森行き特急日本海が27時間半遅れで青森駅に到着など、国鉄ダイヤ混乱 1/27

新幹線ブレーキ故障で沿線火災 2/4
〈ひかり3号〉のブレーキが故障し4号車の制輪子が溶けて飛び散り、静岡県下約50km、13カ所で土手の枯草が燃えるという事故があった。

近鉄上本町駅ロッカー爆発 2/18
0時53分,近鉄上本町駅地下2階中央コンコース東端のコインロッカー内部で爆発。時限装置つきの爆発物を仕掛けた犯人は重役宅に予告電話し「5000万円出せ」という脅迫状を現場に残していた。


中央西線に人質事件 2/20
11時48分m、中津川発名古屋行き快速電車が新守山駅に近づいたところ,2両目で33歳の男が出刃包丁を持って暴れ,3両目の若い女性客2人をローブで練り大曾根駅で下車。犯人は,かけつけた車掌をホームで刺し重傷を負わせたうえ、他2人の女性も巻きこんで、駅前の銃砲店に立てこもったが、13時すぎ店を出ようとして逮捕。

七尾線で急行衝突 3/2
七尾線宇野木駅駅近くの踏切で急行能登(8両)が大型トレーラーと衝突、200m走行して脱線。トレーラーの運転手が死亡、乗客・乗員13人が重軽傷。
原因は、トレーラーの警報無視

国鉄小倉駅でロッカー爆発 3/13
17:20頃、小倉駅表口のコインロッカーが爆発、横のロッカーも倒れ、5人重軽傷

近鉄事件の犯人逮捕 3/13
2/18近鉄上本町駅のコインロッカーを爆破したり脅迫状を出していたのは44歳の男。13日金を受け取りにきて京都府警で捕まった。

京福電車発煙事故 3/13
越前開発駅近くで電気回路が溶断し発煙。車内に煙りが充満

水島臨海鉄道の貨物列車が衝突 4/3
水島臨海鉄道水島〜三菱自工前踏切で、貨物列車がセメント圧送車と衝突 負傷73
京福電鉄でバスと衝突 4/10
京福電鉄蚕ノ社〜山の内間で軌道内を走行していたバスに電車が衝突 負傷47

大阪駅ロッカーに赤ちやん 4/17
13時30分ごろ、大阪駅東口のコインロッカーに生きた赤ちやん。その後、両親は名乗り出たが、10日間に1体の割合で赤ちやんの死体が見つかるため、ロッカー規制論が活発化。

大雨の影響で脱線 4/21
13時50分ごろ、鹿児島本線上伊集院〜西鹿児島間で、上り2034M上り特急「有明2号」(583系電車 12両)が(大雨によるマクラギの浮上りが原因)(*注 曲線で制限速度を超過、電車運転士の速度制御ミスとみられる、の意見もあり詳細は今後の調査に待つこととしたい。)、の1・2両目の脱線により乗客78人が軽傷を負い、旅客列車13本が運休した。

鹿児島本線でトラックと衝突 5/4
快速電車とトラック衝突 15時23分、福岡県下の鹿児島本線古賀〜筑前新宮間の無番額切(開閉機つき)て立往生していた大型トラックに、南福岡発門司港行き特別快速電車(8両編成)が衝突、1両目が脱線して「く」の字形に曲がった。満員の乗客のうち37人ケガ。トラックの運転手は降りていて無事。復旧は5日未明。
負傷者34 先頭車クハ421-43は6/8付けで廃車された。

秋田で客車おき去り 5/13
8時17分、奥羽本線。四ツ小屋〜秋田間で上野発男鹿行き急行〈おが2号〉(11両編成)のDLと客車の間の連結器がはずれ、DLは約100m先で急停車、客車もブレーキが自然に作動して止まった。乗客のいたずらてはないかとみられる。

日立電鉄、軽四と衝突 5/25
北太田駅近くの大森踏切で、電車(単行)と軽四輪自動車が衝突。軽四に乗車の3人が死亡。原因は後退して踏切外に出ようとして操作を誤り前進したため。


首都圏の国鉄大停電 6/2
16時50分ごろ、東京小金井市の国鉄武蔵野給電所のトランスが故障、18時10分まで首都圏の国電の大部分がマヒ、国分寺市の中央販売センター指定券予約装置もストッブしたため、全国みどりの窓口の端末装置もアウト。クレーン車の先端が高圧線にふれてショートしたのが原因。

名鉄電車接触事故 6/5
前後〜豊明駅間で崩れた土砂に乗り上げ脱線した電車が対向電車と接触

羽越本織で競合脱線 6/7
20時57分ごろ、山形県酒田市の羽越本線酒田〜本楯間で、青森発富山操車場行き貨物580レ(34両編成)の4両目から24両目まで21両が脱線、うち16両が転覆した。9日19時までに復旧。競合脱線とみられる。

新幹線で架線事故 6/13
19時50分ごろ、愛知県西春日井郡の新幹線名古屋〜岐阜羽島間で上り線の架線が垂れ下がり上りは終列車まで不通。上り列車は下りの運転終了後、下り線で運転、最後の〈こだま186号〉の東京着は5時29分と約6時間遅れ。13本運休。テンション・バランサー(張力自動調整装置)のワイヤ切断が原因で、新幹線総局は総点検へ。

羽越線で貨車脱線 6/25
羽越線、盾〜酒田駅間の下り勾配で貨車脱線

常磐線で貨物列車転覆、4時47 6/25
分ごろ、東京足立区の常磐線北千住〜綾瀬間で、新鶴見操車場発長町行き貸物列車(37両編成)の前から27〜29両目が脱線転覆した。17時20分開通。特急など248本運休。鋼材の荷くずれ説が濃い。

世相 日本の南極観測史上で初の死者、「ふじ」の海士長・新谷文男が、氷上調査中にクレパスに転落 1/1
自治省、7月の参院選挙全国区の開票事務の迅速化のため初めてコンピュータを導入、と新聞に。 1/3
田中首相、ASEAN(東南アジア諸国連合)5ヶ国訪問に出発 1/7〜1/17
通産省、大都市を中心に合成洗剤不足に対処するためメーカー等に緊急増産を要請 1/9
閣議、石油・電力第2次規制を決定。(16日実施)、10%供給削減を15%に強化 1/11
福田蔵相、物価は「狂乱状態」と記者会見で発言「狂乱物価」が流行語に 1/12
電気事業連合会、「石油ピンチは電力ピンチ」として節電に協力を求める広告を朝日新聞に掲載1/13
文化庁、デパートなど臨時施設での国宝や重要文化財の展示を2月以降不許可とすると通達 1/14
電力使用制限令発令。国電の暖房停止、NHKは放映時間を夜11時までに自粛 1/16
国民生活安定緊急本部、灯油18L380円、家庭用LPガス10キロ1300円の標準価格制を実施 1/18
閣議・トイレットペーパー、ちり紙の標準価格を決める。1/25

通産省、便乗値上げの疑いがあるとして、学用品業界に小売価格の10%〜20%の値下げを勧告 2/1
通産・厚生・農林・経済企画庁の4省庁、適正な供給と価格安定のため、省庁ごとに物価対策本部を設置 2/4
公取委、石油連盟と石油元売り12社の前年秋の価格協定は独禁法違反として破棄を勧告 2/5
日本共産党、衆議院予算委員会で石油危機を「千載一遇のチャンス」と系列店に値上げを奨励したゼネラル石油の文書を追及 2/6
主婦連など消費者6団体、標準価格の撤回や石油業界の価格協定告発を通産省・公正取引委員会に申し入れる。 2/7
通産省、1月の輸入総額は50億4600万円で前年同月比2倍強で、これまでの最高と発表 2/9
午前4時15分頃、群馬県の谷川温泉で積雪のため旅館の屋根が崩壊。スキー客ら3人が死亡 2/10
石油消費国会議、日・米・西独等13ヶ国とEC・OECD代表が参加しワシントンで開催 2/11
食糧庁、値上げ抑制のため標準価格米以外の銘柄にも指導価格を設け、準則等を都道府県知事に通達。 2/13
農協中央会、東京で畜産危機突破緊急全国農協代表者大会開催 2/14
通産省、据え置かれていた石油製品の値上げ認可の方針を決定。値上げ幅は50〜60% 2/15
東大宇宙航空研、日本初の誘導式3段ロケット、ミュー3C1号機の打上に成功 2/16
栃木県真岡署で爆破事件。出勤直後の警部補重体 2/17(同県では同様の事件が頻発し、1月27日から4件目)
初の労働4団体(総評・同盟・中立労連・新産別)共催のインフレ粉砕大集会東京で開催 2/18
法務省、差別につながる恐れのある場合は超せ規模などの閲覧不許可の方針を決定 2/18
公正取引委員会、日本石油など石油元売り12社・石油連盟の幹部らを独禁法違反の疑いで検事総長に告発 2/19
日本共産党、野間友一、衆議院予算委員会で生活関連物資の隠匿を指示した伊藤忠商事の「極秘文書」を公表 2/20
売春問題ととりくむ会等、キーセン観光反対集会を参院議院会館で開催、成否の対韓国政策転換を要求 2/21
衆議院予算委員会、物価問題の集中審議を開始。大手商社社長らを参考人として呼び、企業の社会的責任を追及 2/25
大阪地裁、大阪国際空港公害訴訟で、原告住民勝訴の判決。飛行禁止などの制限 2/27
地震予知連、東海地方を地震の観測強化地域に指定し、監視体制強化の方針を決定 2/28

大規模小売店舗法公布施行。大手スーパーマーケットの店舗面積・営業時間等を百貨店並に規制する。 3/1
閣議、日照基準を初めて盛り込んだ建築基準法改正法案を決める。 3/8
小野田寛郎元陸軍少尉、比ルバング島で収容 3/10
小野田寛郎元陸軍少尉、比ルバング島から帰国 3/12
東京高等検察庁、公取委告発による石油のヤミカルテル問題で石油連盟など全国65箇所を一斉に捜索 3/12
田中首相、衆議院予算委員会で日の丸と君が代を国旗・国歌として法制化すべき時期に来ていると答弁 3/14
国民生活安定緊急対策本部、石油製品値上げと生活関連物資値上げの事前届け出制を決定 3/16→3/18実施 
公明党、参院予算委員会で日本原子力発電敦賀発電所の下請け作業員に放射線被爆があったとして追及 3/18
優生保護法改悪を阻止する集会、国会の審議再開に反対し東京で開催 3/24
航空機騒音防止法改正公布、大阪空港が指定第1号 3/27→3/28施行
福岡地裁、被爆治療のため密入国した韓国人に対し、原爆医療法は被爆者であれば密入国者にも適用とする判決 3/30

厚生省と大日本製薬、サリドマイド訴訟和解のため賠償総額を19億円と決定 4/2
公労協、スト権回復などを要求し5日間の波状ストに入る。国鉄の列車や郵便・電話業務に影響 4/9
春闘共闘委員会、大幅な賃上げとスト権回復を要求し、4・11決戦ゼネストで二日間列島マヒ 4/11
衆議院内閣委員会に上程中の靖国神社法案、自民党が実質審議無で採決を強行、可決 4/12
日本共産党、機関紙『赤旗』に「教師には聖職的な側面もある」とする教師聖職者論を発表 4/17
東京国立博物館で「モナ・リザ展」が開催 4/20〜6/10
日ソ漁業交渉妥結。日本側のさけ・ます漁獲割り当て量は8万3000トンで交渉史上最低、蟹工船は廃止 4/27
東京高裁、国立市民提訴の歩道橋撤去訴訟で、公共の利益が優先と控訴棄却の判決 4/30

建設省〈現・国土交通省)、土地価格を公示。前年比上昇率が平均32.4%、宅地は3年で2倍にとなる。 5/1
調布市のミツミ電機、不況で経営が悪化したとして、労組役員・羅病者ら108人に指名解雇を通告 5/2
余暇開発センター、小学生の遊びは7割以上が家の中 5/3
厚生省〈現・厚生労働省)、食品添加物の使用基準を再点検 5/7
午前8時33分頃、伊豆半島南部を中心にM6.9の地震発生。死亡・行方不明38人 5/9
足尾鉱毒事件100年目にして解決 5/10
日銀4月の卸売り物価指数は149.5(45年100として)、前年同月比35.7%の上昇で主要国では1位 5/14
午前零時、沖縄の航空路管制業務が米軍から日本側に移管される。那覇空港は引き続き米軍が管理 5/15
インド6番目の核保有国に 5/18
政府、閣生活安定法に基づく標準価格品目のトイレットペーパー、ちり紙を指定解除と決定 5/21
参議院文教委、自民・民社両党が「教頭法制化法案」を強行可決 5/22野次るhし6/1公布 5/22
衆議院、大気汚染防止法改正 大気中の硫黄酸化物の総量規制を導入 5/24→6/1施行
京都地裁、41年の税金違憲訴訟に給与所得税制は合理的根拠があると判決 5/30

厚生省(現・厚生労働省)発がん性は確実として、塩化ビニールモノマー使用の殺虫剤販売停止と回収を指示 6/1
外務省、人種差別政策を続けている南アフリカ共和国とのスポーツ・分化・教育交流停止の方針を決める。 6/5
国立民族学博物館設置法公布 6/7→52/11/15開館(国立民族博物館)
環境庁、サマースキー用にまく塩が高山植物を枯死させるとして、使用禁止をスキー団体に要請 6/8
警視庁公安部、槙枝元文日教組委員長を日教組の4.11ストで「あおり行為」をしたとして逮捕 6/11
保利行政管理庁長官、行政管理委に対し、行政機関の電算機利用とプライバシー保護のあり方を諮問 6/12
骨端溶解症や食欲減退など塩化ビニールモノマーの被害で工場労働者に職業病が増加、と新聞に 6/16
自動車メーカー8社、環境庁の聴聞会で、技術的困難を理由に自動車の排ガス51年度規制の延期を主張 6/17
横浜地裁、日立製作所在日韓国人就職差別事件(45年12月)に採用内定取消し無効の判決 6/19
日教組・民法労連など、「教員ストは困る」とした自民党選挙CMの放映中止を民法3局に要求 6/21
大阪府警、カラーコピーを使用した住友商事の偽造手形5億円分が出回ってる事件で捜査開始 6/22
名鉄路線バス、名古屋市内を走行中運転手が急性胃潰瘍で吐血・失神のためビルに衝突。乗客2人怪我 6/23
国土庁設置、国土行政を一本化、公共事業の調整も所管事項 6/26
農林省前年度の農家経済調査結果を発表。年収平均265万円、実質3.4%の伸びは16年間で最低 6/27
建設省(現・国土交通省)等で構成の地下街中央連絡協、地下街新設は防災上の観点から原則として認めないとの基本方針を決定 6/28
上野動物園、「おサルの電車」を廃止。(動物虐待の意見が出てきたため)さよなら運転に約4000人乗車 6/30
B級ニュース 真岡市の警察署でラジオ爆弾爆発 2/17
同月26日農業高校生三名を逮捕、一人を全国指名手配

ガソリンスタンド一斉休業に伴い、予備ガソリンを積んだ車が走行中に爆発、運転者が死亡 3/21

 

生活関連

電力使用制限令発動、夜間のネオン、広告塔、深夜放送など自主規制
動物虐待を理由に長らく親しまれた、おサルの電車を廃止 6/30
新宿・渋谷・高田馬場・御茶ノ水・四ツ谷で禁煙タイム実施
銀座・新宿に歩行者天国
北海道愛国駅で、幸福駅行きの乗車券が爆発的に売れるようになる 某食品会社の宣伝から有名に
集団就職列車が姿消す
高校進学率が90%突破

 

流行語

便乗値上げ/狂乱物価/超能力/それはいえる/青天のヘキレキ/諸悪の根源/節約は美徳/日曜大工/ベルバラ/金脈と人脈/ストリーキング/この刺激がたまらないの/スプーン曲げ/暴走族

 

こんなものが発売 永谷園、インスタント味噌汁発売

注:昭和49年当時の世界第2位です。

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