赤字ローカル線廃止 7/1
大畑線下北〜大畑間
岩内線小沢〜岩内間、ニセコバスに転換
興浜北線 【路線廃止】浜頓別〜北見枝幸(-30.4km)。宗谷バスにバス転換
下北交通下北〜大畑間開業 7/1→2001/3/31廃止
国鉄「再建実施推進本部」設置 7/4
甘木鉄道株式会社を設立 7/11
興浜南線【路線廃止】興部〜雄武(-19.9km)。北紋バスにバス転換
7/15.
総評第七三回大会開催 7/15
昭和60年度最大の課題として、国鉄問題をあげ。運動方針とは別個に独立議案として「国鉄再建闘争方針」を提起。活動方針は
- 国鉄の「分割・民営化」を阻止し、真に国民のための国鉄再建をかちとるために国民の多数派形成をめざし、有権者の過半数を目標とした署名運動を展開する。
- ローカル線廃止をやめさせる運動を進める。
- 国鉄労働者の首切りを許さないために、総評傘下全組合員が団結してたたかう。
- 総評国鉄再建闘争本部を設置する、などが柱となっている。
加古川線 黒田庄〜比延間に日本へそ公園駅開業 7/15
大井川鉄道 日切駅開業 7/23
再建監理委員会「国鉄改革に関する意見」を総理大臣に提出
7/26
- 旅客6分割
- 貨物分離で1社
- 新幹線は一括保有機構が旅客会社に貸付
- 余剰人員対策
全動労の第一二回大会開催 7/26
統一労組懇や民主団体などによびかけ、1,000万署名に取組むことを決定。
山陰本線 竹野〜佐津間に(臨)切浜海水浴場駅開業
7/26
汐留〜東小倉間に「カートレイン」運転開始 7/27
国労委員長に山崎俊一氏 7/29〜8/2
国労(20万人)は名古屋で開かれた定期大会最終日に役員改選を行ない、新委員長に山崎俊一書記長(53歳)、新書記長に荒井敏雄調査資料室長(52歳)ら新執行部を選出。
山崎委員長は「分割民営化阻止」を宣言。
国労第48回定期全国大会(名古屋)。7/29〜8/2
分割・民営化反対のため5000万署名運動の強化、重要段階でのストライキなどの方針採決
政府「意見」を最大限尊重する旨の閣議決定 7/30
政府、「国鉄改革関係閣僚会議設置」 7/30
国鉄再建実施推進本部にプロジェクトチーム設置 7/30
運輸省に国鉄改革推進本部 7/31
運輸省〈現・国土交通省〉は国鉄再建監理委員会の分割・民営再建答申を実施に移すため,山下運輸相を本部長とする国鉄改革推進本部を設けた。長期債務処理の具体策などを詰め、次期通常国会への提案をめざし130本をこす法律の立法、改正づくりにあたる。
都営地下鉄大江戸線
運輸政策審議会の答申第7号で整備計画路線 7/
「連絡調整会議」開催 8/1
運輸省(現・国土交通省)と国鉄は国鉄再建監理委員会の最終意見を具体化するための「連絡調整会議」第1回会議を運輸省で開催。
函館木線開業80周年 8/1
北海道総局は旭川局と青函局と共同で、本日から10月14日まで連続的に特別列車運行などの、函館本線全通80周年記念行事を開催
江ノ電、阪堺運賃値上げ 8/1
江ノ島電鉄は平均11.9%の、阪堺電気軌道は均一140円を160円にする平均17.2%の運賃値上げをそれぞれ実施。
第2次保留4線承認 8/2
運輸省(現・国土交通省)は第2次地交線のうち取扱が保留されていた標津、池北、天北、名寄4線を、パス転換不可能な理由がないとして選定承認、保留は岩泉、名松のみ。
天北線 第2次特定地方交通線として廃止承認 8/2
名寄本線 第2次特定地方交通線として廃止承認 8/2
羽幌線 第2次特定地方交通線として廃止承認 8/2
池北線 第2次特定地方交通線として廃止承認 8/2
小海線復旧 8/2
集中豪雨による築堤崩壊のため7月1日から不通だった小梅線佐久梅ノ口〜小海間が開通。
新幹線富士駅起工。 8/4
埼京線と川越線に建築限界測定車入線。 8/4
銚子電気鉄道「零つくし号」営業開始。
8/4(銚子電気鉄道様HPにリンクしています。)
名鉄が値上げ 8/4
申請平均17.6%の運賃値上げを中部運輸局に申請。2年4カ月ぶりで10月実施を希望。初乗り100円→120円に、特急料金250円→300円に。
上越新幹線地震計誤作動 8/5
8/520:54〜21:17に地震計8回が誤作動、4本の列車が最高34分遅延。
原因は地震計安定電源装置の故障
国労が時限スト 8/5
分割・民営化に反対する国労は再建監理委員会の最終答申に抗議して始業時から全国1、500カ所で1時間の時限スト。乗務員関係を除いたためダイヤに影響はなかった。国労のストは昨年8月以来1年ぶり。
東京都12号線認可 8/5
運輸省は小形地下鉄となる練馬〜光が五間の東京郡宮地下鉄12号線の工事施工を認可
鉄労第18回定期全国大会で、分割民営化支持の運動方針採決、杉浦総裁が初めて出席
8/6
政府「国鉄余剰人員雇用対策本部設置」 8/7
国鉄改革関係閣僚会議で「国鉄余剰人員対策本部」を内閣に設置し、本部長に中曽根首相をすえ、政府をあげて取り組むことを決定
国鉄本社職員局に「雇用対策室」「職業訓練室」を新設「余剰人員対策本部」を拡充強化
8/7
美幸線営業廃止認定 8/8
運輸審議会は美幸線の旅客運輸営業を軽微事案として認定。
会員制で回送特急車開放 8/12
北海道総局は札幌運転区〜札幌間の回送特急車を使用した通勤列車を、下り2本、上り4本手稲〜札幌間に会員制で運行開始。
京成複々線使用開始 8/12
京成電鉄は青磁〜京成高砂間の複々線を使用開始、高架化工事を含む全体の完成は来年春頃の予定
新幹線総局が安全対策通達 8/15
新幹線総局は12日の日航事故に関連し、安全対策に万全を期すよう各機関に通達。飛行機とは異種の輸送機関だが、他山の石として気持ちを引き締めるねらい。
埼京線と川越線で試運転開始。 8/18
岡多線と瀬戸線引受合意 8/19
愛知県は両線の第三セクターでの運営を、沿線市長と合意したと発表。(現・愛知環状鉄道)
夏休み長距離客が11年ぶりに増加 8/19
西独国鉄が新幹線を視察 8/19
西独国鉄は技術者5人を来日させ、新幹線の気密構造などを中心に5日間の視察を開始。
新幹線100系速度向上試験開始 8/20
国鉄は本日から9月13日までの日程で、東海道では230km/h、山陽では260km/hで100系新幹線を走行させる試験を開始。また国鉄は同系を10月1日から営業に投入することを決定するとともに、個室グリーン料金の認可を運輸省に申請。
社会党(現・社民党)、国鉄再建策の対案をまとめる。
8/21→関連s59年10月5日
社会党、国鉄再建対策委員会は監理委員会の最終答申に対し、同党としての最終的な対策をまとめたが、その柱は。
- 全国ネットワーク網を維持し、分権化を進める。
- 政府出資の企業体とするが、分割は行なわない。
- 民営的手法、民間資金を導入する。等
分割阻止を最重点課題としている点に特徴がある。
なお、同じ時期公明党は監理委員会の答申を支持しながらも、貨物会社と旅客会社を分割しないで一元化する方針を打ち出すなど、微妙な温度差が見られた。(注:当時公明党は野党)
JNRカード取り扱い開始 8/23
国鉄系VAN会社創立総会開催 8/23
情報通信産業への参入を目指す国鉄は、昨年の「日本テレコム」「ニューメデア総研」に続き、今度は付加価値通信網会社「トランスネット」を創立。
国鉄変電所整流器のシリコン化完成 8/24
国鉄は最後まで水銀整流器で残っていた東海道本線河瀬変電所にシリコン整流器を設置、全変電所のシリコン化を達成。
鶴見線一部運休 8/24
国鉄は同線鶴見川橋梁改良工事のため、21:30〜25日7:00まで26本を運休させバス代行輸送を実施、同工事はあと3回実施の予定
明知鉄道運賃制定認可申請 8/26
明知鉄道は中部運輸局に現運賃から大幅値上げとなる新運賃の制定認可を申請。
国鉄決算と監査報告書発表 8/27
昭和59年度の国鉄赤字は1兆6,504億円で対前年比100億円だけ赤字幅が縮小したが、累積赤字は12兆2,754億円となった。長期債務は21兆8,269億円と20兆円を突破。旅客輸送量が18年ぶりに0.7%アップしたのが明るい材料。
国鉄運賃は来年も9月に値上げ 8/28
運輸省来年度概算要求決定 8/28
運輸省(現・国土交通省)は昨年度に続き厳しい内容となった61年度予算の運輸省、国鉄関係概算要求を省議で決定。大蔵省提出は31日。
鉄道警察隊新設へ 8/28 1参考【鉄道警察隊の運営に関する規則】
警察庁は国鉄民営化で廃止される鉄道公安職員制度にかわり、都道府県警に鉄道警察隊を新設して公安職員を吸収する方針をきめ61年度の予算要求に組み込んだ。62年4月発足を前提に来年は新卒者を採用して1年間教育。次年度から転職組を受け入れる。
関西本線高井田駅開業 8/29
国鉄は同線河内堅上〜柏原間に、宅地開発業者全額負担による新駅高井田を開業。
西日本鉄道宮地岳線 貝塚駅が津屋崎方に160m移転。営業キロ0.2km短縮
8/30
台風13号で九州のダイヤがマヒ 8/31
未明に枕崎に上陸した台風13号は中型で並の勢力をたもちながら九州を縦断、このため九州各線区は始発から運転見合わせがあいついだ。
各地で防災訓練 9/1
新幹線総局・首都圏本部・千葉・東京北、南、西、静岡・名古屋の各管理局と浜松・大船工場で地震の防災訓練が行われる。
大阪駅発の東海道線終電繰り下げサービス、利用状況が悪いため運転打ち切り
9/1
国鉄通学定期運賃の割引率1%引下げ 9/1
西鹿児島発の優等列車のおしぼりサービス、30日まで延期
9/1
豊橋鉄道 急行を廃止 9/1
伊豆急2100系伊東駅にて国鉄の乗務員訓練開始
9/2
新幹線100系 260km/h走行に成功 9/2
東北新幹線
仙台〜古川間で深夜 事故復旧訓練を行う 9/2
岡山局の欧風客車の愛称名”ゆうゆうサロン岡山”に決定
9/6
相模線寒川駅橋上化 9/7
新幹線100系の個室券発売開始 9/7
阪神タイガース応援団臨時列車、猛虎号12系7両で京都〜広島間1往復運転
9/7
第6回 若桜線特定地方交通線対策協議会会議 9/9
統一労組懇、国鉄分割・民営化反対のシンポジウムを開催
9/10
相模線 北茅ヶ崎駅構内専用線、東洋カーボン線及び東邦チタニューム線廃止
9/10
当局、国労のワッペン闘争で59,200人の処分通告
9/11
岳南鉄道が運賃値上げを申請 9/11
真岡線の臨時列車6本を3ヶ月延長運転決定 9/11
C57 1+オハフ33+貨車9両のTVロケ用列車、小郡〜津和野間で運転
9/13
名鉄犬山検車場使用開始 9/15
美幸線美深〜仁字布間営業最終日 9/16
科学万博閉幕、エキスポライナー運転終了、万博中央駅で閉鎖式
9/16
美幸線美深〜仁宇布間廃止 9/17
由利高原鉄道の運賃決定 9/17
都営地下鉄12号線の工事凍結解除 9/17
常磐線ダイヤ改正 9/17
京葉線 新幕張駅(仮称)構内でレール締結式 9/18
川越線電化用103系3000代第1編成、川越電車区に到着
9/18
国鉄は、首都圏と蔵王・白馬・上越・信越方面のスキー場をノンストップで結ぶ”シュプール号”の運転を発表
9/18
秩父鉄道・富山地方鉄道・能瀬電鉄・土佐電気鉄道の運賃値上げ認可
9/19
京葉高速鉄道(西船橋〜勝田台)の起工式船橋で行われる。
9/20
第3セクター明知鉄道(11月16日開業)のレールバス恵那駅に到着
9/21
フルムーン夫妻グリーンパス、全国一斉発売 9/25
埼京線で事故復旧訓練 9/25
杉浦国鉄総裁北海道を視察 9/26〜27
東海道・山陽新幹線利用者22億人を突破 9/27
予讃本線 伊予大洲〜内子線内子間に1往復、”夕月カラオケ号”運転
9/28
時刻改正。9/30
東北本線 赤羽駅〜大宮駅間(埼京線)開業
(通勤別線線増)および川越線大宮〜高麗川間電化完成。
埼京線(池袋〜大宮)および川越線に快速電車運転
複線化大宮〜日進 大宮〜川越間で埼京線と直通運転開始
9/30
山手線 CTC化 9/30
武蔵野線 駅新設 武蔵浦和 9/30
鹿児島市交通局伊敷線加治屋町〜伊敷町間3.9km、上町線市役所前〜清水町間2.3km運輸営業廃止 9/30
東海道・山陽新幹線東京〜博多間、一部2階建て100系電車1往復の営業運転開始
10/1
矢島線は由利高原鉄道に転換、羽後矢島を矢島と改称
10/1
「ホームライナー」朝方にも運行開始 10/1
首都圏本部は回送特急車を利用した「ホームライナー」を朝方にも津田沼〜東京間に1本設定。
函館本線【駅新設】銭函〜手稲間 星置 10/1
矢島線
羽後本荘〜羽後矢島間廃止。由利高原鉄道(第3セクター)羽後本荘〜矢島間開業
10/1
【転換・開業】由利高原鉄道鳥海山ろく線 羽後本荘〜矢島(23.0km)
【駅新設】久保田 【駅名改称】羽後鮎川→鮎川、羽後黒沢→黒沢、羽後川辺→川辺、羽後矢島→矢島
秩父鉄道・富山地方鉄道鉄道線・能瀬電鉄・水間鉄道・土佐電気鉄道で旅客運賃改訂
10/1
同和鉱業小坂線(株) 古館駅開業 10/1
当局、政府の雇用対策本部に「間連企業で余剰人員21,000人の受け入れ可能」と報告
10/3
東京震度5で新幹線など乱れる 10/4
国鉄が闘争参加者大量処分 10/5
国鉄は答申抗議闘争などに参加した64,387人に停職などを含む処分を発表、通告
甲府駅ビル「エクラン」開業 10/6
東北新幹線で270km/h試験 10/7
国鉄は東北新幹線線仙台〜北上間で925形電気試験車を使用した高速走行試験を開始。目標は270km/h
113系は110km/h試験 10/7
東京南局は東海道本線品川〜新川崎〜大船間で113系6両編成を使用した110km/h走行試験を開始
名古屋鉄道運賃改訂 10/9
東横浜駅跡地で「インポート・バザール横浜」開催 10/9
東京南局は昭和54年10月廃止の東横浜駅跡地を、13日まで開催の同バザールに貸付。
国鉄19万5、000人体制へ 10/9
国鉄は分割・民営移行が計画されている昭和62年4月までに、28万1、500人の現在要員(仕事量に対して必要とされる人数)を86,000人減員する大合理化案を関係労組に提示。
西武が2年ぶり優勝 10/9
ブロ野球パ・リーグは西武ライオンズが近鉄を6−3で破り、優勝。
名鉄小牧線 明治村口駅を羽黒駅と改称
10/9
政府、国鉄の6分割・民営化を中心とする「国鉄改革のための基本方針」を決定。
10/11
政府は国鉄改革関係閣僚会議で、国鉄改革の基本方針を正式に決定した。再建監理委の7月答申に沿って国鉄の全国6分割、民営化、人員合理化を行ない、関連法案は次期通常国会へ提出する。新体制移行時期は昭和62年4月1日目標。
東海道本線西岐阜駅起工 10/12
国鉄は東海道本線岐阜〜穂積間に、建設費全額地元負担で新設する西岐阜駅の起工式を挙行。
国鉄夕張駅移転 10/13
夕張駅が旧訳より1.3km鹿ノ谷寄りへ移転、石勝線支線・新夕張〜夕張間は16.9kmとなった。
大宮工場でEF5893号機を使用した運転体験会を実施
10/13
第113回鉄道記念日 10/14
国鉄は鉄道開通113周年を記念し各地で記念式典や施設の一般公開を実施
10/14
秋田局洋風気動車運行開始 10/14
桐生駅付近高架化完成 10/16
「国鉄は昭和51年着工の両毛線桐生駅付近2.84km高架工事完成に伴い、本日始発から使用を開始。完成記念式典挙行
阪神タイガース21年ぶり優勝 10/16
ブロ野球セ・リーグは阪神タイガースがヤクルトと引き分けた結果、優勝。日本シリーズは電鉄、猛獣同士の対決となる。
925形270km/h記録 10/17
国鉄は7日から実施中の925形高速走行試験で、営業線走行としては最高の275km/hを記録。
内山線軌条締結式 10/18
鉄道公団大阪支社は61年春の開業に向け建設中の内山線軌条締結式を現地で挙行
松前線対策協議会再開 10/18
同線協議会は昭和59年度輸送実績が基準を下回ったため、第4回目の会議を開催、会議中断は解除。
西日本鉄道北九州線門司〜砂津間11.6km、戸畑線大門〜戸畑間5.5km、枝光線中央町〜雪町間4.8km運輸営業廃止
10/19
京成電鉄ダイヤ改正 10/19
東北新幹線で272km/h東北新幹線。10/21
仙台〜一ノ関間で行なった速度向上試験で、17日夜に記録した270km/hを上まわる272km/hの営業線区上での世界最高速度を霊己録した。フランス国鉄のTGVは、最高270km/hで営業運転中。
鷹角線工事再開 10/23
鉄道公団は秋田内陸縦貫鉄道が運営する、鷹角線工事凍結区間に着工。
近鉄が東大阪生駒電鉄の吸収合併を決定
10/23
和歌山ターミナルビル起工 10/24
和歌山県最大の商業ビルとなる、国鉄出資の同ビル起工式が挙行。
甘木線最終協議会 10/26
第 11 回 協議会において代替輸送 業者
は甘木鉄道株式会社、転換日は昭和61年4月1日開業などを正式決定、対策協議会を終了。
十和田観光電鉄 【改キロ】ひがし野団地〜十和田市(-0.3km)
10/28
中央本線富士見〜青柳間に「すずらんの里」駅開業
10/31
「カートレイン」再運行 10/31
東京南局はこんか好評だった汐留〜東小倉間の「カートレイン」を、11月3日までの4日間再運行。
関山駅のスイッチバック廃止 10/
信越本線開山駅は妙高高原寄り1.6kmへ移転し、スイッチバックが消えた。
国鉄名古屋地区の特定運賃値上げ 11/1
名鉄局は名古屋鉄道の運賃改定に対応し、国鉄の方が安くなった名古屋〜岐阜間など3区間の特定運賃を、名古屋鉄道と同額に改訂。
私鉄5社運賃値上げ 11/1
伊豆箱根鉄道は平均8.3%、静岡鉄道は平均10.15%、北陸鉄道は平均11.35%、川越能鉄道は平均7.85%、伊予鉄道は平均10.2%の運賃値上げを実施。
南海電気鉄道特急1000系「サザン」運行開始。
11/1
石勝線 夕張〜旧夕張間の旅客営業開始 11/1
蒲田駅東急乗換え改札業務、東急から国鉄へ移管
11/1
吹田機関区DD13操縦体験会
11/2
吹田機関区は吹田信号場構内で部外者にDD13の運転を体験させる同会を、本日を皮切に5日間実施。
吹田操車場公開の際のスナップ
撮影 blackcat 60年頃
手宮線さよなら記念列車、”さよなら手宮線・手宮号”手宮〜幌内間に気動車六両で運転
11/3
クラウス17号走る 11/4
「クラウス17号を走らせる会」は遠野市内の伝承園に保存していた独製クラウス17号を整備、遠野駅構内の非営業線路で試走会を実施。
手宮線【路線廃止】全線 南小樽〜手宮間廃止
11/5
国鉄は同区間2.8kmの運輸営業を本日から廃止、これに先立ち3日と4日には記念列車も運行。
国鉄明知線廃止 11/6
明知鉄道明知線 恵那〜明智間(25.1km)開業。町名に合わせ明知駅を明智駅に改称
急行「まりも」2段寝台化。 11/7
東京貨物ターミナル〜下関間でチサ9000形ピギーバックの試験輸送開始
11/7
福井鉄道 6.3%の運賃値上げを申請
11/8
広島鉄道管理局車両フェスティバル 11/10
同局は広島車両所と広島運転所で、クモハ73運転体験会や部品即売会などを開催。
横浜地下鉄 18.6%の運賃値上げ認可
11/12
岡山局の欧風客車”ゆうゆうサロン岡山”岡山〜糸崎間で試乗会
11/14
湖西線で381系使用の高速走行試験開始。 11/14
東武鉄道6050系営業運行開始。 11/15
国鉄明知線運輸営業終了。 11/15→11/16明知鉄道開業
明知線恵那〜明知間廃止。 11/14 明知鉄道恵那〜明智間開業
11/16
琴電春闘労使合意 11/16
高松琴平電気鉄道は自動車部門の分離を巡って対立していた労使が合意、始発から実施のストライキを8:00に中止。
岡鉄局欧風客車営業開始 11/16
同局は団体向に12系客車6両編成を改造した「ゆうゆうサロン岡山」の営業運行を開始。
水戸鉄道管理局でDE10操縦体験会 11/16
同局はいわき貨物信号所構内で中学生以上を対象としたDE10操縦体験会を、本日から12月15日までの土休日に開催。
阪急電鉄神戸線と京都線で10両運行開始。
11/18
22回目の鉄道電化の日 11/19
東武鉄道野田線ダイヤ改正。 11/19
東武野田線 増尾〜逆井間複線化 11/19
速度試験で東北新幹線271km/hを記録 11/20
有田鉄道24.9%の運賃値上げ申請
11/21
第三セクター鉄道等協議会発足
11/21
国鉄地交線を引き継ぐ第三セクター会社が協力体制をとる新組織として同会が発足、岩手県で創立総会を開催。
中山駅ビル開業 11/22
国鉄が51%出資の東京西開発が管理運営する中山駅ビルが、横浜線内では初の駅ビルとして開業。
キニ改造和式車登場 11/23
四国総局はキニ285の車内に床板と絨毯(じゅうたん)を敷き簡易和式車に改造、団体列車「四国一周号」に初使用。
新鶴見機関区DD13操縦体験会 11/23
新鶴見機関区は新鶴見信号場構内で中学生以上を対象としたDD13操縦体験会を、本日と24日の両
日開催。
呉線全通50周年記念、沿線で記念行事 11/24
内子線バス代行 11/25
四国総局は61年3月3日に開通する内山線開業準備のため、内子線列車のバス代行輸送を開始。
内子線
新谷〜五十崎間(喜多山〜五十崎間の一部を除く)で重軌条化・路盤強化及び曲線緩和工事に着手。
国鉄61年3月3日実施のダイヤ改正内容発表 11/26
381系179.5km記録 11/26
14日から湖西線で実施している国鉄の走行試験で、同系が在来線車両としては最高の179.5kmを記録。
京葉線 西船橋〜千葉間の監査スタート 11/27
来年3月3日ダイヤ改正の概要を発表 11/27
深名線一時不通 11/27
北海道北部に降った雪のため、深名線深川〜幌加内間が午前中不通。
二俣線利用客増 11/27
同線協議会は5月から7月にかけて運行した臨時列車増発により、僅かながら利用客が増加したと報告。
千葉動労スト突入
11/28
千葉動労は国鉄分割民営化反対を謳い、12:00から24時間ストライキに突入 →関連s61/
近鉄ダイヤ変更 11/28
近畿日本鉄道は10両編成運行により輸送カ増強を図ったダイヤ変更を実施
近畿日本鉄道 急行の停車駅に石切駅を追加
神戸新交通新路線の免許申請 11/28
同社は国鉄住吉駅から神戸港に造成中の人工島に至る「六甲アイランド線」の免許と特許を、運輸省と建設省に申請。
運輸大臣に、三塚 博氏が就任 11/28
第二次中曽根内閣の発足で運輸大臣に、自民党きっての政策通である三塚 博氏(58歳)が就任、運輸政務次官・衆議院運輸委員会理事などを歴任
第二次地交線4線の協議会開催要請 11/29
釧路鉄道管理局と旭川鉄道管理局は標津、池北、天北、名寄各線協議会の早期開催を各自治体に要請。
国労、国鉄との雇用安定協約拒否
11/30
国鉄最大の労組国労(18万6000人)に対し、「余剰人員対策に対する姿勢が非協力的」として,この日に期限切れとなる雇用安定協約を再締結しないと通告。
この協約では「合理化に際し,本人の意思に反した免職、降格は行わないと規定しているものである。
国労は、拡大中央委員会の運動方針として「3無い運動(行かない(出向)、休まない(退職前提休職)、辞めない(希望退職)」中止を決めたが、主要地本に協力体制が見られないと断じたもの。当局は当日,動労(3万4000人)・鉄労(3万1000人)・全施労(1950人)とは再締結の調印をした。
湘南貨物駅営業終了 11/30
東京南局は貨物取扱量が落ち込んだ同駅の営業を本日限りで終了、明日付け(12/1)付けで廃止。
新京成ダイヤ改正 11/30
新京成電鉄は輸送力増強を中心とするダイヤ改正を実施。
関西本線「平城山」駅開業 12/1
岡鉄局管内10駅無人化 12/1
国鉄は赤穂線・西片上、津山線・引削、同亀甲、芸備線・備後西城、同塩町、福塩線・戸手、同備後三川、同甲奴、同吉舎、同三良坂各駅の駅員配置を廃止
常磐線荒州新橋梁使用開始 12/1
国鉄は鉄道橋梁では初の鋼管矢板井筒工法で施工した常盤線荒川新橋梁が完成したため、下り線の使用を開始。またこれに伴い工事中だった北千住駅新設ホームも便用開始。
関西本線 平城山駅開業 12/1
名鉄三河線豊田市付近3.4km高架化。
12/1
遠州鉄道新浜松〜助信問2.6km高架化。 12/1
第一通り駅新設。遠鉄浜松駅を遠州病院前駅に、遠州八幡駅を八幡駅に、遠州助信駅を助信駅に改称。新浜松〜西鹿島間の所要時間を40分から36分に短縮。新浜松〜遠州馬込〜助信間が廃止され遠州馬込駅でのスイッチバック運転解消
横浜市地下鉄運賃改訂 12/1
横浜市交通局は初乗を120円から140円とするなど、4年ぶりに地下鉄運賃を値上げ。
運輸省、「新しい貨物鉄道会社の基本構想」を監理委員会に説明
12/2
東北新幹線延長工事認可申請 12/4
国鉄は東北新幹線盛岡以北の工事実施計画の認可を運輸相に申請。沼宮内・北福岡・八戸・七戸(仮称)・新青森の5駅を設け,路線延長178km。66%がトンネルで八甲田トンネル(26.5km)、岩手トンネル(25.8km)は上越新幹線の大清水トンネルを抜き地上トンネルでは世界1・2位の長さとなる。財源問題などで着工時期は未定
京葉線に試験車入線 12/4
国鉄は3月3日開業予定の京葉線西船橋〜千葉港間に試験列車を入線させ、建築限界などを測定。
11/29ゲリラに国鉄職員関与 12/4
この日までに逮捕された46人中の国労組合員2人、公務員4人が含まれていたことが判明
高千穂線の協議凍結 12/4
第2次廃止対象高千穂線協議会は、60年9月までの輸送実績が廃止基準を超えたため、第1回会議に続き半年間の会議中断を決定。
山陽新幹線で防護装置発見 12/5
未明の線路点検で、小倉〜博多間のバラストの中にATCの誤作動を狙ったIC回路入りのブラスチックケースが発見されたため、過激派による列車妨害とみて各方面と協力し捜査を開始。
その後も山陽新幹線の3ヵ所で同じ装置が見つかり、11/29の過激派による一連の仕業と見られる。
1個は当日に作動したが,被害は無かった。
京葉線全面着工 12/7
国鉄は63年春開業予定の都心ルートで、最後まで残っていた中央区内の工事に着手
大垣駅新駅舎使用開始 12/7
国鉄は駅ビル方式で改築中だった大垣駅新駅舎の使用を閲始。
米鉄局で運転体験会 12/8
米鉄局は境港駅で小中学生を対象としたDE10形運転体験会を開催。
国鉄改革ポスター作戦PARTI実施 12/9
当局の「民営・分割で元気になります」のポスター、囲会で問題に
12/9
新幹線今冬初の運転規制 12/10
国鉄は岐草県と滋賀県下に降った雪のため、東海道新幹線で今冬初の運転規制を実施。
真岡線の協議も凍結 12/10
第2次廃止対象真岡線協議会は、59年度下期と60年度上期の輪送密度が廃止基準を超えたため、前回に引き続き半年間の会議中断を決定。
日豊本線重岡駅駅員無配置化。12/10
当局、転出先に関する「進路アンケート」を全職場で実施する旨発表
12/11
東武伊勢崎線草加駅付近3.5kmの下り線高架化。12/11
阪和線鳳駅改築使用開始 12/12
国鉄が4億8000万円無駄使い 12/12
会計検査院が59年度報告を発表。洗車の水使用量払い過ぎなど。
政府が3万人受入を閣議決定 12/13
国鉄再建のカギをにぎる,余剰人員対策の基本方針として、61年度から65年度(平成2年度)当初までに国・特殊法人・地方公共団体の公共機関が3万人を目標に国鉄職員を受入れるよう、政府全体が一丸となって取り組むことに。
概要
国や自治体などの公的機関への採用については、八六年度は各機関の採用予定者の10%、新形態移行後の87年度から90年度までは10%以上を採用するものとし、公的機関では三万人を目標とした。
「京の冬の旅」キャンベーン開始 12/14
国鉄は京都市観光協会と共同で、7回日となった冬の京都観光誘致宜伝活動を開始。
今治駅高架化工事着手 12/14
大阪工事局は63年度完成予定の、今治駅付近2.6kmの高架化工事に着手
福井鉄道運賃改訂 12/14
福井鉄道は平均6.3%値上げとなる旅客運賃の改訂を実施。
西日暮里と市ケ谷で駅業務移管 12/15
東京北局と東京西局は余剰人員活用のため、西日暮里駅と市ケ谷駅地下鉄乗換口の出改札業務を営団から移管。
予講新線に試験車入線 12/6
国鉄は3月3目開業予定の、予讃本線向井原〜内子間の新線に、試験列車を入線させ建築限界などを測定。
奥羽本線新青森駅起工式 12/16
国鉄は将来東北新幹線併用となる計画の新青森駅工事を、奥羽本線津軽新城〜青森間で起工。
新近郊形直流電車211系落成。
北陸などに雪害 12/17
石川・福井地方の大雪で、6:50分、石川県加賀市の北陸本線・牛の谷〜大聖寺間で、沼垂発福岡ターミナルゆきコンテナ列車(22両編成)に倒れた杉の木がぶつかり、パンタグラフ破損で立往生、ダイヤが混乱し、〈雷鳥〉など18本が運休、最高17時間の遅れ。東海道・山陽新幹線や。山陽本線も影響
盲人事故で和解 12/17
48年2月、東京山手線高田馬場駅ホームから転落、電車とホームの間に挟まれて死亡した盲人事故をめぐる東京高裁民事第9部の控訴審で和解が成立、国鉄は遺族に1431万円を支払うとともに、視覚障害者への安全努力するというもの。昭和54年の東京地裁判決で敗訴した国鉄が不服として控訴していたもの。
北九州モノレール乗客数1000万人突破 12/17
60年1月9目開業した北九州高速鉄道のモノレール小倉線乗客が、予想の2倍近くかかって1000万人を突破。
高森線と甘木線の施設譲渡認定 12/19
運輸省(現・国土交通省)は4月から高森線を引き継ぐ南阿蘇鉄道と、引き継ぐ甘木鉄道に、国鉄の施設を無償譲渡することを認定。
東海道本線六合駅着工 12/19
国鉄は東藤枝〜島田間に、工事費地元負担で新設する六合駅の建設工事を開始。
国労の、分割・民営化反対署名運動の署名数331万8,348人に。
12/19
年金改正4法案が成立 12/20
共済年金改正4法案が一部修正の上参院本会議で可決・衆院に回付されて成立し、国鉄共済年金救済の道が一歩開かれた.61年4月から,前国会で成立している改正国民年金法と合わせ、新しい年金制度が発足する。
上野から東京ディズニーランド直通バス運転開始
12/20
主要駅に”国鉄郵便局”設置へ。 12/20
佐藤郵政相と山下運輸相は、国鉄余剰人員対策の一環として郵便の窓口業務を国鉄の駅に委託することで合意。
62年4月実施を目標に,約2000駅でまず郵便業務を行い、将来は貯金業務に広げる方針・・・・実際には開設していません。
新尾道駅起工 12/21
国鉄は山陽新幹線福山〜三原間に建設する尾道新駅の起工式を挙行
信楽線会議中断 12/21
第1次廃止対象信楽線協議会は、59年・60年度上期の輸送密度が廃止基準を超えたため、前回に引き続き半年間の会議中断を決定。
「アルファ・コンチネンタル・工クスプレス」営業運行開始
12/24
大糸線に臨時乗降場設置 12/24
長鉄局は大糸線・簗場〜南神城間に臨時乗降場ヤナバスキー場前を開設、3月31日までの予定で営業開始。
上信電鉄ATS使用開始 12/24
上信電鉄は関東運輸局の業務命令により設置したATS装置の使用を開始
北陸新幹線工事認可申請 12/25
鉄道建設公団は、途中に11駅を建設するなどとした、北陸新幹線 高崎〜小松間372kmの工事実施を運輸省に認可申請
国鉄から150人採用 12/25
運輸省は61年度新規採用に、国鉄余剰職員150人を含めることを決定。
北海道新幹線調査開始 12/26
鉄道建設公団は北海道整備新幹線の、木吉内〜函館間で地質調査を開始
浅草橋放火の2職員を懲戒免 12/26
国鉄は11月29日、浅草橋駅焼打事件に参加した2職員に、懲戒免職
新運輸大臣に三塚氏 12/28
中曾根首相は、第二次改造内閣を発足、国鉄改革を最重要課題とする運輸大臣に三塚博氏を起用。
政府「国鉄余剰人員雇用対策の基本方針について」閣議決定
12/31
紀勢本線朝来駅貨物取扱廃止 12/31
天鉄局は接続する住友セメント専用線が自動車輸送に、切り換えられたため、朝来駅の貨物取扱を廃止。