昭和21年前半編

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鉄道ニュース

近江鉄道 新八日市〜八日市間開業。近江八幡〜新八日市間電化 1/1

鉄道運賃値上げ 1/9

石炭事情の好転により東海道・山陽本線を中心に14本の旅客列車復活,貨物列車増発1/11

御殿場線 大岡駅開業 1/15

鉄道博物館を運輸省から日本交通公社に移管し交通文化博物館と改称

国鉄労働組合総連合会結成。組合員数50万8656人、国鉄従業員の96%を占有 1/27

連合軍専用列車東京〜門司間1005・1006列車 “Amed Limlted”運転開始 1/31
東海道本線・山陽本線の東京駅〜門司駅間で、連合軍専用列車「Allied Limited」(1005・1006列車)の運転が開始された。下りは東京を夜に出発し、関西圏を翌朝通り、そして門司にはまた夜に到着するダイヤで、一部車両は門司駅から普通列車に併結されて佐世保駅まで足を伸ばした。なお上り列車は門司を朝に出発するが、佐世保発の車両は門司駅に深夜に到着してそこで一泊し、翌朝の列車に併結していた

通勤列車を中心に運転休止列車の一部復活 2/1

札鉄・名鉄で定期券登録制実施 2/1→3/1全国実施→24年5月廃止

相模相模鉄道 鉄道 海老名駅から東急小田原線本厚木駅までの直通運転再開 2/1

西武 武蔵野線 保谷〜田無町間複線化 2/14

京阪神急行電鉄 中宮駅、星ヶ丘駅、郡津駅営業再開 宇治線 御陵前駅営業再開 2/15

上野駅〜青森駅(東北本線・福島駅経由)間に連合軍専用列車1101・1102列車を設定。
  下り列車は上野を朝発車、上り列車は上野に夜到着であったが両列車とも青森の発着時刻は深夜となった。また客車の一部を連合軍専用の青函連絡船に積み込み、函館から日本人が乗る列車にその客車を併結して札幌駅まで運行した。 

旅客列車の第2次復活実施。20年11月の列車運行程度に復す。以下逐次復活 2/25

京阪神急行電鉄 東向日町〜桂間に物集女(もずめ)駅開業 2/27

鉄道客貨運賃値上げ実施(旅客約1.5倍,貨物運賃3倍) 3/1(今年2度目に運賃値上げ)

乗車券自由発売 3/1

石北線【駅名改称】下生田原→安国 上生田原→生田原 3/1

根室本線【信号場→駅】東鹿越  3/1

房総西線 【駅名改称】 安房北条→館山 3/1

相模鉄道 柏ヶ谷駅開業 3/1

名岐鉄道広見線の犬山口〜東犬山〜富岡前間廃止に伴い、乗換駅である羽黒〜犬山間の東犬山駅廃止 3/1

日本鉱業の専用線として開業 3/11

連合軍専用列車東京〜博多間1001・1002列車“DixieUmlted”運転開始 3/13

 連合軍専用列車「Allied Limited」が東京を夜出発するのに対して、この「Dixie Limited」は朝出発するダイヤとされた。この列車にも佐世保行きの車両が連結され、普通列車に博多〜佐世保間で併結された。なお後には、運行区間自体を佐世保駅まで延長した

国労結成 3/15

中央本線 鳥居松駅を春日井駅に改称 3/15

米第8軍は、発疹チフス予防のため神奈川県衛生課員を指導、横浜駅と桜木町駅でDDTの散布 3/15

近畿日本鉄道伊賀線 伊賀神戸〜西名張間が営業再開 3/15

中国・四国地方を管理していたBCOF(イギリス連邦<イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・インド>軍)の総司令部が広島県呉市にあった関係で、連合軍専用列車「Allied Limited」・「Dixie Limited」はそれまでの山陽本線経由から呉線経由に、三原駅〜海田市駅間の運転経路を改める 3/25

川俣線、レール復元営業再開 4/1(20)→関連 47/5/1418/9/1

函館本線【駅新設】石谷 4/1

室蘭本線【信号場→駅】古山、栗丘 4/1

釜石東線【駅新設】中妻(操車場)4/1

相模鉄道 柏ヶ谷駅を大塚本町駅に改称 4/1

銚子鉄道 電気運転を再開 4/4

阪神急行電鉄 千里山厚生園駅を千里山遊園駅に改称 4/7

川俣線【営業再開】松川〜岩代飯野(6.3km) 【駅営業再開】岩代飯野 4/20

長野原線岩島〜長野原間旅客営業(11.9km) 開始 4/20
岩島〜長野原駅新設郷原、川原湯 貨物駅→一般駅長野原 

北陸鉄道浅野川線 三ツ屋駅を吊橋駅に改称 4/21

連合軍専用列車上野〜札幌間(上野〜青森間(常磐線経由)・函館〜札幌駅(函館本線・小樽駅経由)1201・1202列車“Yankie Limted”運転開始 4/22
  青森駅〜函館駅間で、1101・1102列車に代わって青函連絡船での客車航送を行う列車となり、しばらく後に連合軍専用列車「Yankee Limited」と呼ばれるようになった。また同日、下り火曜日・上り月曜日発で、東京駅〜京都駅間に休暇軍人用の列車である連合軍専用列車「Rest Camptrain」(1007・1008列車)が設定

相模線 社家駅〜厚木駅間に山王原信号場開設 4/25

大島航路大畠〜小松港間航路開設 4/25

仁堀航路仁方〜堀江問航路開設 5/1

根室本線【駅名改称】下芦別→芦別、奔茂尻→滝里  5/1

青梅線【複線化】中神〜拝島 5/15

上級乗換承認、乗越3倍追徴を廃止

深名線【仮乗降場新設】上多度志 6/1

飯山線【仮乗降場新設】信濃白鳥 6/1

中央東線 立川〜多摩川信号場〜多摩川原間貨物支線休止。多摩川信号場休止 6/1

名古屋鉄道瀬戸線 廿軒家駅を守山町駅に改称 6/1

筑肥線【駅新設】佐里(2代) 6/1

大湊線【駅新設】有畑 6/10

鹿児島本線 【信号場開設】雑餉隈(現在の南福岡)〜水城間に春日信号場 6/10

阪神急行電鉄 大学前駅営業再開 6/25

鉄道会議官制改正 6/?

門司港一鹿児島間臨時急行1011・1012列車(所要9時間20分)設定(8月18日博多まで1・4列車に併結,11・12列車とする) 6/20 

  新製機関車  電車・客車 貨車
  EF58 戦災復旧車  
私鉄車両 京成モハ220 京王帝都(東急)デハ1700形(当時は東急)  
鉄道関連事件、事故 20余名重軽傷、奈良電追突 1/3
午後6時8分、奈良電 三条発西大寺行1103列車が京阪神四条駅構内で折から停車中の三条発大阪行3両連結の電車に追突、重傷3名、軽傷20余名。

高山線列車脱線事故 1/10
9時21分、高山本線・焼石〜久々野信号場間の益田川第4鉄橋上で303レが進行中2・3両目の客車が脱線して川に転落。43人死亡、56(58)人ケガ。車輪・レール共に疲労していたことが原因。詳細は不明

富士山麓電鉄(現富士急)で衝突 1/13
山梨県の富士山麓電気鉄道大月〜田野倉間トンネル入口で、大月発と田野倉発の電車がタブレット取り出しを誤り正面衡突して大破。死者26,重軽傷82。

東武鉄道日光線下小代駅で脱線 1/21
東武鉄道日光線の栃木県下小代駅構内で制動装置故障のため列車脱線。死者7,重軽傷73

小田急小田原線いたずらで暴走 1/28

小田急電鉄小田原線大泰野〜渋沢間(神奈川県)で乗客の車内機器いたずらにより鶴巻駅まで無停車で暴走,構内で待避線に突っ込み脱練転覆,死著30,重軽傷165。
 注:この件に関しては以下のような見解もあり詳細を確認する予定
 大泰野〜渋沢間(神奈川県)で故障の為停車。運転士は再三操作したが起動しないため、下車して床下機器を点検中、上り勾配のため逆走して大泰野、大根駅を通過、鶴巻駅手前で小田原より車両が脱線して駅ホームに激突、転覆
 原因は、点検中に制動管のエアが漏れて制動が緩んだことが原因・・・となっており、上記の記事と大きく矛盾している。

京阪神急行(現・阪急)で追突事故、100余名重軽傷 1/30
午後6時50分、京阪神急行宝塚線 三国駅構内で梅田発池田行3両連結の電車が停車中、後続の梅田発宝塚行3両連結が追突、満員の乗客中約100名が重軽傷者。

燃える市電堀川へ落ちる。 2/8
午後10時半頃、京都市上京区中立売下ル市電堀川手前約10mの地点で、京都市電北野線北野発京都行第123号電車が乗客70名を満載してさしかかった際、車体後部から発火、ブレーキが効かないまま堀川橋へ突進、約7m下の堀川へ転落し車体を大破。
死者16名(うち連合軍2名)重傷17名(うち同7名)軽傷18名(うち同2名)を出す京都市電開設以来の大事故。

 
留萌線で豪雪のため脱線 3/14
19時05分頃、留萌線 礼受〜舎熊間で混合13レ(5両編成)が、豪雪のため立ち往生。機関車を切り離して除雪後、改めて出発しようとすると非常ブレーキがかかり、調べたところ最後部車両が川に転落。死者17,重軽傷67。
 原因は、停車中に床下に吹き込んだ雪に客車が乗り上げたため。

室蘭本線内トンネル内で衝突 3/31
室蘭本線静狩〜小幌間第2静狩トンネル内で信号掛かりの誤認から、下り列車と上り臨時貨物列車が正面衝突。死者4、重軽傷52

近鉄奈良線で電車火災 4/16
近畿日本鉄道奈良線の生駒〜孔舎衙坂間トンネル内で抵抗器過熱から発火 死者28 重軽傷64

東北本線で電車衝突 4/22
東北本線の東京上中里〜田端間で停車中の電車に、後続の電車が追突して大破。死者4、重軽傷114

東海道線の列車追突事故 5/8
2時頃、東海道線(複線・自動閉塞式)国府津駅構内で、停車中の下り列車176貨物列車に((EF10形式電気機関車+貨車61両編成)に、下り第3801列車(EF57形式電気機関車+客車9両)が追突し、第3801列車電気機関車と貨車9両が脱線転覆、1人が死亡、78人が負傷
 原因は3801列車機関士の居眠り
 なお、同種の事故の頻発により、連合軍総司令部(GHQ)から事故防止の特別指示が出された。→安全の綱領参照

中央線の電車から乗客転落 6/4
中央線(複線・自動閉塞式)大久保〜東中野間で、上り第800B電車(6両編成)の4両目の中央ドアが満員の乗客の圧力で破損して外れ、乗客の3人が神田川に転落して死亡、この事故からドアの鋼製化が進められた。

地下鉄発火 6/14
午前7時20分頃、大阪地下鉄御堂筋線、天王寺発梅田行電車が発車間もなく、コレクターシューから発火、乗客は進行中の窓ガラスを破って線路上にとび降り50数名の乗客が擦過、打撲傷。

京浜東北線でも電車から乗客転落 6/15
鶴見〜新子安間京浜東北線桜木町行き電車最後部のドアが外れ、乗客2名が車外に転落

東海道本線二の宮付近で追突 6/18
神奈川県大磯〜二宮間で停車中の名古屋行き列車に後続の広島行き復員列車が,信号不確認のため追突。死者9,重軽傷41

京阪で追突事故 6/29
午後9時10分頃、京阪神急行旧京阪線(現・京阪電鉄)天満橋発守口行電車が故
障のため関目駅西方で停車中、天満橋発京都行電車が追突、重傷4名と軽傷26名。

世相 天皇、勅書で、現人神にあらずと自らの神格を否定 1/1
元巡洋艦酒匂(さかに)、ニューギニアのウエワクで復員軍人・一般邦人を収容するため佐世保を出港 1/2
元フィリピン島方面陸軍最高指揮官本間雅晴に対する軍事裁判マニラで開廷 1/3
GHQ,軍国主義者の公職迫放指令、超国家家主義団体27にも解散指令 1/4
社会党は4日の公職追放令に関連し、幣原内閣に「事態処理能力なし」として退陣声明を発表 1/5
幣原内閣は、公職追放令に関する閣僚に退陣を求め、内閣改造で乗切る方針を決定 1/6
憲法問題調査委員会、本年初の会合で憲法改正に関する松本試案を検討 1/9
GHQ、過大都市の招来を防ぐため疎開者に足止め令。疎開復帰の制限・禁止の具体策を政府に指令 1/10
GHQ、選挙に関する覚書。3月15日以後の総選挙実施を許可。公正な選挙実施措置をとることを指令 1/12

共産党と野坂参三、「天皇の政治権力を剥奪、皇統の存廃は国民の判断に待つ」等の共同声明を発表 1/14
NHKラジオで、「復員だより」放送開始 1/15(22年2月11日まで) 
GHQ、日本警察官の武装に関する覚書(警察官の拳銃携帯を制限付で許可、射殺権も容認) 1/16
GHQ、戦争犯罪人容疑者111名の逮捕令に関する覚書 1/17

社会党は常任委員会で憲法改正委員会の設置を決め、委員に高野岩三郎、片山哲ら10名を選出 1/18
名古屋で南朝の末裔を自称する熊沢天皇(熊沢寛道)、「スターズ・アンド・ストライプス」で紹介される 1/18
GHQ、第一次指定賠償施設として約400の軍需工場をGHQの管理下におく覚書を発表 1/20
自由党、憲法改正要綱を発表。天皇は統治権の総覧者と規定 1/21
新興宗教璽宇教教祖璽光尊と幹部元双葉山ら食料管理法違反で逮捕 1/21
鉄道博物館を運輸省から日本交通公社に移管,交通文北博物館と改称 1/25
GHQ、奄美大島含む琉球列島、小笠原群島への行政権を停止 1/29
マッカーサーが2/1ゼネスト中止を命令 1/31
全国的に隔日停電実施 1月

組合による工場生産管理違法と大審院 2/1
ニューギニア・ラバウル方面の引揚げ第一船として氷川丸が浦賀を出港(陸海軍将兵2500名収容) 2/2
マッカーサー元帥、GHQ民生局に日本国憲法のGHQ草案を作成することを指示 2/3
自由党鳩山総裁は、同党緊急全体会議で「天皇制を維持して行動せよ」と挨拶 2/4
出版従業員組合、東京本郷元町の日本出版協会で第1回大会を開催 2/5
GHQ、マッカーサー元帥の裁定により山下奉文(やましたともゆき)の死刑確定を発表 2/7
三菱美唄炭坑争議、生産管理に入る。(請負制全廃、諸手当の本賃金組み入れ) 2/8
政府、閣議で公職追放令該当者の範囲を発表 2/9
GHQ、小麦粉1000tの引渡しに関する覚書を発する。 2/11
GHQ、金・銀・貴金属・宝石類を日銀支店から第8軍に引き渡す覚書 2/12
GHQ、憲法改正案(松本試案)を拒否し、GHQ草案を日本政府に手交 2/13
GHQ、民間情報局スポークスマン、3月4日に初めてラジオを使って選挙の政権発表を行うと発表 2/15

金融緊急措置令公布,新円切換え 2/17
GHQ、文部省の中等学校教科書の認定権を廃止し、今後各学校の自由とする。 2/18
天皇巡幸開始 2/19
GHQ、刑事裁判件行使に関する覚書 2/19
警視庁、婦人警官の募集を開始 2/21
GHQ指令に基づき、総選挙施行区域から伊豆七島、北緯30度以南の島は除外と勅令で公布 2/22
社会党(現・社民党)、憲法問題特別委員会の憲法改正案の要綱を発表、天皇の統治権を大幅に制限 2/23
共産党第5回大会、平和的手段による「平和革命方式を採択 2/24
新円と旧円の交換開始 2/25
台湾で反国府暴動 2/28

労働組合法施行、中央労働委員会、各地方労働委員会、各地方労働委員会が発足 3/1
金融緊急措置令、日本銀行預入令により新円による生活始まる 3/3
物価統制令(勅令)公布施行 3/3 (中野文庫HPを参照しています。)
憲法懇談会(尾崎行雄ら)日本の主権は天皇を首長とする国民全体に淵源、などの憲法草案を政府に提出 3/5
全逓信従業員組合は闘争を打ち切り、1ヶ月に渡る争議が解決 3/5
米供出の警察力発動の訓示、闇取り締まり強化へ 3/5
政府、主権在民・象徴天皇・戦争放棄を決定する憲法改正政府草案を発表 3/6
政府、憲法改正、政府草案を発表 3/7
中央労働委員会、労働組合の資格基準を決定 3/8
都会地転入抑制緊急措置令(勅令)公布。5月末まで1都24市(人口10万人以上)への転入禁止 3/9
土地改革の不完全をGHQが指摘。小作改善条件が必要と担当官ラジェンスキーが記者会見で表明 3/11
東京都22区に 3/15
GHQ、の指示により婦人民主倶楽部主催の婦人民主大会開催 3/16
GHQ、日本占領報告を発表。多党化は民主化過程進行の様相とみるなど。 3/18

日本交通公社、東京駅に地下道ホテル開業。 3/20
元第一四軍司令官本間雅晴の死刑をマッカーサー元帥承認。西太平洋米陸軍司令官に執行を命令とGHQが発表 3/21
横浜軍事法廷、元小倉俘虜収容所長力武弥市に15年の重禁錮判決。マッカーサー司令部に執行猶予の請願付 3/21
GHQ、資産凍結会社に指定された、理研、中島系39社を発表 3/22
労働争議中の東宝従業員組合が日本劇場の無料公開を行う 3/24
婦人の構内労働廃止に異議を唱える抗婦代表ら芦田厚生大臣に陳情、厚生省玄関前に座り込み 3/26
GHQ、「公娼廃止に関する覚書」を受けてRAA、21ヶ所の占領軍慰安所を全て閉鎖 3/27
政府、預金封鎖を強化、世帯主の払戻し額は月300円から100円とすることを決定 3/29
GHQ、米国から非常用の小麦とこめ2万5000トンを積載した船が横浜・神戸・小樽に到着と発表 3/30
衆議院選挙法改正公布 (中選挙区・単記制) 3/31
教育基本法・学校教育法公布 3/31
第一回農地買収実施 3/31
貴族院停会 3/31

国連安保理、旧日本委任統治領の米国単独統治協定案可決 4/2
本間雅晴元中将、マニラで銃殺刑執行。正規の軍服を着用し死に臨む 4/3
第一回知事、市区町村長選挙(統一地方選) 4/5
「満州」からの最初の集団引揚者209名、こがね丸で釜山から博多に入港 4/6
労働基準法公布 4/7
GHQ、在庫絹織物、小売商の手持ち品の販売を許可すると発表 4/8
GHQ、10日の総選挙に対して、米軍が投票所・開票所を監視すると発表 4/9

婦人参政権初選挙 4/10
GHQ、輸出用絹布生産のため、5万5千俵の生糸封鎖の解除を指令 4/10
第一回参議院議員選挙、社会47、自由39、民主29、国民共同10、共産4、無所属108(後緑風会92)など。
GHQ,先に禁止した日本製ペニシリンの販売を、森永製菓と萬有製薬に限り許可 4/11
GHQ、食糧生産課長、「米より収穫の多い芋を主食にせよと記者団に語る。」 4/12

巣鴨拘置所に拘置中の梨本宮守正王ら、国際軍事法廷の被告とは認められないとの理由で釈放される。 4/13
総選挙の開票終了、自民党が第一党に 4/14
商工省、ちり紙配給を発表、六大都市1人あたり50枚、その他の都市45枚、農村30枚 4/15
幣原首相、政局安定が先決。憲法改正はあくまで現内閣の手で行うと記者団に語る。 4/16
公職追放細目基準決まる、特高、思想検察関係は奏任官以下に及ぶ 4/17
政府は新憲法に倣い、全官庁の公用文に口語体を採用すると発表、詔勅については別に研究 4/18
持株会社整理委員会令(勅令)公布。財閥解体の対象は、三井・三菱・住友・安田の四財閥 4/20
中野重治、山本有三、羽仁五郎、ら初当選 4/20
第二十三回衆議院議員選挙、社会143、自由131、民主124など
田中角栄、中曽根康弘、吉田茂ら初当選 4/25
厚生省、就業状況調査、失業者数600万1000人と発表 4/26
8球団によるプロ野球のペナントレース開幕 4/27(日本野球連盟HP)
日本映画演劇労働組合が発足 4/28
GHQ、元参謀総長梅津美治郎、元外相重光葵を戦犯容疑者として逮捕する覚書を発する。 4/28
GHQ、国際検事局、東条英機ら28人のA級戦犯容疑者の起訴状発表、極東国際軍事裁判所に回付する。 4/29

経済同友会、創立総会。中堅財界人の横断的組織として発足。 4/30

第17回メーデー、11年ぶりに復活。東京では宮城前に50万人参集、食糧の人民管理などを決議 5/1
外国人登録令公布、天皇最後の勅令 5/2
日本国憲法施行 5/3
極東国際軍事裁判所開廷、 A級戦犯28人出廷 5/3
GHQ鳩山一郎の公職追放を通達 5/4
医学教育審議会、医師のインターン制並びに国家試験の制度を取り決める。 5/6
炭労結成 5/11
GHQ、食糧危機打開のため化学肥料増産施策の指令を実施 5/17
GHQ、経済安定本部に関する覚書、日本政府設置案を承認、存知期間を1年とする 5/17
GHQ、昭和21年度予算に公共事業60億円の計上を指令(失業者救済対策) 5/18

食料メーデー、「朕はたらふく食ってるぞ、ナンジ人民飢えて死ね、御名御璽」のプラカードが不敬罪に。5/19
GHQ、皇室に関する覚書、天皇の直系を除く14宮家の財産上の免税特権等を剥奪 5/21
GHQ、政府に対し、婦人用ヘアネット、漁労用絹糸と絹網、絹糸の放出を許可した旨発表 5/21

第一次吉田内閣成立 5/22
極東委員会、第二次中間賠償計画を決定。造船業、硫酸鉱業、工作機械製造業が対象 5/23
宮内省、秩父宮他15名の皇族、貴族院議員辞職を通達 5/26
GHQ、日本の科学者の研究制限範囲を緩和する旨発表。毎月の報告義務も年2回となる。 5/27
政府、閣議で軍需補償の打切り・生産管理の禁止・労働省の新設などを決定 5/28
政府、臨時建築制限令(勅令)を公布施行。当分の間娯楽機関及び15坪以上の新・増・改築は禁止 5/29
石橋蔵相、全国官公職員労働組合協議会代表者に対し、全官吏に臨時手当を支給すると言明 5/30
早稲田大学、学生自治会の自治権確立要求を承認。学生自治権確立のはじめとなる。 5/31

片山哲内閣成立(社会、民主、国民共同連立)、芦田副総理兼外相、三木武夫逓信相、森戸辰夫文相etc 6/1
極東委員会、天皇制の存否を討議。6/4
マーシャル・プラン発表 6/5
閣議で北海道炭の増産目標とする石炭非常時対策を決定。炭価と賃金の引上げ、食糧の確保など 6/7
日教組結成 6/8
政府から奏請手続きをとっていた憲法改正案は、臨時枢密院本会議で無臭性で可決 6/8
GHQ、警察制度改革に関するバレンタイン調査団の報告書を発表 6/8
GHQ、政府の要請を認可。京浜地区の平均6日分の配給量の小麦粉1万トンなどを放出と発表 6/9
GHQ、「極東国際軍事裁判公判開廷の度に傍聴券60枚を開放する」と発表 6/10

日立の高萩炭鉱の争議は経営協議会設置他6項目の争議団側の要求がとおり全面的に解決 6/11
占領軍の占領目的に有害な行為に対する処罰などに関する勅令公布(占領目的違反取締令) 6/12
第1・第2復員省を廃止、復員庁が発足 6/15
商工省、GHQの指令で化学肥料の緊急増産に関する省令を公布施行 6/19
第90議会開院式挙行、天皇、初めて口語体の開院式勅語を朗読 6/20
マッカーサー元帥、議会での憲法改正討議に関して、憲法採択は日本国民の自由な意思による等の三原則を声明 6/21
GHQ、日本の漁業・捕鯨区域の拡張を許可(いわゆる「マッカーサーライン」の設定) 6/22
GHQは、京浜地区に対する第3回放出食糧として、米・小麦など12000トンを配給する旨発表 6/24

吉田首相、衆議院で改正憲法「第9条自衛権の発動としての戦争も交戦権も放棄したもの」と言明 6/26
三菱鉱業美唄炭坑労働組合、給与問題で会社側と協定が成立。60日間の生産管理を解き争議解決 6/27
衆議院、帝国憲法改正案を審議する憲法委員会を設置。委員長に芦田均、委員72名を選定 6/28
日本共産党、新憲法草案(日本人民共和国憲法)を決定。主権在民、人民共和政体などを主張(当時はコミュンテルンの指導のもと動いていた。) 6/28
前年12月末から禁止されていた地理科授業の再開をGHQが許可。ただし教科書はGHQ許可済みのもの。 6/29
日本弁護士協会結成 6/30

B級ニュース 東京都小石川区の空き地で少年が掘出した爆弾が爆発、3名が死亡、2名が重傷 1/4

 

生活関連

都営トレーラーバス運転開始(東京〜荻窪間) 2/15
電力制限で4日に1日休電 3/6
新学制による小・中学校スタート 4/1
隣組、町内会・部落会廃止 4/1
長良川で五年ぶり鵜飼復活 5/1
パンの切符配給制実施 9/1
トヨタ自動車、トヨペットSA型乗用車生産開始 10月
東京・多摩川畔で集団見合い、以後各地に流行 11/6
第1回共同募金 11/25

 

流行語

不逞の輩/隠匿物質/栄養失調/裏口営業/6・3制/ベビーブーム/ストリップショー/一歩退却二歩前進/集団見合い/土曜婦人/カストリ雑誌/狩り込み/特攻くずれ

 

こんなものが発売 電熱器
スクーター(ラビット)
 
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